2020年02月18日

的確な対応をしていきましょう

新型肺炎、重症者対策が焦点に 8割は軽症
【2/17 20:27 日本経済新聞 電子版】

新型コロナウイルスによる肺炎の人的被害を抑えるには、重症化するリスクの高い人に焦点を当てた対策が焦点となる。国内で感染が広がる一方、大半は軽症で治まっている。リスクの高い高齢者などの感染予防を徹底するとともに、発症した患者を早期に発見して優先的に治療する態勢が求められる。

厚生労働省によると、新型ウイルスによる感染症では発熱や喉の痛みのほか、せきが1週間前後続き、強い倦怠(けんたい)感を訴える人が多く、重症化すると肺炎になる。高齢者、糖尿病や呼吸器疾患などの基礎疾患がある人は重症化リスクが高い。

1人の感染者からうつる人数を世界保健機関(WHO)は1.4〜2.5と見積もるが、フロリダ大や北京微生物流行病研究所などのチームは3.8程度としている。03年に流行した重症急性呼吸器症候群(SARS)は2〜4、09年の新型インフルエンザは1.4〜1.6とされる。

WHOによると、感染者の8割は比較的軽い症状で済み、致死率は世界全体で約2%とされる。現状で感染者を全て把握できているわけでないため実際はもっと低いとみられ、北海道大学の西浦博教授は「0.3〜0.6%」との見方を示す。

高リスクの患者を早く発見する狙いもあり、厚労省はウイルス検査を拡充する。中国とのつながりなどにとらわれず「医師が総合的に判断し、感染を疑う」場合も検査対象とするようにした。

現時点で新型肺炎専用の薬はなく、治療は肺炎などの対症療法となる。エイズ治療薬などを転用して効果が出たとの報告もあり、厚労省は転用薬の投与を臨床試験(治験)と位置づけ、患者の自己負担が生じないよう研究費を支援している。

感染症に詳しい東京医科大の浜田篤郎教授は「厚労省は『風邪の一種』と明言しており、大半の感染者は軽症にとどまる」と強調。重症者の対応に注力するためにも「国は軽症者の行動指針をより明確に示し、国民の不安に答えるべきだ」としている


新型コロナウィルスに怯える日々が続いておりますが、大半の感染者は軽症者にとどまる が救いの情報。感染力は高くとも重篤な患者が少ないのが特徴のようです。こうした科学的な見地に立った対応をもっと明確にする必要があります。


それにしても、昨日の衆議院予算委員会は新型コロナウィルス対策を主眼にした集中審議なの立憲民主党を主にした会派は、無為に審議を止めたり、同じ質問を何回も繰り返したり・・・野党の立場も分からないでもないですが、国会は最高の立法機関であることから、新型コロナウィルス対策に対して議員の立法措置等必要な手段を与野党関係なく動くことが現在求められると思いますが・・・テレビに向かって私こんなに頑張ってますよ〜が目的の議員にしか見えなのは私だけでしょうか。県議会の方がもっとまともな議論をしています。こんなことではいつまでたっても今の野党では政権は取れないのは明白です。
posted by 飯沢ただし at 17:25| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする