厚生労働省研究班は今年8月、2017年度時点でネット依存の疑いがある中高生は全国で推計93万人いると発表。5年前の前回調査(51万人)からほぼ倍増した。オンラインゲームや動画サイトなどの利用が多い。
ゲーム依存は世界的に深刻な社会問題になりつつあり、世界保健機関(WHO)は今年6月、ゲーム障害を「精神疾患」と位置づけた。WHOによると、ゲーム依存に起因する死亡事例も報告されているという。厚労省も今年度中に実態調査を始め、国内の「患者数」などを把握して対策につなげたい考えだ。
近年、国内外の研究でゲームをする時間が学力などに与える影響を科学的に証明する結果が出ている。仙台市教育委員会は2014年、東北大の研究をもとに、スマホやゲームなどをする時間を「長くても1日1時間以内」と呼びかけるパンフレットを作成し、中学生に配布した。
文部科学省による全国学力テストの結果分析からは、ゲームに費やす時間が多い小中学生ほど平均正答率が低くなることが明らかになった。
一方、日本の小学生の1日当たりのゲーム時間は年々増加傾向。文科省の調査では、平日に1時間以上ゲームをする小学生の割合は13年度に初めて5割を超え、17年度は55%。08年度に比べて7ポイント上昇した。
【11月19日 日本経済新聞電子版より抜粋】
オンラインゲームなどで深夜まで興じ、授業中に居眠りする児童や生徒が増えていると聞く。私は生死を題材にしたゲームソフトには人間の命の尊厳を大事にするという大事なものも失わせる影響もあると思っている。いくらAIが社会に普及しても最終的に社会を構成するのは人間だ。その人間が判断力を保てなくなるようでは社会全体が歪んでしまう。
このネット依存、ゲーム依存が進んでいる状況は憂慮すべき状況だ。
国内の実態を調査し対策を講じるとともに、ゲームソフトの内容等にもメスを入れる必要がある。
2018年11月30日
2018年11月29日
Scientific!
28日(水)の本会議終了後に岩手県議会ILC建設実現議員連盟の総会が開催されました。
日本学術会議が現時点で公表されている「国際リニアコライダー計画の見直し案に関する所見」(案)に関して事実誤認があり、また委員会中で述べられている参考意見、参考資料の内容が十分に理解されていないことを鑑み、KEK ILC準備室が中心となって11月19日(月)に行った意見・説明会が行わたことに関してその具体的内容について説明者として立ち会った岩手県立大学学長 鈴木厚人氏かららその内容について説明を頂きました。内容はかなりのボリュームなので重要なポイントだけをここに記します。
事前に確認すべき事項
1・日本政府の意思決定における現時点の段階について
現時点は日本政府が建設の承認を判断する段階でなく、これまでの研究者主導の非公式の国際協議から一歩踏み出し政府間における協議を正式に開始するかどうかを判断する段階
2・大型国際プロジェクトにおける国際的な意思決定プロセスについて
大型国際プロジェクトは、欧米では意思決定プロセス(米国ではCritical Dicision (CD) Processと呼ぶ)を経て段階的に行うのが通常である。CD1、CD2というように段階を経て条件が整わなければ実施継続しない。(私の認識:日本ではもんじゅ計画のように一旦ゴーサインが出ると後も出りできないケースがほとんどでそれらの前例が委員会の意思決定を硬直させている可能性がある。)日本にとって大型国際プロジェクトは初めてのことでありスタンダードとなっている意思決定プロセスを導入することを提案している。
3・国際研究機関を日本に誘致する価値について
検討委員会ではILCには科学的意義、技術的・経済的波及効果を超えて、容易に数値できない重要な価値があることよりもリスクについての議論が中心となり、プロジェクトが持つ可能性についての議論がほとんどされていないのは残念。特に計量値化ができない人材の育成については無限の効果があり、世界の科学技術をリードする科学技術国のシンボルとなりホスト国の誇りをもたらす。(私の認識:国際研究所が我が国に成立、実現すれば安全保障上でも大きな波及効果をもたらす。)
以下事実誤認や理解が不足していると思われる点を指摘した主な点をピックアップすると
@検討委員会報告: トリチウムその他の放射性物質の(万が一の)漏出事故等に備えた安全対策を含む、不測の事態や長期的な消耗に対する備えについてより丁寧な説明が必要
説明会における意見: ビームダンプの安全対策についてはトリチウムを含む放射化の評価を行い、説明をやってきたが、さらに十分な説明・検討を行う。
A検討委員会報告: ILC建設地に多くの研究者とその家族が定住して国際科学研究都市が実現するというシナリオが描かれているようである。(中略)ILC稼働段階に入れば現地に必ず駐在するのは加速器の運転保守に携わる人員などが主となることが想定される。データ解析がオンラインでできる今の時代に素粒子物理研究者が現地に常駐する必然性は乏しい。
説明会における意見:「データ解析がオンラインでできる今の時代に素粒子物理研究者が現地に常駐する必然性は乏しい。」は、高エネルギー物理実験の実情に合わない。研究者は実験現場に集まる。
鈴木厚人氏からの県議会への説明:実験がインターネットでできるなら大型実験装置の必要性はない。装置は人間がつくるもの。装置の補正は必ず必要となる。また研究者の実験目的別に様々な工夫をこらす。そのために実験場に研究は必ず集まる。
これ以外にの10点以上において事実誤認と正確な理解が必要な点を指摘したことが鈴木氏から説明をされました。
このように検討委員会の「所見(案)」はこれまでの委員会の審議の中において説明者の意図を汲む姿勢が乏しいと認識しました。いわゆる結論ありきの決め打ち的な内容であることが多い、多すぎる!と私は理解しました。
説明会ではメディア関係者50人以上が集まり、説明会後のぶら下がり取材でも鈴木氏はへ多くの社からが興味深く質問をされたそうです。その結果この説明会以後には全国紙の社説等で我が国の科学の発展や国益に関する総合的な見地で政府は判断すべきとの論調が多く見られるようになりました。
以前私がこのブログで書いたように、ようやくILCプロジェクトに関して政府がスタートラインについたと言えるでしょう。私たちの地域でもリスクに着目するのも勿論必要ですが、同時に将来の可能性に関しても科学的に冷静かつ熟した議論が求められていると考えます。
日本学術会議が現時点で公表されている「国際リニアコライダー計画の見直し案に関する所見」(案)に関して事実誤認があり、また委員会中で述べられている参考意見、参考資料の内容が十分に理解されていないことを鑑み、KEK ILC準備室が中心となって11月19日(月)に行った意見・説明会が行わたことに関してその具体的内容について説明者として立ち会った岩手県立大学学長 鈴木厚人氏かららその内容について説明を頂きました。内容はかなりのボリュームなので重要なポイントだけをここに記します。
事前に確認すべき事項
1・日本政府の意思決定における現時点の段階について
現時点は日本政府が建設の承認を判断する段階でなく、これまでの研究者主導の非公式の国際協議から一歩踏み出し政府間における協議を正式に開始するかどうかを判断する段階
2・大型国際プロジェクトにおける国際的な意思決定プロセスについて
大型国際プロジェクトは、欧米では意思決定プロセス(米国ではCritical Dicision (CD) Processと呼ぶ)を経て段階的に行うのが通常である。CD1、CD2というように段階を経て条件が整わなければ実施継続しない。(私の認識:日本ではもんじゅ計画のように一旦ゴーサインが出ると後も出りできないケースがほとんどでそれらの前例が委員会の意思決定を硬直させている可能性がある。)日本にとって大型国際プロジェクトは初めてのことでありスタンダードとなっている意思決定プロセスを導入することを提案している。
3・国際研究機関を日本に誘致する価値について
検討委員会ではILCには科学的意義、技術的・経済的波及効果を超えて、容易に数値できない重要な価値があることよりもリスクについての議論が中心となり、プロジェクトが持つ可能性についての議論がほとんどされていないのは残念。特に計量値化ができない人材の育成については無限の効果があり、世界の科学技術をリードする科学技術国のシンボルとなりホスト国の誇りをもたらす。(私の認識:国際研究所が我が国に成立、実現すれば安全保障上でも大きな波及効果をもたらす。)
以下事実誤認や理解が不足していると思われる点を指摘した主な点をピックアップすると
@検討委員会報告: トリチウムその他の放射性物質の(万が一の)漏出事故等に備えた安全対策を含む、不測の事態や長期的な消耗に対する備えについてより丁寧な説明が必要
説明会における意見: ビームダンプの安全対策についてはトリチウムを含む放射化の評価を行い、説明をやってきたが、さらに十分な説明・検討を行う。
A検討委員会報告: ILC建設地に多くの研究者とその家族が定住して国際科学研究都市が実現するというシナリオが描かれているようである。(中略)ILC稼働段階に入れば現地に必ず駐在するのは加速器の運転保守に携わる人員などが主となることが想定される。データ解析がオンラインでできる今の時代に素粒子物理研究者が現地に常駐する必然性は乏しい。
説明会における意見:「データ解析がオンラインでできる今の時代に素粒子物理研究者が現地に常駐する必然性は乏しい。」は、高エネルギー物理実験の実情に合わない。研究者は実験現場に集まる。
鈴木厚人氏からの県議会への説明:実験がインターネットでできるなら大型実験装置の必要性はない。装置は人間がつくるもの。装置の補正は必ず必要となる。また研究者の実験目的別に様々な工夫をこらす。そのために実験場に研究は必ず集まる。
これ以外にの10点以上において事実誤認と正確な理解が必要な点を指摘したことが鈴木氏から説明をされました。
このように検討委員会の「所見(案)」はこれまでの委員会の審議の中において説明者の意図を汲む姿勢が乏しいと認識しました。いわゆる結論ありきの決め打ち的な内容であることが多い、多すぎる!と私は理解しました。
説明会ではメディア関係者50人以上が集まり、説明会後のぶら下がり取材でも鈴木氏はへ多くの社からが興味深く質問をされたそうです。その結果この説明会以後には全国紙の社説等で我が国の科学の発展や国益に関する総合的な見地で政府は判断すべきとの論調が多く見られるようになりました。
以前私がこのブログで書いたように、ようやくILCプロジェクトに関して政府がスタートラインについたと言えるでしょう。私たちの地域でもリスクに着目するのも勿論必要ですが、同時に将来の可能性に関しても科学的に冷静かつ熟した議論が求められていると考えます。
2018年11月28日
議員在職20年表彰を受けました
本日は12月定例議会の開会日。
本会議終了後に、全国議長会から議員在職20年と15年の表彰伝達式があり、私も在職20年の表彰の栄に与かりました。


4年前のブログでも在職15年表彰を受けて感想を述べ、9年前も在職10年表彰を受けて記事を書きました。
ここにの20年表彰の授与に際しても当時の気持ちと全く変わらず、ここにあらためて
私をこれまで理解して温かいご支持に対して、また、いつもありがたい叱咤激励を頂いている有権者の皆様に感謝を申し上げます。
ただただ感謝の念を捧げるのみでございます。
平成11年初当選時には16人の同期がいました。初当選組全員で抱負を述べたラジオ番組出演も懐かしく思います。
現在その同期も私を含めて6人となりました。同期の花巻選挙区の照井昭二議員、釜石選挙区の阿部敏雄議員のお二人は鬼籍に入られました。そうしてみると月日の重みを感じます。
この表彰を機に初心に帰り残された任期期間を自分に課された使命を果たすべく、精進を重ねてまいります。
本会議終了後に、全国議長会から議員在職20年と15年の表彰伝達式があり、私も在職20年の表彰の栄に与かりました。


【左端は15年表彰の工藤勝子議員、私から右側は達増知事と同期議員】
4年前のブログでも在職15年表彰を受けて感想を述べ、9年前も在職10年表彰を受けて記事を書きました。
ここにの20年表彰の授与に際しても当時の気持ちと全く変わらず、ここにあらためて
私をこれまで理解して温かいご支持に対して、また、いつもありがたい叱咤激励を頂いている有権者の皆様に感謝を申し上げます。
ただただ感謝の念を捧げるのみでございます。
平成11年初当選時には16人の同期がいました。初当選組全員で抱負を述べたラジオ番組出演も懐かしく思います。
現在その同期も私を含めて6人となりました。同期の花巻選挙区の照井昭二議員、釜石選挙区の阿部敏雄議員のお二人は鬼籍に入られました。そうしてみると月日の重みを感じます。
この表彰を機に初心に帰り残された任期期間を自分に課された使命を果たすべく、精進を重ねてまいります。
2018年11月27日
答えは現場にあり
すでにご案内のとおり「いわて県民クラブ」では県内33市町村を訪問して県の政策に関して意見聴取をすることとしてました。私の担当分の一関市、平泉町、住田町、陸前高田市、大船渡市、釜石市、大槌町の7市町村の訪問が昨日に終了しました。実はなるべく首長との直接面談を希望していましたので日程合わせに時間を要してしまい会派の締め切り期日を過ぎてしまいました。佐々木努政調会長にはご迷惑をおかけします。
今回は予算要望を受けるだけでなく、県の次期総合計画に対する意見も聴くことにより首長の街に対する将来像に触れることもできました。改選前に行った意見聴取会より充実した内容だったと思います。

被災地自治体にとって共通する関心事は、やはり国の復興期限が迫り、あと2年余りで終了することに伴う将来の財政的支援の不透明さです。水門や防潮堤などハード事業についても終了の目途がつかない箇所もありました。復興計画期間が県の8年と呼応してる自治体もあれば独自に10年と設定している自治体もあり、また各々の自治体によって抱えている課題も異なります。県のきめ細かい対応が求められるのですが、聴取では十分という評価は少数でした。
次期総合計画に関しては厳しい評価と建設的な意見をいただきました。
・県民ひとりひとりの胸に響く具体的なものを示していない→頑張ろうという気にならない
・震災復興計画との整合性については精緻な検討を要する
・現在では凹んでいるものの潜在力のある部門に注力する工夫が見当たらない
・県境との広域生活圏にも明確な戦略を示すべき
・復興の有力な施策として再生可能エネルギーに着目するのは妥当だが送電網に余裕はなく現実を認識した上で書き込んでいるのか疑問
・政策推進プランの構成割り付けについて不明瞭なものが多すぎる(例)家族・子育ての関連指標に犬、猫の返還・譲渡率???
・経済規模を維持させるために工夫をして生産性を上げる施策が見当たらない
・一次産業の潜在力を高める戦略が見えない(例)これからの10年を漁協中心に生産体制を整備する施策は???時代を読んでいるのか
幸福に関してよりも数値目標やハード事業の着手行程に言及しないのでは予算編成にも問題をきたす等の意見が大勢でした。
また、こちらから促したわけでもないのに「三プロ」こと三陸復興防災プロジェクトについても県が独自に進めているとの意見も出され、我々が指摘していたような一過性のイベントに終わる予想にアキラメムードが漂っていました。これは決して誇張ではありません。
頂いた意見を参考にして12月中に「いわて県民クラブ」の政策要望としてまとめますし、議会活動においても十分に活用させてもらいます。
どの首長さんには貴重な時間を割いていただき心から感謝いたします。おかげで県との距離感は広がっていることも実感できました。特に戸田公明大船渡市長には選挙直前にもかかわらずご丁寧な説明と貴重な資料の提供もしてもらいました。誠にありがとうございました。
今回は予算要望を受けるだけでなく、県の次期総合計画に対する意見も聴くことにより首長の街に対する将来像に触れることもできました。改選前に行った意見聴取会より充実した内容だったと思います。

【釜石市役所にて野田釜石市長と手交する】
被災地自治体にとって共通する関心事は、やはり国の復興期限が迫り、あと2年余りで終了することに伴う将来の財政的支援の不透明さです。水門や防潮堤などハード事業についても終了の目途がつかない箇所もありました。復興計画期間が県の8年と呼応してる自治体もあれば独自に10年と設定している自治体もあり、また各々の自治体によって抱えている課題も異なります。県のきめ細かい対応が求められるのですが、聴取では十分という評価は少数でした。
次期総合計画に関しては厳しい評価と建設的な意見をいただきました。
・県民ひとりひとりの胸に響く具体的なものを示していない→頑張ろうという気にならない
・震災復興計画との整合性については精緻な検討を要する
・現在では凹んでいるものの潜在力のある部門に注力する工夫が見当たらない
・県境との広域生活圏にも明確な戦略を示すべき
・復興の有力な施策として再生可能エネルギーに着目するのは妥当だが送電網に余裕はなく現実を認識した上で書き込んでいるのか疑問
・政策推進プランの構成割り付けについて不明瞭なものが多すぎる(例)家族・子育ての関連指標に犬、猫の返還・譲渡率???
・経済規模を維持させるために工夫をして生産性を上げる施策が見当たらない
・一次産業の潜在力を高める戦略が見えない(例)これからの10年を漁協中心に生産体制を整備する施策は???時代を読んでいるのか
幸福に関してよりも数値目標やハード事業の着手行程に言及しないのでは予算編成にも問題をきたす等の意見が大勢でした。
また、こちらから促したわけでもないのに「三プロ」こと三陸復興防災プロジェクトについても県が独自に進めているとの意見も出され、我々が指摘していたような一過性のイベントに終わる予想にアキラメムードが漂っていました。これは決して誇張ではありません。
頂いた意見を参考にして12月中に「いわて県民クラブ」の政策要望としてまとめますし、議会活動においても十分に活用させてもらいます。
どの首長さんには貴重な時間を割いていただき心から感謝いたします。おかげで県との距離感は広がっていることも実感できました。特に戸田公明大船渡市長には選挙直前にもかかわらずご丁寧な説明と貴重な資料の提供もしてもらいました。誠にありがとうございました。
2018年11月26日
大阪万博というよりも・・・
2025年 大阪万博が決定、55年ぶり
(日経電子版 2018/11/24 6:31)
25年万博の開催期間は5月3日〜11月3日の185日間。大規模な万博としては05年の愛知以来、大阪では1970年以来55年ぶりとなる。大阪湾に浮かぶ人工島・夢洲(ゆめしま)を会場とし、2800万人の来場を想定。政府は20年東京五輪・パラリンピック後の景気刺激策と位置付けており、約2兆円の経済波及効果を見込む。
府・市は万博開催前年の24年にも、夢洲でカジノを含む統合型リゾート(IR)の開業を目指している。BIE総会後に記者会見した松井一郎知事は「東京一極集中と言われる中、大阪・関西の状況を変えたい」と強調。吉村洋文市長は夢洲に地下鉄を延伸して交通インフラを整えるため、「直ちに補正予算を計上したい」と述べた。
投票に先立つ最後のプレゼンテーションでは、世耕弘成経済産業相が「大阪の万博は世界中の人々とつながり合うための実験場となる」とスピーチし、発展途上国の参加国向けに総額240億円を支援すると改めて強調。ビデオメッセージで登場した安倍晋三首相は「成功を約束する」と語った。
25年万博のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」。人工知能(AI)や仮想現実(VR)などの先端技術を駆使した展示やイベントを検討する。また、世界が共生する未来社会を表現するため、会場には中心となる建物を置かず、パビリオンを分散配置して「非中心」の世界観を演出する。
東京五輪の後は大阪万博。半世紀前の再現ですか・・高揚感はないですね。
50年前も地方から都市へ人が流れ、都市の開発が経済をけん引してきた。政府はカネを手っ取り早く生めるところには即決投資です。IRにも好都合のインフラ投資が可能になり、万々歳でしょうね。ところがこの半世紀、都市と地方の格差はどんどん広がっているのに中央政府は手を打ってないしいまだに投資には消極的な姿勢です。
「ILCにはお金がかかるんでしょ。国民の理解は進んでいるのかな。」政府筋から漏れてくるこんな声に大きな矛盾を感じます。
世耕大臣のコメントにも皮肉と感じてしまう。世界が長期間にわたってつながり、多くの外国人の頭脳が集積すれば安全保障にも寄与するILCこそ壮大な実験場じゃないですか。とね。
大阪万博も東京オリパラも大阪府議会、東京都議会から決議文を要請されました。本県からILC実現の決議要請すれば2府県とも即座に了承してくれるでしょうな。ハハハ。
(日経電子版 2018/11/24 6:31)
25年万博の開催期間は5月3日〜11月3日の185日間。大規模な万博としては05年の愛知以来、大阪では1970年以来55年ぶりとなる。大阪湾に浮かぶ人工島・夢洲(ゆめしま)を会場とし、2800万人の来場を想定。政府は20年東京五輪・パラリンピック後の景気刺激策と位置付けており、約2兆円の経済波及効果を見込む。
府・市は万博開催前年の24年にも、夢洲でカジノを含む統合型リゾート(IR)の開業を目指している。BIE総会後に記者会見した松井一郎知事は「東京一極集中と言われる中、大阪・関西の状況を変えたい」と強調。吉村洋文市長は夢洲に地下鉄を延伸して交通インフラを整えるため、「直ちに補正予算を計上したい」と述べた。
投票に先立つ最後のプレゼンテーションでは、世耕弘成経済産業相が「大阪の万博は世界中の人々とつながり合うための実験場となる」とスピーチし、発展途上国の参加国向けに総額240億円を支援すると改めて強調。ビデオメッセージで登場した安倍晋三首相は「成功を約束する」と語った。
25年万博のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」。人工知能(AI)や仮想現実(VR)などの先端技術を駆使した展示やイベントを検討する。また、世界が共生する未来社会を表現するため、会場には中心となる建物を置かず、パビリオンを分散配置して「非中心」の世界観を演出する。
東京五輪の後は大阪万博。半世紀前の再現ですか・・高揚感はないですね。
50年前も地方から都市へ人が流れ、都市の開発が経済をけん引してきた。政府はカネを手っ取り早く生めるところには即決投資です。IRにも好都合のインフラ投資が可能になり、万々歳でしょうね。ところがこの半世紀、都市と地方の格差はどんどん広がっているのに中央政府は手を打ってないしいまだに投資には消極的な姿勢です。
「ILCにはお金がかかるんでしょ。国民の理解は進んでいるのかな。」政府筋から漏れてくるこんな声に大きな矛盾を感じます。
世耕大臣のコメントにも皮肉と感じてしまう。世界が長期間にわたってつながり、多くの外国人の頭脳が集積すれば安全保障にも寄与するILCこそ壮大な実験場じゃないですか。とね。
大阪万博も東京オリパラも大阪府議会、東京都議会から決議文を要請されました。本県からILC実現の決議要請すれば2府県とも即座に了承してくれるでしょうな。ハハハ。
2018年11月25日
錦木関が前頭東3枚目で勝ち越し!
今日は午前中は大東町曽慶地区の芸能祭、午後は要望箇所の確認と藤沢町の「高橋東皐200年祭」に参加しました。

曽慶地区の芸能祭は決まって11月の最終日曜日。ここの芸能祭は出演者も観客も楽しく参加していること。芸能祭というよりも地域のお楽しみ会という和気あいあいの雰囲気が私は大好きです。もちろん玄人はだしの演舞や民謡もあります。
毎年ご招待を頂き20年間ほとんど私も出席していますが、ここ最近は高齢化もあって観客の数も熱気もちょっと少なくはなってきました。しかし、曽慶地区は地域共同体でも「結いネットそげい」を中心に若い人たちが積極的に参加している地域。他の地域のモデルとなるよう頑張ってほしいです。

藤沢町出身の俳人、書道家の高橋東皐に関しては恥ずかしながら初めて知りました。本日の高橋東皐200年祭イベントを通じ18世紀の地域の歴史についても理解を深めることができました。まだまだ近代の歴史については勉強が必要です。
そして本日は朝から夕刻の時間が気になった錦木と貴景勝の千秋楽の取組。
残念ながら錦木関は負けてしまいましたが、前日には幕内東3枚目で堂々の勝ち越し。三横綱一大関が休場したとはいえ大関の豪栄道には勝ったのですから今場所は上出来でしょう。
場所前は5勝が関の山と踏んでいましたので私の予想はいい方に狂ってしまいました。家人には錦木関に謝りなさい!と言われる始末です。

今日の勝てば来年の初場所の三役も可能性がありましたが、残念ながら前頭筆頭か二枚目あたりに来場所はなりそうです。辛口コメントの北の富士からも力をつけたねと評価をされた今場所の錦木関。結婚も決まりさらなる飛躍を期待しております。

【中途半端ではなく完全に子どもになりきっているのがすばらしい!】
曽慶地区の芸能祭は決まって11月の最終日曜日。ここの芸能祭は出演者も観客も楽しく参加していること。芸能祭というよりも地域のお楽しみ会という和気あいあいの雰囲気が私は大好きです。もちろん玄人はだしの演舞や民謡もあります。
毎年ご招待を頂き20年間ほとんど私も出席していますが、ここ最近は高齢化もあって観客の数も熱気もちょっと少なくはなってきました。しかし、曽慶地区は地域共同体でも「結いネットそげい」を中心に若い人たちが積極的に参加している地域。他の地域のモデルとなるよう頑張ってほしいです。

藤沢町出身の俳人、書道家の高橋東皐に関しては恥ずかしながら初めて知りました。本日の高橋東皐200年祭イベントを通じ18世紀の地域の歴史についても理解を深めることができました。まだまだ近代の歴史については勉強が必要です。
そして本日は朝から夕刻の時間が気になった錦木と貴景勝の千秋楽の取組。
残念ながら錦木関は負けてしまいましたが、前日には幕内東3枚目で堂々の勝ち越し。三横綱一大関が休場したとはいえ大関の豪栄道には勝ったのですから今場所は上出来でしょう。
場所前は5勝が関の山と踏んでいましたので私の予想はいい方に狂ってしまいました。家人には錦木関に謝りなさい!と言われる始末です。

【勝ち越しを決めた14日目の勝利者インタビュー、笑顔がはじけました】
今日の勝てば来年の初場所の三役も可能性がありましたが、残念ながら前頭筆頭か二枚目あたりに来場所はなりそうです。辛口コメントの北の富士からも力をつけたねと評価をされた今場所の錦木関。結婚も決まりさらなる飛躍を期待しております。
2018年11月24日
思い出のグロスター
現在ラグビー日本代表とロシアのテストマッチが行われていますが、何と試合が行われているスタジアムは英国のグロスター市のキングスホルムではないですか!観客席の色の度合いで一発で分かりました!
グロスター市のスタジアムは釜石の鵜住居復興スタジアムと規模が同等なのに2015ラグビーワールドカップ英国大会の会場となったことから2年前に視察団が編成されて私も副団長として参加したのでした。


しかし、前半終わって来年の一次予選の初戦であたるロシアに苦戦を強いられています・・・
グロスター市にはプロチームがあることから、ファンも釜石同様に熱い町でした。あの若い市長さんは今でもやっているかな。
グロスター市のスタジアムは釜石の鵜住居復興スタジアムと規模が同等なのに2015ラグビーワールドカップ英国大会の会場となったことから2年前に視察団が編成されて私も副団長として参加したのでした。


しかし、前半終わって来年の一次予選の初戦であたるロシアに苦戦を強いられています・・・
グロスター市にはプロチームがあることから、ファンも釜石同様に熱い町でした。あの若い市長さんは今でもやっているかな。
2018年11月23日
また第三セクターに不祥事
「事務手数料」名目4200万円…「岩手県産」公取委警告
(2018年11月22日 読売新聞)
県内外でアンテナショップを運営する県の第3セクター「岩手県産」(矢巾町)が21日、独占禁止法違反にあたる恐れがあるとして、公正取引委員会から警告を受けた。今年9月までの約1年3か月にわたり、約60の取引企業から「事務手数料」の名目で約4200万円を集めた行為が、「優越的な地位の乱用」の可能性があると判断された。県庁で記者会見した同社の田村均次社長は「高騰する物流コストの一部を負担してもらうためだった」と釈明した。
公取委によると、岩手県産は2017年4月、1か月の取引額が100万円以上になった場合、取引額の2%に消費税を含む2・16%を事務手数料として、支払い代金から差し引くと取引企業に説明。このため約60社に対し、本来支払うべき計約4200万円分を渡さなかった。
公取委は、岩手県産が手数料を設定した狙いを「収益を改善するためだった」と指摘。同社は16年度決算で、05年度以来となる赤字を計上しており、2年連続の赤字を避ける狙いがあったとした。17年度決算は約542万円の黒字だが、同社はこれらの手数料収入がなかった場合、赤字だった可能性があるとした。
今回の警告について、田村社長は「公取委との間に見解の相違はない。申し訳ない」と謝罪した。ただし、取引企業とも覚書も交わしており違法との認識はなかったと釈明、4200万円は返還しない考えを示した。
また手数料を設けた背景には、矢巾町の倉庫から東京や大阪などへ商品を輸送するコストが大幅に上昇している現状があると説明した。同社は今後、輸送費の負担について取引業者と個別に話し合う方針という。
これに対し、同社に数十万円の手数料を支払った県南部の食品製造会社の担当者は「商品を販売してもらう立場は弱い。岩手県産は大口の取引先で、求めに応じるしかなかった」と打ち明ける。
岩手県産の会長を務める達増知事は「警告を真摯しんしに受け止める。今後の業務が適正に行われるよう、県としても指導したい」とのコメントを出した。
岩手県産とは、県産品の販路拡大を目指し、1964年に設立。県内のほか、東京都や宮城県、福岡県でアンテナショップを計5店舗展開するほか、国内外で物産展を企画している。2017年度の売上高は約52億円。県は発行株式の45.8%を保有している。
IGRに続く岩手県の第三セクターの不祥事です。
岩手県産の会長は達増知事、社長(常勤)は元県南広域振興局長の田村均次氏、専務取締役(常勤)は元企画理事の岩間隆氏。元県職大幹部を二人も揃えてこんな不始末は困ります。
そもそも県産の目的は県産品を製造する県内企業の育成では?自分の会社を黒字にするために帳合い(手数料を取る)度を高める手段は安直すぎます。天下りとも思われても仕方ない元県職大幹部のトップ2の役員報酬はどうなっているのでしょうか??
今後輸送費の負担について個別に話し合う方針とされてますが、まさか物流業者に個別に値引き交渉なんてしたら許されませんよ。
三セクの財務状況の健全化は確かに求められていますが、このような優位的地位を利用したやり方は三セクとして本末転倒です。県庁内のガバナンスの緩みがこういうところに顕在化しているのではないでしょうか。
(2018年11月22日 読売新聞)
県内外でアンテナショップを運営する県の第3セクター「岩手県産」(矢巾町)が21日、独占禁止法違反にあたる恐れがあるとして、公正取引委員会から警告を受けた。今年9月までの約1年3か月にわたり、約60の取引企業から「事務手数料」の名目で約4200万円を集めた行為が、「優越的な地位の乱用」の可能性があると判断された。県庁で記者会見した同社の田村均次社長は「高騰する物流コストの一部を負担してもらうためだった」と釈明した。
公取委によると、岩手県産は2017年4月、1か月の取引額が100万円以上になった場合、取引額の2%に消費税を含む2・16%を事務手数料として、支払い代金から差し引くと取引企業に説明。このため約60社に対し、本来支払うべき計約4200万円分を渡さなかった。
公取委は、岩手県産が手数料を設定した狙いを「収益を改善するためだった」と指摘。同社は16年度決算で、05年度以来となる赤字を計上しており、2年連続の赤字を避ける狙いがあったとした。17年度決算は約542万円の黒字だが、同社はこれらの手数料収入がなかった場合、赤字だった可能性があるとした。
今回の警告について、田村社長は「公取委との間に見解の相違はない。申し訳ない」と謝罪した。ただし、取引企業とも覚書も交わしており違法との認識はなかったと釈明、4200万円は返還しない考えを示した。
また手数料を設けた背景には、矢巾町の倉庫から東京や大阪などへ商品を輸送するコストが大幅に上昇している現状があると説明した。同社は今後、輸送費の負担について取引業者と個別に話し合う方針という。
これに対し、同社に数十万円の手数料を支払った県南部の食品製造会社の担当者は「商品を販売してもらう立場は弱い。岩手県産は大口の取引先で、求めに応じるしかなかった」と打ち明ける。
岩手県産の会長を務める達増知事は「警告を真摯しんしに受け止める。今後の業務が適正に行われるよう、県としても指導したい」とのコメントを出した。
岩手県産とは、県産品の販路拡大を目指し、1964年に設立。県内のほか、東京都や宮城県、福岡県でアンテナショップを計5店舗展開するほか、国内外で物産展を企画している。2017年度の売上高は約52億円。県は発行株式の45.8%を保有している。
IGRに続く岩手県の第三セクターの不祥事です。
岩手県産の会長は達増知事、社長(常勤)は元県南広域振興局長の田村均次氏、専務取締役(常勤)は元企画理事の岩間隆氏。元県職大幹部を二人も揃えてこんな不始末は困ります。
そもそも県産の目的は県産品を製造する県内企業の育成では?自分の会社を黒字にするために帳合い(手数料を取る)度を高める手段は安直すぎます。天下りとも思われても仕方ない元県職大幹部のトップ2の役員報酬はどうなっているのでしょうか??
今後輸送費の負担について個別に話し合う方針とされてますが、まさか物流業者に個別に値引き交渉なんてしたら許されませんよ。
三セクの財務状況の健全化は確かに求められていますが、このような優位的地位を利用したやり方は三セクとして本末転倒です。県庁内のガバナンスの緩みがこういうところに顕在化しているのではないでしょうか。
2018年11月22日
賽を投げた人が責任を取りなさい
薬物問題で混迷続く岩手競馬。24日から再開するとの岩手県競馬組合からのアナウンスが昨日あった。
私は16日(金)の競馬組合議会に議員として出席していたが、再開の既定路線はあらかじめ決まっていた印象を受けていた。それは管理者である達増知事が一日も早い再開を何度も繰り返していたことや原因究明と競馬再開についてはリンクしないと強く明言していたからである。
私は9月の臨時議会で「3頭目を絶対に出さないためには組合の上からの管理だけでは解決できない。現場で働く関係者の理解と協力こそ不可欠。ソフト対策との両輪で」と提言していたが、結局は監視カメラなどのハード対策に組合は重点を置き、ソフト対策は置き去りにした結果が最悪の事態を招いたと言えるのではないか。
先の議会では最高責任者である管理者の達増知事に迫った。「今こそトップリーダーの出番ではないのか!石にかじりついてもこの難局を乗り終えるという強いメッセージを関係者に送り、陣頭指揮を持って解決をするという意思表示と行動が求められるのではないか」と。

