本日は議会が休会となったため、この機会をとらえて沿岸地を襲った台風19号の被災地をいわて県民クラブで視察してきました。
視察先は
@宮古市重茂半島白浜地区(県道)
A重茂漁港孵化場
B山田町三陸鉄道被災箇所
C山田町田の浜地区
D船越家族村オートキャンプ場
三陸鉄道の線路下を横からえぐった川も平時は水量がほとんどない個所。短時間で相当な降雨量があったことを物語っています。下流部の鯨と海の科学館敷地内では盛岡工業高校の生徒さんが土砂の撤去作業ボランティアをされていました。
田の浜地区では後背地の山から土石流が押し寄せ、道路が川と化し、皮肉なことに東日本大震災後に整備した堰堤が堰き止める格好となり水がはけない状況となるまったく想定されない事態が発生。海からも山からも災害が押しよせるのを防ぐには本当にどういった対処が必要なのか考えさせられる状況でした。山田町長から県への喫緊の要望もあわせて直に説明を頂きました。
土石流で沢がえぐられコテージもこのような状態に
オートキャンプ場のジャブジャブ池もこの通り土砂ですっかり埋め尽くされています。
正に百聞は如かずで、被災の状況をまざまざと直視してきました。被災地はここだけではありません。私も過去に経験した砂鉄川氾濫のことを思い出し今後の減災対策はどうあるべきか検証して、短期に長期に必要な対策を会派で講じ、県、国へと訴えていきたいと思います。