今日はラグビーWCの準決勝。優勝最有力候補のニュージーランドがイングランドに敗北。もともと大きな差はないと思っていましたがイングランドの完璧な試合運びでした。エディにやられましたね。しかし、試合の流れをいつでも作れるニュージーがあれほど慌てた攻撃をするのを見たのは初めてかもしれません。ラグビーは奥が深いです。
さて、昨日の県議会は決算特別委員会が始まる前の補正予算や発議案、請願を議決する本会議が開かれました。
いわて県民クラブの政策担当者は佐々木努議員が今期も担っていて、発議案を作成するだけでなく他の交渉会派との意見調整の役もお願いしています。いわて県民クラブでは政策副担当のハクセル美穂子議員や千葉じゅんこ議員も積極的に作成に関わっています。
今回この発議案の件をなぜ取りあげたかというと・・・佐々木努議員が作成した
この請願に対して第一会派から賛成できないとの意思が示され、結局は共同提案にはならずに提出をされない結果となりました。私もかつて発議案調整会議には過去に何度も出席したことがありますから、大体の雰囲気は感じ取れるのですが、単独で提出して本会議の採決に持ち込むことももちろん可能だったのです。しかし今回は会派内で相談して佐々木議員に取り扱いを一任しました。
そこで問題なのが、なぜに反対となったのか第一会派は明確な理由を示すこともなかったこと。
こうした無言の圧力で理由なく処理されることは、議会の活性化や進化を遅らせている要因にもなっていると思います。第一会派こそ議会基本条例のお手本となるような行動をすべきものと思うのですが、現実はなかなかそうはいきません。
法制化によって県庁内敷地はすべて禁煙となっているのに議会のみが事実上特権化している議員の喫煙室が存続している実態をどうするかという議論も遅々として進まない状態。こうしたことが積もり重なると有権者との意識のかい離がますます進んでいくことになるのです。