2017年12月28日

第22回宮城・岩手県境議員懇談会

去る12月25日(月)に仙台市内において表題の懇談会が開催されました。
昨年は達増岩手県知事にも参加を頂戴し、今年は千葉副知事、冒頭のみでしたが村井宮城県知事も参加されました。両県議会議長にもいつも参加を頂いております。

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22回もの会を重ねたこの懇談会。一年に一度は懇談会を開いて共通認識を深めています。最近は議員間の気心も知れてお互いの信頼関係が築かれたなかで宮城県の会から岩手・宮城ILC共同議連の提案があったのでした。共同議連が成立したのもこの議連の活動の蓄積があってこそと言えます。

以前増田・浅野両知事が参加した頃は県境に関わるシビアな問題が存在し議会側が主導して解決を図った事案もありました。漁業区の調整などはまさにそのいい例です。

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今年の意見交換会の議題は
1⃣ 国際リニアコライダー誘致実現に向けた取り組み状況について

2⃣ 県境河川における災害対策及び両県の連携について

3⃣ 林業の活性化に向けた取り組み及び両県の連携について

3点の議題について質疑・意見交換がありました。
昨年ほど時間が多く取れなかった点は残念でしたが、両県部長以下の執行部が参加を頂いているので2⃣ の問題に関しては道筋が立ちそうです。

毎度感じることですが、宮城と岩手の資料の作り方にも特徴があって比較すると県民性の象徴のような感じがして興味深いです。また、宮城県の復興・企画担当部長と農林水産部長は女性の職員が抜擢されており、インパクトが大きいです。

来年は岩手県側がホスト役になるのですが、ILCへの動きも加速する見込みであることから時宜に応じた懇談会にしたいと現在思っております。

posted by 飯沢ただし at 23:27| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする