私が会長を仰せつかっている「岩手競馬振興議員クラブ」では毎年この時期に盛岡と水沢の競馬場の関係者と意見交換会を行っています。
今年も昨日盛岡競馬場で行いました。
岩手競馬の平成30年シーズンはまだ閉幕していませんが、何といっても今シーズンは度重なる禁止薬物陽性馬発生事案があり、その影響で12月24日をもって通常開催は休止となりました。いまだに原因究明が特定されておらず現状はまことに不安定な状況が継続しています。
盛岡競馬場の関係者は調騎会から櫻田浩樹副会長、飯田弘道監事、橘 友和会員(調教師)、騎手部会副部会長 関本淳騎手、厩務員会からは佐々木剛会長、櫻田昭浩副会長の皆さんに参加を頂きました。
クラブからは会員9名が参加しました。
関係者からの皆さんからは一様に禁止薬物問題の影響による不安が大きいことが出されました。
・馬主に対していつ再開になるのか明確に説明できない→よって、預託馬も他の主催場に移籍がいつもの冬季間より多い
・県警による捜査状況が分からないので協力しようにもできない
・監視体制の死角を徹底的に洗い出す必要がある、協力する用意はある
・今シーズンは短期で移籍して岩手競馬で乗る騎手がゼロ、その原因は手当が少ないのが最大要因
・調教もできる30代の若手厩務員が大手の牧場へ4〜5人移籍している、厩舎稼働の質的低下も著しい
・薄暮競馬が出来たまでは上り調子だったが、薬物事案で急降下
・現場の人間ばかりが疑われているのは辛い、競馬組合関係者すべてを調査すべき→競馬サークル全体で解決しようとする雰囲気がない
昨年までも騎手不足、厩務員不足が大きな課題でしたが、さらに不安要素が色濃くなっています。
今週末の1日には水沢会場で行います。私の意見はその後に示したいと思います。
posted by 飯沢ただし at 23:55| 岩手 ☀|
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