決算特別委員会、部局別審査2日目。
物事の一面だけを見て、質問する議員が多すぎる。批判を承知で私はこのことを問題提起したい。問題にはだいたいA面とB面が必ずあって、両面をよく把握した上で問題提起すべきだ。議員の悪い特性で自分だけが知っている面をあからさまに出すとさらに味が悪い。じゃあ自分はどうなんだと問われるともちろん100点満点ではないという自覚はある。しかし、なるべく議論が深まるように工夫する努力はしているつもりだ。大事なことは問題の質を深め、課題解決のために議論をもって前進させることにある。
かつて先輩議員の質問で、聞いていて納得できる方、参考になる議員は多くではないが、少なからずいた。果たして今はどうだろう。
さらに私は行政が先例至上主義で、自分たちがやっていることは常に正しいという姿勢、改良を施す努力をしていない部署に対して徹底的に追及する。それが議員に課せられた行政の監視に他ならない。
将来に向けて問題意識を持ち解決の努力をしている部署はきちんと評価することも大事だ。ただ、達増県政のトレンドは「やってます」答弁が蔓延り、どんどん劣化しているように思える。それを指摘できないのは議員の責任放棄だとさえ思う。
もう少し議論が深まるよう私なりに方策を考えたい。