2018年03月07日
総括質疑終わる
今年はILC実現の正念場と言われる重要な年です。
ところが平成30年度の予算編成、並びに事業計画でILCは例年と変わりなく三陸創造プランの中に組みこまれたままでした。私はトップマネージメントをしきる知事にその理由を問いました。
知事はILC実現は岩手の使命と言いながら、30年度予算の戦略的に行う施策にILCという単語も入っていない。これは県庁内、議会、ひいては県民に対して実行の手立てを示さないに等しいことです。
あいかわらず庁内論理でかわすことに専念されたようですが、私の質問に納得できる答弁はありませんでした。まったく民間の感覚と乖離しています。
ILC実現後の本県の青写真についても主体的に関わる具体的な言明も感じ入るものはありませんでした。これから政府関係者や研究者の方々と会議等で意見交換する機会も多いはずで、その都度本県で最高の情報発信者である知事は常にプレゼンをすることは私は当然と思っています。今日まで何もしてないことも質疑のやりとりで明らかになりました。
「機を見るに敏」という言葉があります。いわばビジネスチャンスは決して逃すな!です。そのような思いがあるのか?疑問はさらに深まりました。なんとも鈍感な県政トップマネージメントに苛立ちを隠せません。
でも、誰かがそれを指摘続けなけば前進しないといけない。指摘することで少しでも前進すると思って私、そして「いわて県民クラブ」も活動しています。
残る予算審議もガチンコで頑張ります。