平成20年代も今日で終わりですね。
今年もいろいろなことがありました。新しい出会いや心ときめく再会、そして悲しい別れも。私自身が人生悲喜交々を感じる年代に入っています。
年齢を重ねるにしたがってお別れの機会が多くなっくるのは自然の流れとして受け止めるしかないと覚悟していますが、やはり別れはつらいものです。
しかし、時は非情にも確実に刻まれていきます。(紅白に出演した同じ年の松田聖子の衰退ぶりを見るのも辛い)それに最近は時の流れがグングン加速度がついてきているような気がします。
ということで教訓その1。
「やるべきことは思いついたときにすぐに実行!」
後回しはどんどん溜まるだけです。来年はこれを克服するよう努力したいと思います。
さて、あと約1時間で平成30年です。そしてあと1年余で元号も変わり、いよいよ2020年代へカウントダウンです。生産年齢人口の急減とAIの導入。これだけでも社会が大きく変わります。と同時に人の価値観も変容していく可能性がある。合衆国のトランプ大統領の誕生がその前兆のような気がしてなりません。
これらの変化とはすなわち、今までの成功体験が通用しなくなる。ガルブレイスが予見した不確実性の時代よりもっと複雑怪奇な時代がやってくる。一方、妙に単純な自分に都合のいい意思決定されるような風潮も散見される。これから次世代の社会を構成する私たちの人間力が試されることになります。
みずほ総合研究所の堀江奈保子氏は「人口減少と高齢化で労働参加率が今後上昇する余地は限られており、20年ごろには減少に転じるとみるのが現実的」とみる。失業率や各年齢層の労働参加率がほぼ変わらないと仮定して推計すると、25年に就業者数は6000万人を割るという。
働く人の数が減少し始める中で成長し続けるには、従業員1人当たりの付加価値(労働生産性)向上が必要になる。日本生産性本部によると、16年の1人当たり労働生産性はOECD加盟35カ国の中で21位にとどまっている。 人手不足を受けて企業は省力化の設備投資を増やしている。リクルートワークス研究所によるとAIや機械による労働の代替が進んで労働力が余り、今は24年ぶりの低水準にある失業率が25年までに再び大きく上がる可能性がある。 多くの企業では余剰人員が生まれるため、より成長性の高い分野に人が転職しやすい市場を整備すれば、人材難を緩和できそうだ。より少ない人数で多くの付加価値を生み出せるようになれば収益力は落とさずにすむ。
(日本経済新聞電子版より抜粋)
話は急に変わって最近気になる防衛問題について。中国の軍備強化と東シナ海への進出と北朝鮮のミサイル脅威への対応は急を要します。私は、机上の空論ではなく現実的な対応が必要と考えます。政府は、地上配備型の新たな迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の 導入を決定しました。北朝鮮が昼夜問わず弾道ミサイルを発射する中、常時警戒できる態勢を整えるものです。また、護衛艦いずも型の空母化の構想も発表されました。我が国を守るためこのような装備強化は当然です。小野寺防衛大臣の手腕に大いに期待します。
話が取りとめのない方向に行ってしまいましたが、まずは心身ともに健康であることが一番なことを再認識した年でありました。五十肩に悩まされ、7月は熟睡することができない日が続きましたが、今は治療のおかげでだいぶ回復しました。11月には2回も風邪を引いてしまいました。こんなことのないように来年は免疫力をばっちりつけたいと思います。
来年もこのブログで情報発信を継続していきますので、変わらぬお付き合いをよろしくお願い致します。
今年1年のご愛顧に心から感謝申し上げます。