2018年09月18日

最新のILCの動向

日本学術会議の中間答申において一部マスコミ報道ではILCの早期建設は困難との情報が流れていますが、ILC東北さんがフェイスブックで発信した記事によると

本日、自民党本部において、ILC誘致実現連絡協議会の第一回会合が開かれました。
二階俊博国土強靭化推進本部本部長(以下敬称略)、額賀福志郎東日本震災復興加速本部本部長、甘利知的財産戦略調査会会長、細田博之科学技術の会会長、渡海紀三朗科学技術イノベーション戦略調査会会長、藤井聡内閣官房参与、西岡喬AAA会長、高橋宏明東北ILC推進協議会代表、鈴木厚人岩手大学学長など 、錚々たるメンバーが出席しました。そしてもちろんILC推進議連の河村健夫会長と塩谷立幹事長。
河村先生は地方創生実行総合本部の本部長を兼ねての出席で、連絡協議会の会長を務めます。上の様々な組織を横断してILC誘致に向けて推進していこうというものです。挨拶や意見交換の後

「国家プロジェクトとしてILCを位置付けること」
「通常の科学技術・学術・大学予算の枠外で措置すること」

などを含めた決議文を全員一致で採択しました。

二階先生は今大変忙しく、少々遅れてこられましたが、「ILCは絶対に必要、それは誰もが認識している」とのこと。また、「総裁が決定すればそのもとでこれを確実に実現すべき」とも。


7月末に 塩谷立 ILC国会議連幹事長を訪問した折に塩谷幹事長が示された通りの流れできています。予算枠が文科省外で組めれば学術会議の結論に振り回されることはなくなります。今後の政府の動向に注視しながら、地元としてもできる限りの行動を継続していく必要があります。

情報は偏らずに意思決定のされるところから確実に取ることが肝要です。

posted by 飯沢ただし at 22:48| 岩手 ☁| Comment(0) | ILC 【東北から世界に発信!】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする