🎥 萩生田文部科学大臣の記者会見
萩生田文科大臣のコメント(要旨)
・日本学術会議のマスタープラン2020の内容は承知。学術界を代表する見地から取りまとめられたもの。今後の行政側の検討で参考となるものと受け止め。
・国際プロジェクトであり、国内外の幅広い賛同が得られることが必要。マスタープランの結果を踏まえるとともに、欧州素粒子物理戦略での議論の進捗も注視しつつ、慎重に検討を進めて参りたい。
・国際プロジェクトであり、各国がどう財政的な協力をするか詰めがまだ進んでいない。この段階で長期のプロジェクトに入らなかったということは、そんなに驚くべき結果ではない。
・しっかり国際間の連携を確認しながら、事業の有効性も含めて、また、日本国内でやるのかやらないのか、やるとすればどこなのか色々な課題があるので、今後しっかり注視をしていきたい。
🎥 竹本内閣府特命担当大臣(クールジャパン戦略、知的財産戦略、科学技術政策、宇宙政策)の記者会見
(3分20秒からILCについてコメント)
昨日の学術会議の審査結果を経て両大臣がILCについてコメントしています。(どちらもリンクされているので、クリックすると映像に飛びます)是非ご覧ください。特に竹本担当大臣の認識は深謀遠慮に富んでいてすばらしいコメントをされています。竹本大臣のデータについては後日アップする予定です。
両大臣のコメントを見る限り、昨日テレビメディアが「誘致実現は早期には困難」との報道とはかなり内容が違うことが理解できるはずです。
それにしても地元紙以外の全国紙の複数の社が「費用対効果について一旦立ち止まって考えるべき」との記事にはがっかりしました。もう少し内容を勉強する必要があります。それに対して岩手日報社の熊谷氏がILCの安全保障に係る影響にまで言及したのは読みごたえがありました。
今日実は私は一関商工会議所大東地域運営協議会で「ILC 最近の動向と今後の課題」の演題で講演する機会を与えて頂きました。その件に関しては明日ご報告致します。告知しておりました画像の謎の件に関しても明日に延期します。