2019年07月31日

学力の向上が・・・

今年も全国学力テストの結果が発表されました。

中学生は数学・英語とも全国平均より4ポイント下回る結果で、ここ数年来同程度の結果となっています。
ハクセル美穂子議員と千葉じゅんこ議員が加わる前には、英語力の強化について私もかなり教育委員会で議論をした経緯がありますが、なかなか成果が数字になって反映されていません。もちろん先生方も頑張ってはいるのでしょうが、常時低位から抜け出せないのは原因があるはずです。

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原因を探りこれからも教育現場で努力をしてもらうことが最優先です。教育委員会、特に佐藤教育長の指導力に期待をしたいと思います。


話は変わりますが、全国テストを止めろという発言する議員が存在することに県民はどれほどご存知でしょうか。その反対する主な理由は教職員の負担増につながるとのことです。さらに、他県との比較は過度な学力競争を煽ることになり教職員の実力の差別化が現れるのが問題とも指摘をされています。

私などが生徒の頃は特に組合運動に情熱を燃やした先生方からビシバシと学力向上にご指導を受けて、今では鉄は熱いうちに打たれてとても恩師には感謝していますが、時の移ろいとともに価値観も変容しているのでしょうか。


私は社会人となってから我が国が自由主義国家として存立している中で競争社会の厳しさを体現し、また社会の理不尽さも認識し、その上で努力が必要なことをよく知るようになりました。我が国は社会主義国家ではありませんから必ず競争はついて回ります。競争から避けては通れないのです。たくましい人材をどうしたら育成できるか、この観点をしっかり押さえておかねばなりません。
posted by 飯沢ただし at 23:45| 岩手 ☁| Comment(1) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする