2019年06月29日

県民に知って欲しい議会運営委員会の議論

議会には議会運営委員会が地方自治法によって法定機関として定められていて(法制化以前は単なる任意の意見調整機関であった)そこでは議事運営や議会の自治に関することが議論され決定される。

議会運営委員会(議運)のメンバーは岩手県議会では10名と決まっており、交渉会派(最適5名以上の構成するグループ)から会派の構成議員数の割合によって会派ごとの員数が割り当てられる。

現在は 第一会派:改革岩手・・・・・5名
    第二会派:自由民主クラブ・・3名
    第三会派:いわて県民クラブ・1名
 同じく第三会派:創成いわて・・・・1名 となっている。


さて、議運で継続して議論してきた案件が2つあったが、改選期ギリギリの状況になっても結論が出ない、正確に言うと出せないという議会自治のお粗末ぶりを露呈するに至ってしまった。報道機関もなかなか触れないのであえて問題提起の意味も含めてここに記しておく。

まず一つ目は議会運営委員会の会議録の情報公開について

先に記してあるように法定機関としてしっかり明記されているのであるから、情報公開を拒否できる論拠はほとんど存在しない。わたしたち「いわて県民クラブ」は当初から公開すべきとの意見を2年前から意見開陳してきた。ところが第一会派は意見が集約できていないとし、明確な論拠も示さないまま事実上先送りしてきた。第一会派たる存在は議会をリードする立場にあると私は思料するがその責任を果たしていないと断ずる。


そして二つ目は議会棟の喫煙室の存続について

この案件については岩手日日朝刊で報道された。国の健康増進法の一部改正によって7月1日から県立施設の敷地内が禁煙となることを受けて、わたしたち「いわて県民クラブ」は法施行を機に議員のみが対象となっている喫煙室はもはや存続する意義を失っていると主張してきたが、これも結局、議運での結論を導くことはできなかった。「意見集約も至っていない」という会派はどうなんだろうかと思う。


この件は愛煙家から誤解を受けている部分もあるので説明を付すが、私たち「いわて県民クラブ」は喫煙者をすべからく排除するということではなく、県立の敷地内で全面禁煙と決定になったのなら議会棟も同じく扱われるのは当然という考え方であることを明確にしておきたい。議員のみ特別待遇はないのだということである。たばこ耕作者を窮地に陥れるような会派などと議論を飛躍する論者がいるようだが決して私たちはそういう主張はしていない。


この二つの案件に対する議論過程は成熟とは程遠いものがある。だからこそこうした議論を県民の前に明らかにすべきなのである。ブラックボックスに入れては議会基本条例の精神が泣くというものだ。

posted by 飯沢ただし at 23:56| 岩手 ☔| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする