2018年06月27日

地域医療は住民の手で守る!

本日は年に一度の千厩病院地域医療懇談会がありました。
オブザーバーとして県議は私と佐々木議員の二人が参加でした。

今日は病院の各部門から、医師は宗像院長はじめ小原副院長と樽本医師から、栄養管理課からは淺沼次長、医事経営課からは村上課長から講演がありました。

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宗像院長が赴任されてちょうど一年になるのですが、この一年で地域が置かれているいりょうの状況をよく把握されていて、これからの千厩病院の使命について明確な指針を述べられました。

すなわち、東磐井地域の医療ニーズは救急・透析・高齢者医療
求められるべきは機能分化と連携→回復期リハビリ病棟、地域包括ケア病床⇒地域包括ケアシステムの歯車の役目

目指すは急性期と回復期のハイブリッド


まさに地域医療構想に照らした病院機能を創造する過渡期にあって、県立病院といえども地域包括ケアシステム事業の多角化に取り組んでいかねば将来自立して存続できない状況にあるのです。
特に中山間地に住む住民にとって必要不可欠な県立の地域病院は医療局が守ってくれるのではなくサービスを受ける住民がもっと主体的に病院のことを理解し、医療従事者と助け合う意識の共有と運動がもっと必要になってくるでしょう。働き方改革によってドクターの勤務体制も変化をしていきます。世の中の変化に柔軟に対処するのは住民も同じ努力が求められます。


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千厩病院でもひとりのjひとりの患者に対して入退院支援の取り組みがされていることも報告されました。県の保健福祉部や市の健康保健行政と連携はさらに進めていく必要があることを痛感しました。
posted by 飯沢ただし at 23:41| 岩手 ☔| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする