2018年07月25日
調査費だけでも何とかならぬか!
本日、新笹の田トンネル整備促進期成同盟会の総会が一関市大東町の大原市民センターで開催された。
顧問の小原伸元氏が大東町長時代から手掛けて22年。陸前高田市の潮風を内陸に・・・「潮風ロード」の創設を提唱して始まった動きである。
この間、大東地域だけでなく多くの賛同者を得てきた。特に宇部元一関商工会議所会頭の強力なリーダーシップにより多くの関係者の熱意ある働きかけがあり新トンネル建設に対する賛成署名は9万筆にも及んだのである。
期成同盟会に参画する自治体は一関市、奥州市、陸前高田市、大船渡市、平泉町、住田町の4市2町。
単体のトンネル建設のために結成された期成同盟会も珍しいのだか、これだけの自治体が参加しているは異例の規模である。
私だけでなく、多くの県議会議員も関心を寄せて頂き、複数の議員からも早期建設の質問や意見提言をして頂いている。
にもかかわらず県は長大トンネルを要するため投入予算が多額である、または既存のループ橋の存在を理由にして前進の意思を示さない。
なぜだ!なぜなのだ!と徐々に県へのいら立ちも見え始めてきた。
しかし、県になぜできないのかを追及してうまくいくのなら、何度でも質問等でやれるのだが、そう簡単にいかないから困ってしまう。
挨拶の中で私も述べたが、あきらめず根気よく運動を展開する以外にない。
達増知事は一関商工会議所会頭に「ILCが決まったら・・・」と言ったとか。復興予算を上手く活用して県負担を少なく建設する方がよほど利口なのだが、そいういう考え方に立てないのが本当にもどかしい。
しかし、実現するまでやるしかないのである。頑張りましょう。