知事の答弁は冷淡なもので「一日も早く再会するのが自らの責任を果たすこと」にとどまった。自分に降りかかる火の粉は振り払い、命令すれども行動起こさず。今こそ最高責任者の行動が求められるのに他の議員の質問にも理屈で事を整理した印象しか残らなかった。
さらに廃止には至らないと啖呵を切ってしまったがために、達増知事自らが問題をさらに複雑にしてしまったのである。
この早期の再開は知事発言にて明らかなように知事主導で行っているのは明白である。同じ再開をするのでも経過措置があまりに一方的であるから実際は現場も再開に安堵しつつも困惑の中で競馬を始めることになる。これはトップリーダーの振る舞いとしては最低の部類と断ぜざるをえない。
早期に再開しないと馬主からの信頼もつなげず(現に岩手から撤退する馬主もいる)危機を重ねることは私も承知しているが、この間の競馬組合の迷走の責任は管理者の危機意識の希薄と当事者責任のなさにある。3頭目が出たのはあくまで結果責任が問われるのである。
競馬組合議会が終わった後に偶然盛岡競馬場所属の調教師と遭った。「知事が水沢競馬場に行って激励してもらうことはできないものか・・・」この声は果たして届くのだろうか。現場を支える人たちの心情を推し量る度量が切に必要な局面なのに。
再開のゴーサインは出したが現場とのコンセスサスなしの再開。所謂見切り発車である。今度こそ賽を投げた人が責任を取ってもらわねば。
私は16日(金)の競馬組合議会に議員として出席していたが、再開の既定路線はあらかじめ決まっていた印象を受けていた。それは管理者である達増知事が一日も早い再開を何度も繰り返していたことや原因究明と競馬再開についてはリンクしないと強く明言していたからである。
私は9月の臨時議会で「3頭目を絶対に出さないためには組合の上からの管理だけでは解決できない。現場で働く関係者の理解と協力こそ不可欠。ソフト対策との両輪で」と提言していたが、結局は監視カメラなどのハード対策に組合は重点を置き、ソフト対策は置き去りにした結果が最悪の事態を招いたと言えるのではないか。
先の議会では最高責任者である管理者の達増知事に迫った。「今こそトップリーダーの出番ではないのか!石にかじりついてもこの難局を乗り終えるという強いメッセージを関係者に送り、陣頭指揮を持って解決をするという意思表示と行動が求められるのではないか」と。

