2018年08月23日

林産物加工新技術講演会in大東町興田

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この度、岩手県産業創造アドバイザーに就任された 伊東 繁 沖縄高専名誉教授が大東町興田で先生が特許を保有している衝撃波破砕装置の技術と大東町における林産物による産業活性化等について講演会が開催され、参加をしてきました。


先生の技術については今年の1月末に一関市議会「清和会」の皆さんと一緒に沖縄まで現地視察に行ってきましたので、内容については復習のつもりでしたが、先生からは今後の大東町の地域産業振興にも話が及びました。


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🎄 特用林産物資源利活用による産業活性化
🎄 特用林産資源の植栽
🎄 特用林産資源の加工による付加価値の増大と大東町ブランドの確率


黒文字・わらび・漆と新技術を活用して挑戦する価値を再認識した講演会でした。これからは無農薬で本物の商品が売れる時代、何とか先取りしたいものです。今後、安定した原料確保をどうするかが当面の課題となりそうです。
posted by 飯沢ただし at 03:36| 岩手 ☀| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月22日

平泉町の県要望会

標題の要望会に出席してきました。

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大項目22のうち青木町長から

💡 主要地方道一関北上線及び一般県道相川平泉線道路改良事業について
💡 「束稲山麓地域の世界農業遺産」への取り組みに向けた支援について
💡 世界遺産登録10周年に向けた支援について【新規】


強力に支援をお願いしたいとの要望がありました。

議会からも治水対策や平泉スマートICの取り付け道路等について要望があったところです。

なかなか踏み込んだ回答がなく、形式に基づいた要望会とのなったようです。

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毎年、要望会を傍聴して感じるところですが、市町村合併が進んで10年余になり財政規模の格差が出てきております。自治体の規模による弾力的な県の意見聴取の仕方も考えてはどうかと思うところです。

私は東磐井選挙区で町村要望に約7年立ち会った経験から、形式にとらわれず要望を実現するためにはどうしたらいいかといった視点が広域振興局には求められると思います。

現在の広域地方振興局は当初設置された目的、すなわち産業振興の戦略基地、自治体との対話の最前線といった姿の輪郭がぼやけてしまっている感があります。権限移譲も範囲も曖昧としていて職員も自治体側の質問に安全答弁に終始では地域の将来が見えてきません。

このことは将来の地域主権にも関わる問題ということを県は意識せねばなりません。

posted by 飯沢ただし at 23:43| 岩手 ☀| Comment(0) | My Opinion 【意見を申す】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月21日

ドローンの活用がますます盛んに

ドローン操縦、自動車学校が指南 受講で証明証
【科学&新技術 2018/8/21 11:38日本経済新聞 電子版】


 ドローンの操縦方法を学べる教室を設置する自動車学校が相次いでいる。動画撮影や農作業、宅配便への応用などドローン操縦者の需要が高まるなか、実技を学べる機会を提供するのが狙い。受講後には操作能力を裏付ける証明証がもらえ、ドローンの産業利用がしやすくなる。ドローンを活用したビジネスは今後広がるとみられ、操縦者不足の解消にもつながると期待される。


 全国の自動車学校24校が加盟する一般社団法人全国自動車学校ドローンコンソーシアム(東京・台東)によると、これまでに福島県や岩手県、埼玉県など全国に16校が開校。年内に新たに8校が開校する見込みだ。同コンソーシアムは2年以内に全国の自動車学校の約10%にあたる100校まで増やすことを目指す。

 自動車学校が開設するドローン教室は、ドローン運航のガイドラインの策定や操作者の育成を推進する一般社団法人、日本UAS産業振興協議会(JUIDA)が作成した教育カリキュラムに沿って実施する。

  空港周辺や地上150メートル以上の上空、建物や人から30メートル未満の空域など制限されている場所での飛行には国土交通省へ飛行申請する必要がある。

 国交省は2017年4月から講習内容や管理体制などの要件を満たした講習団体とその管理団体を航空局のホームページに掲載する制度を始めた。証明証があれば操縦者の飛行経歴の証明になる。掲載団体の講習を修了した操縦者は、飛行許可申請の際に操縦の知識や能力に関する確認を簡略化する。

 すでに開校している江刺自動車学校(岩手県奥州市)では月10人ほどの受講生を受け入れている。

 ドローンの操縦者は今後需要増が見込まれる。JUIDA認定の操縦技能証明証の取得者は7月1日時点で約5000人。現状、ドローンは空撮や点検などの用途で主に利用される。将来は物流などサービス市場を中心に拡大が見込まれ、10万人規模の操縦者が必要になるとの見通しもある。

 全国の指定自動車教習所の数は右肩下がりで、1988年には約1500カ所あった教習所は2016年には200カ所減り約1300カ所になった。年間の卒業生も約260万人から約160万人まで落ち込んだ。少子高齢化や若者の自動車離れの波を受け、自動車教習所の生き残り戦略の一つでもある。



ドローンの需要はますます高まる一方である。操縦者の増加への対応は迅速化が進んでいるようだが、自動車運転免許と同様の資格取得後の講習義務化などの安全対策強化も今後必要となるのではないか。
posted by 飯沢ただし at 22:59| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月20日

金足農旋風、決勝までも

第100回夏の甲子園大会に熱い旋風を巻き起こしている秋田県代表、金足農業高校。
準々決勝のサヨナラツーランスクイズは痺れました。

さて、今大会で高校野球校歌フリークの私を十分に魅了させてくれているのも金足農高の校歌です。反り返って全力で歌う金農ナインの姿が注目されていますが、歌自体もすばらしい!!!

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作詞:近藤忠義 作詞:岡野貞一

可美しき郷 我が金足
霜しろく 土こそ凍れ
見よ草の芽に 日のめぐみ
農はこれ たぐひなき愛
日輪の たぐひなき愛
おおげにや この愛
いざやいざや 共に承けて
やがて来む 文化の黎明
この道に われら拓かむ
われら われら われら拓かむ


私が特に好きなのは
農はこれ たぐひなき愛、日輪のたぐひなき愛の部分

自然の恵みと農の営みを人間愛によって包み込み、全体は農と共に前進する意思を壮大なスケールにて表現した素晴らしい詩と思います。
ちなみに作曲者は「春の小川」や「春が来た」を作曲した有名な方だそうです。


さて、明日は決勝戦。相手は二度目の春夏連覇を狙う大阪桐蔭高校です。相手は百戦錬磨で確かに強い、
でも、
全国の農業高校、いや公立高校球児の期待、もちろん初の優勝旗を東北へ悲願を達成して欲しいです。

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連投の吉田投手の疲労が心配ではあります。
posted by 飯沢ただし at 23:57| 岩手 ☁| Comment(0) | My Boom【密かなマイブーム】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月19日

釜石はハートフル

鵜住居復興スタジアムのキックオフイベントに行ってきました。

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メインのゲームはー14時キックオフなのに、私が到着した12時にはほぼスタンドは満席。
バックスタンドに陣取りスタジアムを見上げると山の緑の背景が新鮮。国内でもこんな緑に囲まれたラグビー場は例がないのではないかと思います。

スタンド全体から受ける印象も華美でもなく質素過ぎてもない。何しろ集まって来ている人たちが玄人のラグビー好きばかりだから雰囲気がいい。こんな心地良いスタジアムはワールドカップが始まったなら評価が高まることは間違いないでしょう。

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よくぞここまでたどり着いたと感慨がしみじみ。それには釜石を想ういろいろな人たちの助力があってこそ。特に最期の建設予算の詰の段階での総務省から岩手県庁に総務部長として着任していたK氏の尽力は私は決して忘れません。


新日鉄釜石と神戸製鋼のV7マッチがプレゲームとして組まれました。松尾も林も大八木も楽しそうにプレイをしていました。神戸製鋼のOB選手はこの日のために日帰りで来た方もいたとか。ラグビーの絆は本当に強い。観客もそれをよくよく知っているから一緒に楽しむ余裕があるのです。選手にかける温かい声援が耳触りがとてもよい。

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鵜住居スタジアムの前にかつてあった鵜住居小学校にいた釜石東中生徒の合唱には思わず涙がこぼれました。まだまだ非常時は続いているがラグビーと一緒に立ち上がっていこうという気持ちがこもっていました。


秋の訪れを告げるような涼風に当たりながら、とてもいいスタジアムの落成式を見せてもらって感謝、感謝です。
ラグビーワールドカップ2019釜石大会は絶対に成功に結びつけましょう!
posted by 飯沢ただし at 17:25| 岩手 ☁| Comment(0) | The Events  【各種催物】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月18日

リスクを取らんかい!

私は過去直近2度の選挙戦でILC実現を目指すことを公約の第一に掲げ、現在も活動している。


実現するかどうか確率も読めない公約を掲げたことは自分に対するリスクも承知の上で行っている。
それはこの地域にとってILCは有益であると判断したからであり、情報を知り得る最先端の身分である政治家の役目は将来に夢をつなぐことだと確信している。

研究者や識者の意見を聞くだけでなく施設の安全性や環境変化、研究施設の持続性についても自ら単身でCERNやSLACなどにも調査し理解に努め、このブログでも視察に関して情報発信してきた。
また、実現に向けてPSG主催の講演会や勉強会も複数回主宰して研究者と疑問のある聴講者とのやり取りの時間も十分に確保することにも留意して行った。

私には一部で報じられている行政の説明が足りないとか、今になって広報の仕方がどうやらとか生温い考え方にはまったく理解できない。

なぜならILCが世の話題となり約8年になる。
なぜこの間、疑問があったらなぜ主体的に調査し行動に起こしてこなかったのか!議論が未熟ならなぜ自ら進んで場を設定する努力をもしなかったのか!


未熟な不安要素を並べ立て、風聞だけで危険性を煽るやり方に対しても許しがたいものがある。


反対論陣を張るなら自らのリスクを背負ってからやるべきだ。
posted by 飯沢ただし at 23:57| 岩手 ☀| Comment(0) | ILC 【東北から世界に発信!】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月17日

科学的根拠ある議論を!

「ILC誘致を考える会」

主宰者の説明文書によると「ILCを考える会」は(子どもたちが学習しているのに遅れをとったと感じる市民による〜ILCを市民の立場から考える会)が講演会を開催した。

後援:一関教育委員会、平泉教育員会、岩手日報社、岩手日日新聞社、ICNケーブルネットワーク

と記載してある。去る7月28日(土)に開催された講演会を元にこの団体の代表者らがILC誘致反対の意見書を日本学術会議に提出したと報道されている。


私はILCを推進する立場ではあるが意見の多様性は排除はしない。しかし、人それぞれにいろいろな考え方があるとは思うが、新聞報道の内容を見ると

・県や一関市の誘致運動で事業に伴うリスクやコストについての説明が不十分
・立地地域の財政負担についての説明がない
・県境変化への不安、跡地利用についての不安
・子どもたちを活用した広報のあり方
・東日本大震災からの復興のために論じられている

の懸念を挙げたとされている。

大変申し訳ないが、反対論陣を張るには反対の根拠となる科学的根拠明らかにした上で行うべきであると考える。不安要素を並べて思惑だけで時期早尚と結論付けられているのは違和感を禁じ得ない。また、行政の説明不足を挙げているが私自身の活動を含めて8年以上にも及ぶ説明会が幾度となく開催されている中で、ご提案者の方々がどれほど学習していたのか、この期に及んでという疑問はぬぐえない。


まず最初に山下了先生や吉岡正和先生の講義をよくよく聞いてから判断し、科学的根拠をもって議論を戦わせるのが筋であろう。


後援された団体、メディア各社も「ILC誘致を考える会」という名前だけで判断されたのではないか・・・・・・あくまで想像であるが・・・・
posted by 飯沢ただし at 23:58| 岩手 ☁| Comment(0) | ILC 【東北から世界に発信!】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月04日

膿は出し切れ!!!

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出資法人等調査特別委員会でIGRいわて銀河鉄道を調査視察した、その当日の夕刻にこんな恥ずかしい不祥事事案が発生😠😠😠

ご当人は同社の広報担当で我々の調査時にも居たのです。なんと情けなや・・・


君は新社長に期待する私の話を聞いてなかったのか!!!


この際古い膿は出し切って、とにかく人心を一新してやって頂きたい!!
posted by 飯沢ただし at 23:52| 岩手 ☁| Comment(2) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月03日

県議会で防災士取得を目指す!

メディアで既報されていますが、岩手県議会で防災士を取得することを目指すことになりました。

このことは県議会消防議員連盟において今年度の活動に決定されていたもので、10月に下旬に取得に向けた日程が具体化されたので公表されました。
昨日は防災士の役割について、防災の分野では著名な岩手大学名誉教授の齋藤徳美先生から「改めて見直される防災士の役割」と題した講演会が開催されました。

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先生のお話でインパクトが大きかったのは

昭和の津波以降、考えられる対策はすべて実施したにもかかわらず

岩手県の死者・行方不明者 6,000名、全国での死者・行方不明者20,000名

何がまずかったのかを検証し、対策を講じないと再び災禍に見舞われる、現在にこいても不十分である。

その象徴的事例が「大川小学校」「鵜住居防災センター」「大槌町旧役場庁舎」


この中に一人でも防災士がいれば、大災禍は免れた

と先生は説明します。

その心は防災士の心得を知識を擁していれば「即座に安全な高台に逃げろ!!!」となったはず。

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日本に頻発する災害から命を守るためには社会を構成する鍵となる団体の誰かが資格を取り、連携をしていくことが必要と先生は説きます。

今回の県議会議員の多くの議員が取得をすることにより県内の市町村などに取得をするきっかけとなるかもしれません。

私にとって資格を得る講習会は30年位前に行政無線の資格を取って以来。二日間の座学に耐えて頑張ります。
posted by 飯沢ただし at 23:41| 岩手 ☀| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月01日

共同議連(岩手・宮城県議会)でILC要請活動

昨日、宮城県議会と岩手県議会のILC推進共同議連で要望活動を行いました。
私も役員となっておりましたので出席してまいりました。

総理官邸にて西村康稔 副官房長官に、自民党本部にて塩谷立 ILC建設推進議員連盟幹事長に対応して頂きました。

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佐々木議長のはからいによって私から西村副官房長官に対して、地元としての取り組みやILCが21世紀の環境の世紀にふさわしいプロジェクトとして迎え入れる用意があることを申し上げる機会を頂きました。

西村副官房長官からは、財源の捻出が課題であることを上げられて別枠での予算スキームが可能かどうかをチームで検討中であることを述べておりました。

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塩谷ILC議連幹事長からは

💡国家プロジェクトとして認めてもらえるよう情報発信の仕方を工夫しているところ
💡超党派議連としての活動は維持しつつも、党内での「決議」を上げるべく動き出しているところ
💡予算については別枠で確保できないか検討しているところ


と具体的な話を聞くことができました。

昨日の日経新聞の記事については川村議連会長から即座に対応を行ったとの発言もありました。
かなり国会議連における活動は拍車がかかっている印象でありました。

その後、本県選出の国会議員の事務所を回り、要望書を手渡したのちに宮城県自民党県j議団の御計らいによって防衛省を訪問しランチに690円也のカツカレーを食し、小野寺五典防衛大臣の大臣室(ご本人は訪露のため不在)に行く機会を頂きました。

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欧州の加速器建設計画の策定が始まる12月18日がデッドエンドと言われる中で政府に決定をしてもらうためにこれからもできることは精一杯行ってまいります。
posted by 飯沢ただし at 00:57| 岩手 ☀| Comment(0) | ILC 【東北から世界に発信!】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする