この任期最後の決算特別委員会ということで任期総決算という意識を持って審査に臨みました。
まず最初に臨んだのが「秘書広報室」
この部は知事のトップマネージメントを支え、県内外への情報発信力を高めるという目的で新たに設置された部ですが、私の目から見て部としての格に相応しいかという点ではどうかと疑問を持つ知事部局の中では異色の部。なぜならば民間会社の社長室ごとくの存在で、政策を預けられている訳でもないので議会の評価も手が届きにくい上に社長室の雰囲気も加えてアンタッチャブルな存在。ゆえに与党の主要会派からはほとんど質問がない状態。
私は総務委員会に所属しているのですが、あえて決算特別委員会で広報のあり方について質しました。
例をあげたのが知事が情報発信媒体として「ニコニコ動画」を重用している件。
視聴者の広がりがないのに長期間漫然とこの媒体を使い続けていることを疑問視し、採用していることの効果等について質問しました。事前に質問を常任委員会で予告していたので、かなり答弁の準備はされていたようですがほとんど説得力のある答弁内容はなし。
一般県民からはこういう庁内の子細については知る機会はないので、あえて問題提起しました。
情報発信に関しては費用対効果を常に意識すべし! 常にベストに近づいているか内部でチェックすべし!
知事に近い部局だからといって税金を使っているのですから例外は絶対に許されません。