知事の答弁は冷淡なもので「一日も早く再会するのが自らの責任を果たすこと」にとどまった。自分に降りかかる火の粉は振り払い、命令すれども行動起こさず。今こそ最高責任者の行動が求められるのに他の議員の質問にも理屈で事を整理した印象しか残らなかった。
さらに廃止には至らないと啖呵を切ってしまったがために、達増知事自らが問題をさらに複雑にしてしまったのである。
この早期の再開は知事発言にて明らかなように知事主導で行っているのは明白である。同じ再開をするのでも経過措置があまりに一方的であるから実際は現場も再開に安堵しつつも困惑の中で競馬を始めることになる。これはトップリーダーの振る舞いとしては最低の部類と断ぜざるをえない。
早期に再開しないと馬主からの信頼もつなげず(現に岩手から撤退する馬主もいる)危機を重ねることは私も承知しているが、この間の競馬組合の迷走の責任は管理者の危機意識の希薄と当事者責任のなさにある。3頭目が出たのはあくまで結果責任が問われるのである。
競馬組合議会が終わった後に偶然盛岡競馬場所属の調教師と遭った。「知事が水沢競馬場に行って激励してもらうことはできないものか・・・」この声は果たして届くのだろうか。現場を支える人たちの心情を推し量る度量が切に必要な局面なのに。
再開のゴーサインは出したが現場とのコンセスサスなしの再開。所謂見切り発車である。今度こそ賽を投げた人が責任を取ってもらわねば。
2018年11月21日
ILCの方向が佳境に
しばらくブログの書き込みは事情によりお休みしていましたが、本日から再開します。よろしくお願いします。
13日(火)に宮城県議会との共同議連において復興庁(渡辺大臣)・文科省(永岡副大臣)・ILC議連河村会長・萩生田自民党副幹事長・平井科学技術政策担当大臣へ要請活動を行い、国会のILC推進議連の総会にもオブザーバー参加しました。





この要請活動もその後の動きが激しくなって今やニュースソースとしてはかなり古いものになってしまいました。
この直後に文科省の諮問機関である学術会議の経過報告がされ、最終報告への流れが慎重路線へと示唆されたことにより、推進を図る東北ILC推進機構等の動きが活発に行われ、最終答申が示されるのではないかとされた本日の学術会議も継続となったと本日報道されました。
学術会議の動きに関しては、当初から研究者ムラにおける「盥の中議論」から大きく飛躍することは予想できていたものの、あまりに強いトーンが出されたのは地元にも失望感が漂いました。
が、ここで引き下がるわけにはいきません。
私はこれからが真のスタートラインと思っております。
ここ数日いろいろなことを考えましたが、まずは
1・事実と異なる学術会議の評価に対して事実に基づく反論を適正に行うこと→19日(月)にすでに実行済ではあるがさらに強化が必要。
2・ILCによる波及効果は科学技術の研究のみならず産業界・経済界へも大きいことから早急に産業界へのさらなる理解を求めて支持を得ることが必要。できれば産業界からのステートメント(声明)が欲しい。
3・最終的な判断は政治判断としながらも、集中的に政治に力をフォーカスすると逆バネが働くことも考慮に入れる必要があること。
ではないかと思料します。私もできる限りの人脈をたどって後押しを致します。
13日(火)に宮城県議会との共同議連において復興庁(渡辺大臣)・文科省(永岡副大臣)・ILC議連河村会長・萩生田自民党副幹事長・平井科学技術政策担当大臣へ要請活動を行い、国会のILC推進議連の総会にもオブザーバー参加しました。

【ILC議連 河村会長、河村会長にはこれまで何度お会いしたことでしょうか・・】

【萩生田自民党副幹事長と】

【平井科学技術政策担当大臣と 平井大臣は科学に対する造詣が深い国会議員】

【ILC議連と他の推進団体との連携図】

【ILC国会議連の総会、発言する塩谷立幹事長】
この要請活動もその後の動きが激しくなって今やニュースソースとしてはかなり古いものになってしまいました。
この直後に文科省の諮問機関である学術会議の経過報告がされ、最終報告への流れが慎重路線へと示唆されたことにより、推進を図る東北ILC推進機構等の動きが活発に行われ、最終答申が示されるのではないかとされた本日の学術会議も継続となったと本日報道されました。
学術会議の動きに関しては、当初から研究者ムラにおける「盥の中議論」から大きく飛躍することは予想できていたものの、あまりに強いトーンが出されたのは地元にも失望感が漂いました。
が、ここで引き下がるわけにはいきません。
私はこれからが真のスタートラインと思っております。
ここ数日いろいろなことを考えましたが、まずは
1・事実と異なる学術会議の評価に対して事実に基づく反論を適正に行うこと→19日(月)にすでに実行済ではあるがさらに強化が必要。
2・ILCによる波及効果は科学技術の研究のみならず産業界・経済界へも大きいことから早急に産業界へのさらなる理解を求めて支持を得ることが必要。できれば産業界からのステートメント(声明)が欲しい。
3・最終的な判断は政治判断としながらも、集中的に政治に力をフォーカスすると逆バネが働くことも考慮に入れる必要があること。
ではないかと思料します。私もできる限りの人脈をたどって後押しを致します。
2018年11月10日
家康の教えを噛みしめて前に進む
「困難に直面した時こそ、心も引きしまって慎重になり務めも正しいものになる。それこそが人も国も長く保つ秘訣である。」
岩淵夜話より
今、この言葉が私の心に強く訴えかけてきます。
精進して参ります。