先日椎名悦三郎・素夫氏の支援者だった叔父から色紙をもらい受けました。
昭和の三賢人と呼ばれた椎名悦三郎・前尾繁三郎・灘尾弘吉の三氏の色紙です。
悦三郎氏の座右の銘と言えば「省事」。
氏は「不如省事(事を省くにしかず)」言葉を見つけ、思わずひざを叩いたという。
何事によらず物を処理する時は、ささいで繁雑なことは切り捨て、主要な部分を簡潔明瞭につかむのがよい。本質でない小さなものに心を奪われると、目がくらんで大切なものを見逃してしまう。これぞ「省事」の精神である。
戦前の官吏時代からこのスタイルを信条としていたと聞きました。乙卯のですから色紙は昭和50年の元旦です。
この三賢人と呼ばれた三氏は理想の政治を追い求めたすぐれた政治家。
【椎名悦三郎氏】
【灘尾弘吉氏】
【前尾繁三郎氏】
あらためて以前に記事にした城山三郎氏の「賢人たちの世」を読み返してみたいと思います。
まさに温故知新の精神で。