今日の春の甲子園選抜大会3回戦、花巻東の戦いぶりに喜びと驚きが私の中で爆発しました!
接戦をしのいで勝利したことはもとより、佐々木監督の傭兵とそれに応える選手たちは素晴らしいです。
今日は9回まで相手投手にノーヒットで抑えられながらも守備力で相手の攻撃を封じ込め、最後のチャンスをものにしました。岩手県のチームでこんな試合運びができるチームが出てきたこと自体私は感動ものです。試合巧者とは正にこのことです。
今日は運よくゲーム開始から終わりまで観戦できましたので勝敗の分岐点と勝ちを手繰り寄せた要因を私なりに分析してみますと
まず花巻東の底力は
◎ここぞという時の鉄壁の守備(とにかく実戦型で良く鍛えられている)
◎一球ごとに戦術を変更しても対応できる選手の対応力
これらの技術力は高校野球レベルを超えています。
そして今日の試合のキーポイントは
1)調子の出ない先発投手を6球で見限り、リリーフを一回から投入できる準備と監督の判断力
2)リリーフの伊藤投手が慌てることなく我慢の投球を継続したこと
3)10回裏の代打の八幡君の四球による出塁
と思います。
特に3)に関しては、小兵の八幡選手は実はタイブレーク用に確実にバントをこなす選手が必要との判断でベンチ入りした選手で、小兵(159cm)の体をさらに小さく見せて相手投手の心理を揺さぶり四球を取りました。実は花巻東は小兵選手の系譜があって佐藤涼平選手や千葉翔太選手の甲子園での活躍は記憶に新しいところです。八幡選手もこの二人の先輩の活躍を見て花巻東で野球をしたいと希望したとか。秋の大会に出てない八幡選手を躊躇なく起用し、その期待に応える選手、すばらしいではないですか!
こうした選手の傭兵と監督の指示を信頼をもって受け止めて、受け止めるだけでなく戦況に応じた自分の個々の判断ができる選手をつくる花巻東のチーム作りは本当に大したものです。
次のベスト8戦の相手は明日優勝候補の大阪桐蔭高校。壁は高いですが一泡吹かせて欲しいものです。ロースコアで踏ん張ればチャンスはあるでしょう。
2018年03月31日
2018年03月29日
エネルギー地産地消のモデルを!
再生エネ「主力」明記 2050年戦略、数値目標は示さず
経済 2018/3/29 18:00日本経済新聞 電子版
2050年に向けた国の長期エネルギー戦略の素案が分かった。温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」に基づく脱炭素社会に向け、太陽光など再生可能エネルギーを主力電源化する方針を明記。安定供給を可能にするため蓄電池や水素の技術を集中的に開発すると打ち出す。原発は「脱炭素化の選択肢」としながらも依存度を低減。電源構成の数値目標は示さない。
長期戦略は経済産業省のエネルギー情勢懇談会で協議しており、4月にも最終案をまとめる。今夏の閣議決定をめざすエネルギー基本計画に反映させる方向だ。基本計画は主に30年までの政策の方向性を示すが、今回はその先をにらんだ長期戦略を初めて盛り込む。
素案ではパリ協定がめざす脱炭素社会に向け、太陽光や風力など再エネは価格低下とデジタル技術で「主力化への可能性が大きく拡大している」と分析。一方で自然変動リスクの耐性強化などを課題とし、蓄電池や水素などの技術の集中開発とネットワークの再構築に向けた投資を進める。
原発は「脱炭素化の選択肢」としながらも、事故リスクの抑制や廃炉や廃棄物処理などの対処や社会信頼の回復が必要と指摘。人材や技術、産業の基盤強化にとりくむ必要性を盛り込んだ。
国内で多くの利用がある火力発電など化石エネルギーに関しては「過渡期における主力」とし、非効率な石炭火力などは順次廃止する。
ただ、30年以降では温暖化対策や最新の国際的な情勢、再生エネや原発政策の進捗状況を勘案する必要がある。このため電源構成の目標比率は明示しない。
一方で、素案には判断材料を提供する新組織の設立を盛り込んだ。政府戦略の進捗をみる英国の「気候変動委員会」や、先端分野への開発投資を担う米国の「エネルギー高等研究計画局」など、欧米の事例を参考に詳細を詰める。
国も長期ヴィジョンを打ち出した。
蓄電池や水素などの技術開発には官民挙げて推進し、加速度が増しそうだ。原発に関しては曖昧な表現になっているのが多少気になるところだが・・・
ここで大事なのは県においてもこのヴィジョンに呼応した本県独自の政策スタンスをしっかりと示す必要があることだ。北海道を除いて最大の森林王国岩手県。この貴重な資源をどのように活用するか。私が提唱しているエネルギー地産地消のモデルを今からでもつくるべきだ。
経済 2018/3/29 18:00日本経済新聞 電子版
2050年に向けた国の長期エネルギー戦略の素案が分かった。温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」に基づく脱炭素社会に向け、太陽光など再生可能エネルギーを主力電源化する方針を明記。安定供給を可能にするため蓄電池や水素の技術を集中的に開発すると打ち出す。原発は「脱炭素化の選択肢」としながらも依存度を低減。電源構成の数値目標は示さない。
長期戦略は経済産業省のエネルギー情勢懇談会で協議しており、4月にも最終案をまとめる。今夏の閣議決定をめざすエネルギー基本計画に反映させる方向だ。基本計画は主に30年までの政策の方向性を示すが、今回はその先をにらんだ長期戦略を初めて盛り込む。
素案ではパリ協定がめざす脱炭素社会に向け、太陽光や風力など再エネは価格低下とデジタル技術で「主力化への可能性が大きく拡大している」と分析。一方で自然変動リスクの耐性強化などを課題とし、蓄電池や水素などの技術の集中開発とネットワークの再構築に向けた投資を進める。
原発は「脱炭素化の選択肢」としながらも、事故リスクの抑制や廃炉や廃棄物処理などの対処や社会信頼の回復が必要と指摘。人材や技術、産業の基盤強化にとりくむ必要性を盛り込んだ。
国内で多くの利用がある火力発電など化石エネルギーに関しては「過渡期における主力」とし、非効率な石炭火力などは順次廃止する。
ただ、30年以降では温暖化対策や最新の国際的な情勢、再生エネや原発政策の進捗状況を勘案する必要がある。このため電源構成の目標比率は明示しない。
一方で、素案には判断材料を提供する新組織の設立を盛り込んだ。政府戦略の進捗をみる英国の「気候変動委員会」や、先端分野への開発投資を担う米国の「エネルギー高等研究計画局」など、欧米の事例を参考に詳細を詰める。
国も長期ヴィジョンを打ち出した。
蓄電池や水素などの技術開発には官民挙げて推進し、加速度が増しそうだ。原発に関しては曖昧な表現になっているのが多少気になるところだが・・・
ここで大事なのは県においてもこのヴィジョンに呼応した本県独自の政策スタンスをしっかりと示す必要があることだ。北海道を除いて最大の森林王国岩手県。この貴重な資源をどのように活用するか。私が提唱しているエネルギー地産地消のモデルを今からでもつくるべきだ。
2018年03月25日
シンポ好き王国岩手
岩手県、19年に防災復興を発信するプロジェクト
(北海道・東北 日本経済新聞 2018/3/24 1:31)
岩手県は東日本大震災の風化を防ぎ、復興する被災地の姿を全国に発信するため、2019年に「三陸防災復興プロジェクト2019」を開催する。23日、実行委員会を設立した。計68日間にわたり、震災・津波を教訓にした防災の取り組みのほか、三陸の多様な食文化や観光資源を紹介し、復興後を見据えた地域経済の活性化を図る。
基本計画によると、開催期間は19年6月1日〜8月7日。会場は沿岸13市町村を中心に、近隣の地域との連携も予定する。総事業費は約4億8000万円。実行委には沿岸市町村だけでなく、県内全市町村が参加している。
実行委が主催する催事は24件。「将来に向けた備え」ではシンポジウムや防災復興展示会、「三陸の新たな魅力」では海産物を楽しむまつりやチェックポイントを回る野外ゲーム、「にぎわいの創出」では音楽祭や祭りなどを予定している。
プレイベントとして今年8〜9月のうち1週間程度、釜石市で催事を計画。9月に東京で開かれる日本最大規模の旅行博「ツーリズムEXPOジャパン2018」にも出展する。
19年はJR山田線宮古―釜石間が三陸鉄道へ移管されて日本最長の第三セクター鉄道となるほか、9〜10月には釜石市を会場の一つとしてラグビーワールドカップ(W杯)が開かれる。達増拓也知事は「国内外から三陸地域が注目を集める機会。新しい三陸の創造のためオール岩手で取り組む」と話した。
以前にも問題提起した復興博覧会が防災復興プロジェクトと名称変更され、2019年に開催されることとなった。沿岸市町村にしてみれば財源の心配はないと県は言っているし、まぁ損にはならないだろうと消極的賛成にも見えるが・・・果たして
達増県政はイベント、シンポジウムが大好きだ。
ところが最近の政策評価はイベントに何人集まるかが評価の対象となっているとの予算委員会でも議員から指摘があった。イベントは事前の段取りで8割方の仕事は終わる。被災地に行政がお金を注力すべきはこれからの被災地ふるさとを支える人材の育成、安定した収入を得るための産業の振興ではないのかと私は考える。優秀な県職員が一過性のイベントに張り付けている様は私はもったいなくて仕方がない。
イベントは華やかで一瞬の達成感はあるが、次の段階で多くの県民にどうつなげるかのシナリオが見えない。
私はすべてを否定はしない。2019年にRW釜石のプレイベントJR山田線の三陸鉄道開移管に合わせて賑わいを創出し、情報発信と交流人口を増やすことは大賛成である。しかし何も2019年に多額の予算をつけてすべての沿岸に大風呂敷を広げて一気にやる必要もなかろうと思う。県には何度も意見提言をしたが聞く耳などなかったようだ。復興は2019年に当然終わるわけでもないし2020年は東京オリパラがある。聖火リレーに合わせて他の市町村にスポットライトを当てたらいいし、イベントをするなら2020年以降も連続して工夫をしたらいい。それも主体は沿岸自治体の若者であるべきだ。祭りは内からの熱がなければ成立しない。
プロジェクトに名のつくものに、かつてプロジェクトNなる知事の私的に近いものが存在した。知事のマニフェストを実現する満足するだけが目的なら県民に申し訳が立たないのではないか。短期間に4.8億円もかける意味が理解できかねる。
企業・団体からの協賛金を募るとしているが、果たしてどれだけ集まるか。また集め方もしっかりチェックを入れておかねばならない。
本年がILC実現がが最終局面を迎える中で、この成否が将来の岩手に大きな影響を与えるのは明らかで、県が最も力を入れるべきはそこではないのか!
(北海道・東北 日本経済新聞 2018/3/24 1:31)
岩手県は東日本大震災の風化を防ぎ、復興する被災地の姿を全国に発信するため、2019年に「三陸防災復興プロジェクト2019」を開催する。23日、実行委員会を設立した。計68日間にわたり、震災・津波を教訓にした防災の取り組みのほか、三陸の多様な食文化や観光資源を紹介し、復興後を見据えた地域経済の活性化を図る。
基本計画によると、開催期間は19年6月1日〜8月7日。会場は沿岸13市町村を中心に、近隣の地域との連携も予定する。総事業費は約4億8000万円。実行委には沿岸市町村だけでなく、県内全市町村が参加している。
実行委が主催する催事は24件。「将来に向けた備え」ではシンポジウムや防災復興展示会、「三陸の新たな魅力」では海産物を楽しむまつりやチェックポイントを回る野外ゲーム、「にぎわいの創出」では音楽祭や祭りなどを予定している。
プレイベントとして今年8〜9月のうち1週間程度、釜石市で催事を計画。9月に東京で開かれる日本最大規模の旅行博「ツーリズムEXPOジャパン2018」にも出展する。
19年はJR山田線宮古―釜石間が三陸鉄道へ移管されて日本最長の第三セクター鉄道となるほか、9〜10月には釜石市を会場の一つとしてラグビーワールドカップ(W杯)が開かれる。達増拓也知事は「国内外から三陸地域が注目を集める機会。新しい三陸の創造のためオール岩手で取り組む」と話した。
以前にも問題提起した復興博覧会が防災復興プロジェクトと名称変更され、2019年に開催されることとなった。沿岸市町村にしてみれば財源の心配はないと県は言っているし、まぁ損にはならないだろうと消極的賛成にも見えるが・・・果たして
達増県政はイベント、シンポジウムが大好きだ。
ところが最近の政策評価はイベントに何人集まるかが評価の対象となっているとの予算委員会でも議員から指摘があった。イベントは事前の段取りで8割方の仕事は終わる。被災地に行政がお金を注力すべきはこれからの被災地ふるさとを支える人材の育成、安定した収入を得るための産業の振興ではないのかと私は考える。優秀な県職員が一過性のイベントに張り付けている様は私はもったいなくて仕方がない。
イベントは華やかで一瞬の達成感はあるが、次の段階で多くの県民にどうつなげるかのシナリオが見えない。
私はすべてを否定はしない。2019年にRW釜石のプレイベントJR山田線の三陸鉄道開移管に合わせて賑わいを創出し、情報発信と交流人口を増やすことは大賛成である。しかし何も2019年に多額の予算をつけてすべての沿岸に大風呂敷を広げて一気にやる必要もなかろうと思う。県には何度も意見提言をしたが聞く耳などなかったようだ。復興は2019年に当然終わるわけでもないし2020年は東京オリパラがある。聖火リレーに合わせて他の市町村にスポットライトを当てたらいいし、イベントをするなら2020年以降も連続して工夫をしたらいい。それも主体は沿岸自治体の若者であるべきだ。祭りは内からの熱がなければ成立しない。
プロジェクトに名のつくものに、かつてプロジェクトNなる知事の私的に近いものが存在した。知事のマニフェストを実現する満足するだけが目的なら県民に申し訳が立たないのではないか。短期間に4.8億円もかける意味が理解できかねる。
企業・団体からの協賛金を募るとしているが、果たしてどれだけ集まるか。また集め方もしっかりチェックを入れておかねばならない。
本年がILC実現がが最終局面を迎える中で、この成否が将来の岩手に大きな影響を与えるのは明らかで、県が最も力を入れるべきはそこではないのか!
2018年03月24日
水星逆行のせい?
今日はいろいろなことがありました。
午前中は肩の治療のために約三か月ぶりに治療院へ。なぜ三か月ぶりかと言うと治療院の先生が年末に持病悪化のために緊急入院したためです。肩の方は状態は後退することなく良い方向へ向かっていたので一安心。
ここまでは良かった。
治療が終わった後に事務所の加藤氏と一緒に大学の後輩へ新入生勧誘イベントのための食材を戸田合宿所まで高速道をひた走り南下。♪天気は上々、車は快調♪と植木等の歌ばりに進めていたら、国見PA手前3km付近でいきなりのエンジンの轟音が・・・アクセルを踏んでもスピードが出ないし、回転数は極端に上がる!これはただ事ではないと直感しPAまでだましだまし転がして様子を見たら、異常音は収まった。ならば前進と行ってみたら同じ症状が出はじめてこれはすぐに高速は降りるしかないと国見ICまで走行。国見ICまで下りだったので助かりました。
何とか連絡を取り合って同じメーカーのディラーまで辿り着き、点検してみたらミッション系トラブルで重傷でした。走行距離20万kmを超えていましたので何かは起こらないでもないと思っていましたが・・・最終的に車の横持ちはディーラー間で行うこととし、私たちはレンタカーで帰ることに。届ける荷物は途中でヤマトさんにお願いしてきましたとさ(最初からそうすれば良かったは後の祭り)。
今に思えば車が急に止まって動かなくなり追突されないでけでも幸運でした。
話はこれだけでは終わらず。
レンタカーを一関の駅前で返して、大船渡線で摺沢まで帰ることに。
山汽車は通学していた30年前とは見違えるばかりの性能が良くなりスピード感溢れて岩ノ下駅を通過。陸中松川駅にもうすぐかなと思った瞬間、列車は急ブレーキ!これは何かあったなと思い運転席へ歩み寄ったれカモシカ君が飛び出してきたとのことで衝突事故発生!
可哀そうなカモシカ君は後脚にダメージを負っておりました。しかし、数分後歩いて立ち去ったそうなので痺れですんだのかもしれません。
帰宅後、ワイフに今日の出来事を話をしましたら「水星逆行」の影響かもと言われました。
何にしても疲れた一日でありました。ということで今日はこれから風呂に入ってすぐ寝ることにします。
午前中は肩の治療のために約三か月ぶりに治療院へ。なぜ三か月ぶりかと言うと治療院の先生が年末に持病悪化のために緊急入院したためです。肩の方は状態は後退することなく良い方向へ向かっていたので一安心。
ここまでは良かった。
治療が終わった後に事務所の加藤氏と一緒に大学の後輩へ新入生勧誘イベントのための食材を戸田合宿所まで高速道をひた走り南下。♪天気は上々、車は快調♪と植木等の歌ばりに進めていたら、国見PA手前3km付近でいきなりのエンジンの轟音が・・・アクセルを踏んでもスピードが出ないし、回転数は極端に上がる!これはただ事ではないと直感しPAまでだましだまし転がして様子を見たら、異常音は収まった。ならば前進と行ってみたら同じ症状が出はじめてこれはすぐに高速は降りるしかないと国見ICまで走行。国見ICまで下りだったので助かりました。
何とか連絡を取り合って同じメーカーのディラーまで辿り着き、点検してみたらミッション系トラブルで重傷でした。走行距離20万kmを超えていましたので何かは起こらないでもないと思っていましたが・・・最終的に車の横持ちはディーラー間で行うこととし、私たちはレンタカーで帰ることに。届ける荷物は途中でヤマトさんにお願いしてきましたとさ(最初からそうすれば良かったは後の祭り)。
今に思えば車が急に止まって動かなくなり追突されないでけでも幸運でした。
話はこれだけでは終わらず。
レンタカーを一関の駅前で返して、大船渡線で摺沢まで帰ることに。
山汽車は通学していた30年前とは見違えるばかりの性能が良くなりスピード感溢れて岩ノ下駅を通過。陸中松川駅にもうすぐかなと思った瞬間、列車は急ブレーキ!これは何かあったなと思い運転席へ歩み寄ったれカモシカ君が飛び出してきたとのことで衝突事故発生!
可哀そうなカモシカ君は後脚にダメージを負っておりました。しかし、数分後歩いて立ち去ったそうなので痺れですんだのかもしれません。
帰宅後、ワイフに今日の出来事を話をしましたら「水星逆行」の影響かもと言われました。
何にしても疲れた一日でありました。ということで今日はこれから風呂に入ってすぐ寝ることにします。
2018年03月23日
二月議会終わる
去る3月20日(火)に県議会二月定例議会は閉会しました。
今回の予算特別委員会で私は総括質疑をしましたが、部局別審査でも新規・継続案件について提案と質問をしました。
新規案件は宮城県で実証実験に取り組んでいる「田んぼダム」について。田んぼダムはすでに新潟県見附市で実施されていて、河川改修には一定の期間と予算が必要になることから、水量を一時的に田んぼで調節して水害被害を緩和させるという取り組みです。本県の土地改良事業化率は東北六県でも最下位の51.1%であることを逆手にとって新規採択箇所においては検討の余地があるのではないかという提案でした。地元の藤沢町黄海の辻山地区などは格好の採用適地と想定しました。農林水産部長からは「研究の価値あり。」との答弁でありました。
その他、継続てきに取り組んでいる課題として、漆産業の全県下への展開、地域病院における存在意義の明確化と医師の計画的配置策、そして定番の「国道343号 新笹の田トンネル」の建設について発言しました。新笹の田トンネルは毎度角度を変えて質問するので他の議員にもすっかり浸透してきました。議員だけでなく執行部においてもILC実現戦略の中で先手を打ってもらいたいものです。いずれ採択されるまでこの質問は続きます。
恒例のI紙の県議会を振り返ってでは、議会への厳しい論調が展開されておりました。(文責のM氏にしては辛口批評(謎))確かに、質問者が執行部の答弁ごとに「ありがとうございます。」を繰り返していては議論の深みがでないのは当然で、執行部も楽で仕方がないはず。質問には議員の問題意識がなければ質問する意味がないと私は常々思っています。今議会での唯一のアクセントはベテランのS議員とK部長のやりとりだったでしょうか? ベテラン議員はもっと手本になるような質問をしなければなりませんね。自戒もこめて。
議会が終わってから恒例の三者懇の席で他会派の一期生議員から、県議会の二元代表制の現状について問われました。確かに選挙という大きな関門をくぐるにはそれなり支援体制がなければ成就しない訳で、私に問うた議員も現実と理想の狭間で悩みがあるのでしょう。地方議会には与党も野党もないのだからしっかりと問題意識をぶつけろ!と激励しましたが、自分で乗り越えて大きく成長して欲しいと思います。
そういう意味でも自由に発言できる環境を私に与えて下さった支持者の皆々様には感謝の念にたえません。これからも残された任期を全力で頑張ります!
今回の予算特別委員会で私は総括質疑をしましたが、部局別審査でも新規・継続案件について提案と質問をしました。
新規案件は宮城県で実証実験に取り組んでいる「田んぼダム」について。田んぼダムはすでに新潟県見附市で実施されていて、河川改修には一定の期間と予算が必要になることから、水量を一時的に田んぼで調節して水害被害を緩和させるという取り組みです。本県の土地改良事業化率は東北六県でも最下位の51.1%であることを逆手にとって新規採択箇所においては検討の余地があるのではないかという提案でした。地元の藤沢町黄海の辻山地区などは格好の採用適地と想定しました。農林水産部長からは「研究の価値あり。」との答弁でありました。
その他、継続てきに取り組んでいる課題として、漆産業の全県下への展開、地域病院における存在意義の明確化と医師の計画的配置策、そして定番の「国道343号 新笹の田トンネル」の建設について発言しました。新笹の田トンネルは毎度角度を変えて質問するので他の議員にもすっかり浸透してきました。議員だけでなく執行部においてもILC実現戦略の中で先手を打ってもらいたいものです。いずれ採択されるまでこの質問は続きます。
恒例のI紙の県議会を振り返ってでは、議会への厳しい論調が展開されておりました。(文責のM氏にしては辛口批評(謎))確かに、質問者が執行部の答弁ごとに「ありがとうございます。」を繰り返していては議論の深みがでないのは当然で、執行部も楽で仕方がないはず。質問には議員の問題意識がなければ質問する意味がないと私は常々思っています。今議会での唯一のアクセントはベテランのS議員とK部長のやりとりだったでしょうか? ベテラン議員はもっと手本になるような質問をしなければなりませんね。自戒もこめて。
議会が終わってから恒例の三者懇の席で他会派の一期生議員から、県議会の二元代表制の現状について問われました。確かに選挙という大きな関門をくぐるにはそれなり支援体制がなければ成就しない訳で、私に問うた議員も現実と理想の狭間で悩みがあるのでしょう。地方議会には与党も野党もないのだからしっかりと問題意識をぶつけろ!と激励しましたが、自分で乗り越えて大きく成長して欲しいと思います。
そういう意味でも自由に発言できる環境を私に与えて下さった支持者の皆々様には感謝の念にたえません。これからも残された任期を全力で頑張ります!
2018年03月17日
閉校式が示すもの
今週末と来週の21日は閉校式の式典が都合7件あります。
今日は千厩地域の清田小学校と磐清水小学校の閉校式に参列、思い出を語る会にも各々参加しました。
閉校は来月の統合小学校開校に向けてのお別れの行事ですが、これまで大東地域など多くの閉校式に参列しましたが、学校で児童らが歌う校歌が最後ということに様々な思いをはせると涙が出てきました。
統合に至る要因は何と言っても急激な人口減少なのですが、中山間地域ほどその傾向が高くなるのは危機感を拭えません。
実は昭和大合併時の昭和30年時には農村部における自治体の人口はピークを示しており、合併当時の「広報だいとう」にはすでに若者流失と人口減少について議長であった祖父武雄の寄稿がありました。財政がようやく余裕ができた昭和50年代になると企業誘致などの雇用対策を図り人口の流出を食い止めようとしましたが、結果として抜本的な解決をみるこはできなかったことになります。
一次産業主体の地方に政府主導で大胆な大企業本店の企業分散策などが昭和50年代半ばあたりに展開していれば少しは状況は変わっていたかもしれませんが、今からでは時すでに遅し。実のところ権限も中央政府に集中し、人資源も富も中央に吸い取られる構図は日本国が成立してから全く変わってはいないのです。
問題はこれから。団塊の世代を引退を引っ張って生産年齢人口に留めておいてきた地方の企業のやり方も限界に達しています。2020年代は労働環境だけでなく労働に対する価値観も大きく変わっていくでしょう。その中で地方がどうやって生き残りをしていくのか。いつの時代も困難はつきまとうのですが、2020年代のギアチェンジが成功するかどうかこの先20年先30年先にも影響していくでしょう。
科学する心、自然との共生、地域の絆、交流人口の増大、解決の糸口はそこらへんにあると分析しています。
今日は千厩地域の清田小学校と磐清水小学校の閉校式に参列、思い出を語る会にも各々参加しました。
閉校は来月の統合小学校開校に向けてのお別れの行事ですが、これまで大東地域など多くの閉校式に参列しましたが、学校で児童らが歌う校歌が最後ということに様々な思いをはせると涙が出てきました。
統合に至る要因は何と言っても急激な人口減少なのですが、中山間地域ほどその傾向が高くなるのは危機感を拭えません。
実は昭和大合併時の昭和30年時には農村部における自治体の人口はピークを示しており、合併当時の「広報だいとう」にはすでに若者流失と人口減少について議長であった祖父武雄の寄稿がありました。財政がようやく余裕ができた昭和50年代になると企業誘致などの雇用対策を図り人口の流出を食い止めようとしましたが、結果として抜本的な解決をみるこはできなかったことになります。
一次産業主体の地方に政府主導で大胆な大企業本店の企業分散策などが昭和50年代半ばあたりに展開していれば少しは状況は変わっていたかもしれませんが、今からでは時すでに遅し。実のところ権限も中央政府に集中し、人資源も富も中央に吸い取られる構図は日本国が成立してから全く変わってはいないのです。
問題はこれから。団塊の世代を引退を引っ張って生産年齢人口に留めておいてきた地方の企業のやり方も限界に達しています。2020年代は労働環境だけでなく労働に対する価値観も大きく変わっていくでしょう。その中で地方がどうやって生き残りをしていくのか。いつの時代も困難はつきまとうのですが、2020年代のギアチェンジが成功するかどうかこの先20年先30年先にも影響していくでしょう。
科学する心、自然との共生、地域の絆、交流人口の増大、解決の糸口はそこらへんにあると分析しています。
2018年03月12日
椎名先生からの金言
椎名素夫先生が亡くなられて11年になります。
先日、椎名先生の大支持者であった叔父から「椎名素夫先生を偲ぶ会記念」のDVDを手渡されて(確か自分も所有していたはずだが)昨日議員会館で観ました。
内容は二本立てで、
1.テレビ岩手特別番組
2.米国国務長官特別功労賞表彰式(平成15年6月)
2の表彰式には実は私も光栄なことにご招待を受けて(それも米国大使館から)出席していて、その映像も入っていました。アーミテージ氏がプレゼンターのために来日していました。
その時の椎名先生のスピーチに私は感動し、今でも一部は鮮明に記憶していて、時折その言葉を演説で引用します。あらためてアーミテージ氏や椎名先生の言葉に触れて、世界の安定のために日米が緊密な関係を保持することの重要さを認識致しました。
椎名先生は日米関係について「別にアメリカでなくてもいいんだよ。ただアメリカはこちらが真摯にフェアに言ったことはしっかり受け止めてくれる。それが大事な信頼関係なんだ。」と。
また、日本が今後国際外交で振る舞うべき立ち位置は「アジェンダ・セッティング(問題の設定)」を自ら行使出来うる立場になることと説きました。
まさに今複雑化した国際関係の中で椎名先生が指摘することは金言に値します。
微力ながら私もそういう視点、立場で活動したいと心に誓った昨日でありました。
先日、椎名先生の大支持者であった叔父から「椎名素夫先生を偲ぶ会記念」のDVDを手渡されて(確か自分も所有していたはずだが)昨日議員会館で観ました。
内容は二本立てで、
1.テレビ岩手特別番組
2.米国国務長官特別功労賞表彰式(平成15年6月)
2の表彰式には実は私も光栄なことにご招待を受けて(それも米国大使館から)出席していて、その映像も入っていました。アーミテージ氏がプレゼンターのために来日していました。
その時の椎名先生のスピーチに私は感動し、今でも一部は鮮明に記憶していて、時折その言葉を演説で引用します。あらためてアーミテージ氏や椎名先生の言葉に触れて、世界の安定のために日米が緊密な関係を保持することの重要さを認識致しました。
椎名先生は日米関係について「別にアメリカでなくてもいいんだよ。ただアメリカはこちらが真摯にフェアに言ったことはしっかり受け止めてくれる。それが大事な信頼関係なんだ。」と。
また、日本が今後国際外交で振る舞うべき立ち位置は「アジェンダ・セッティング(問題の設定)」を自ら行使出来うる立場になることと説きました。
まさに今複雑化した国際関係の中で椎名先生が指摘することは金言に値します。
微力ながら私もそういう視点、立場で活動したいと心に誓った昨日でありました。
2018年03月08日
職員が不憫でなりません。。。
今日の(もう昨日になりましたが)政策・地域部の部局審査において2019年に実施予定の(仮称)復興博覧会について多くの委員から質問と意見が出ました。
執行部の答弁によれば、(仮称)復興博覧会は2019年の6月から7月に行い、三陸鉄道の開通とラグビーワールドカップ釜石大会に合わせて復興のイベントを通じて情報発信と地域振興を図るとされています。
いわて県民クラブでは佐々木努議員が以前から復興が完遂していないのに被災地に負担がかかることが十分に予想される一過性のイベントを中心に行う趣旨と時期について疑問を呈しており、執行部に再考を促していましたが、執行部は意に介せず今月末には実行委員会が開催され押し切る雰囲気になっています。
実はこの復興博覧会は3年前の達増知事マニフェストに記載したもので、実行することは既成事実になっているのです。これが問題の震源地です。
被災地自治体が他県からいまだに応援職員を要請しているこの時期に、果たして気持ちが晴れた状態で前向きに博覧会らしきものの開催に熱が入るのか・・・
ラブビーワールドカップは2019年9月と10月に開催予定で時期が合わないし、加えて7月上旬には参議院選挙が予定されている。どうしても達増知事の任期中に行いたいのでしょうが、イベント開催の時期が効果的とは思えないし、どう考えても(深く考えなくても)適切とは言えません。
委員の質問に後付であれこれと苦しい理由をつけて言わざるをえない職員の方々の苦渋が見えて今日の委員会は切ない気持ちになりました。
何が何時が一番被災地にとって効果が上がるのか。原点に返って真摯な議論が実行委員会で行われることを期待します。
執行部の答弁によれば、(仮称)復興博覧会は2019年の6月から7月に行い、三陸鉄道の開通とラグビーワールドカップ釜石大会に合わせて復興のイベントを通じて情報発信と地域振興を図るとされています。
いわて県民クラブでは佐々木努議員が以前から復興が完遂していないのに被災地に負担がかかることが十分に予想される一過性のイベントを中心に行う趣旨と時期について疑問を呈しており、執行部に再考を促していましたが、執行部は意に介せず今月末には実行委員会が開催され押し切る雰囲気になっています。
実はこの復興博覧会は3年前の達増知事マニフェストに記載したもので、実行することは既成事実になっているのです。これが問題の震源地です。
被災地自治体が他県からいまだに応援職員を要請しているこの時期に、果たして気持ちが晴れた状態で前向きに博覧会らしきものの開催に熱が入るのか・・・
ラブビーワールドカップは2019年9月と10月に開催予定で時期が合わないし、加えて7月上旬には参議院選挙が予定されている。どうしても達増知事の任期中に行いたいのでしょうが、イベント開催の時期が効果的とは思えないし、どう考えても(深く考えなくても)適切とは言えません。
委員の質問に後付であれこれと苦しい理由をつけて言わざるをえない職員の方々の苦渋が見えて今日の委員会は切ない気持ちになりました。
何が何時が一番被災地にとって効果が上がるのか。原点に返って真摯な議論が実行委員会で行われることを期待します。
【平成4年に開催された三陸・海の博覧会。本文と写真は全く関連はありません。】
2018年03月07日
総括質疑終わる
今年はILC実現の正念場と言われる重要な年です。
ところが平成30年度の予算編成、並びに事業計画でILCは例年と変わりなく三陸創造プランの中に組みこまれたままでした。私はトップマネージメントをしきる知事にその理由を問いました。
知事はILC実現は岩手の使命と言いながら、30年度予算の戦略的に行う施策にILCという単語も入っていない。これは県庁内、議会、ひいては県民に対して実行の手立てを示さないに等しいことです。
あいかわらず庁内論理でかわすことに専念されたようですが、私の質問に納得できる答弁はありませんでした。まったく民間の感覚と乖離しています。
ILC実現後の本県の青写真についても主体的に関わる具体的な言明も感じ入るものはありませんでした。これから政府関係者や研究者の方々と会議等で意見交換する機会も多いはずで、その都度本県で最高の情報発信者である知事は常にプレゼンをすることは私は当然と思っています。今日まで何もしてないことも質疑のやりとりで明らかになりました。
「機を見るに敏」という言葉があります。いわばビジネスチャンスは決して逃すな!です。そのような思いがあるのか?疑問はさらに深まりました。なんとも鈍感な県政トップマネージメントに苛立ちを隠せません。
でも、誰かがそれを指摘続けなけば前進しないといけない。指摘することで少しでも前進すると思って私、そして「いわて県民クラブ」も活動しています。
残る予算審議もガチンコで頑張ります。
2018年03月04日
明日から予算特別委員会がはじまります。
平成30年度予算を審議する予算特別委員会が設置され、5日(月)審議が始まります。私は今回は会派を代表して総括質疑を行います。
予定している質問項目は
1・新しい副知事の提案予定に関して
2・平成30年どの当初予算に関して
(1)2020年代の社会に対応した予算になっているか
(2)戦略的に取り組む重要施策について
(3)効果的な予算配置について
(4)ILC実現に関した取り組みについて
(5)洋上風力発電について
(6)被災地の復興とスポーツ施策の戦略的な展開について
3・次期総合計画について
(1)議会の策定の関与について
(2)幸福に関する指標について
(3)計画期間について
(4)被災地復興について
質問時間は21分。提案を交えて質問いたします。所謂よいしょ質問は一切ありません。
【写真は2年前の決算委員会での総括質疑の様子】
予定している質問項目は
1・新しい副知事の提案予定に関して
2・平成30年どの当初予算に関して
(1)2020年代の社会に対応した予算になっているか
(2)戦略的に取り組む重要施策について
(3)効果的な予算配置について
(4)ILC実現に関した取り組みについて
(5)洋上風力発電について
(6)被災地の復興とスポーツ施策の戦略的な展開について
3・次期総合計画について
(1)議会の策定の関与について
(2)幸福に関する指標について
(3)計画期間について
(4)被災地復興について
質問時間は21分。提案を交えて質問いたします。所謂よいしょ質問は一切ありません。