2019年05月30日

繰上充用は続く・・・

岩手県競馬組合議会が昨日開催され、今年度収支状況報告と昨年度決算見込みがついたことから補正予算が上程され全員賛成で可決しました。

競馬組合は来年度予算を組みにあたり手持ちの運転資金が不足しているために20年以上も繰上充用を行っています。繰上充用は行政が単年度予算で組まれることから法律上認めれれていることとは言え、決して健全な状態とは言えません。その原資が県と奥州市、盛岡市から貸し付けられた、いわゆる330億円(一度だけ返済しているので実際の額はこれより少ない)でキャシュフローを賄っている状況なのです。単年度で1億円以上の利益が場合にのみ構成団体である3自治体に返還するルールになっています。

一方、現実は競馬運営に係る維持経費が嵩んできております(財政状況が厳しい時に繰り延べになっていた)。ある時払いの不定期な維持修繕策ではなく中長期的な計画をつくって施行すべきと私も常に提案しておりました。

盛岡競馬場の芝走路の路盤改良や水沢競馬場の砂の入れ替えなど、委員からも早急に必要なところに着手せよとの意見も複数あったところですが、組合は質問の答弁でもされていましたが伝聞や一方の意見だけでなく総合的かつ科学的見地で的確に判断すべきと私も思います。

その他薬物問題の解決を見ないまま競馬事業が続いていますが、県警との連絡を密に取って早期の解決を図るべきとの意見もありました。


以前から私は公営による競馬事業の限界について、また、カジノ法案の成立による運営元が弾力化されたことにより大きく以前とは環境が変化していることの認識を関係者にも促してきました。競馬事業の健全な発展には運営主体の弾力化は将来必要だと思料しますが、問題は構成団体が融資した金額があまりに大きいために岩手競馬は足枷がかなり厳しいものになっていることが問題解決の障害になっています。いずれにしても少しでも健全な形になるように現在関係している人間が努力を重ねていくしかありません。
posted by 飯沢ただし at 23:45| 岩手 | Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする