2017年12月31日

平成29年さようなら!

平成20年代も今日で終わりですね。
今年もいろいろなことがありました。新しい出会いや心ときめく再会、そして悲しい別れも。私自身が人生悲喜交々を感じる年代に入っています。
年齢を重ねるにしたがってお別れの機会が多くなっくるのは自然の流れとして受け止めるしかないと覚悟していますが、やはり別れはつらいものです。
しかし、時は非情にも確実に刻まれていきます。(紅白に出演した同じ年の松田聖子の衰退ぶりを見るのも辛い)それに最近は時の流れがグングン加速度がついてきているような気がします。

ということで教訓その1。
「やるべきことは思いついたときにすぐに実行!」
後回しはどんどん溜まるだけです。来年はこれを克服するよう努力したいと思います。

さて、あと約1時間で平成30年です。そしてあと1年余で元号も変わり、いよいよ2020年代へカウントダウンです。生産年齢人口の急減とAIの導入。これだけでも社会が大きく変わります。と同時に人の価値観も変容していく可能性がある。合衆国のトランプ大統領の誕生がその前兆のような気がしてなりません。
これらの変化とはすなわち、今までの成功体験が通用しなくなる。ガルブレイスが予見した不確実性の時代よりもっと複雑怪奇な時代がやってくる。一方、妙に単純な自分に都合のいい意思決定されるような風潮も散見される。これから次世代の社会を構成する私たちの人間力が試されることになります。


みずほ総合研究所の堀江奈保子氏は「人口減少と高齢化で労働参加率が今後上昇する余地は限られており、20年ごろには減少に転じるとみるのが現実的」とみる。失業率や各年齢層の労働参加率がほぼ変わらないと仮定して推計すると、25年に就業者数は6000万人を割るという。

 働く人の数が減少し始める中で成長し続けるには、従業員1人当たりの付加価値(労働生産性)向上が必要になる。日本生産性本部によると、16年の1人当たり労働生産性はOECD加盟35カ国の中で21位にとどまっている。 人手不足を受けて企業は省力化の設備投資を増やしている。リクルートワークス研究所によるとAIや機械による労働の代替が進んで労働力が余り、今は24年ぶりの低水準にある失業率が25年までに再び大きく上がる可能性がある。 多くの企業では余剰人員が生まれるため、より成長性の高い分野に人が転職しやすい市場を整備すれば、人材難を緩和できそうだ。より少ない人数で多くの付加価値を生み出せるようになれば収益力は落とさずにすむ。
(日本経済新聞電子版より抜粋)



話は急に変わって最近気になる防衛問題について。中国の軍備強化と東シナ海への進出と北朝鮮のミサイル脅威への対応は急を要します。私は、机上の空論ではなく現実的な対応が必要と考えます。政府は、地上配備型の新たな迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の 導入を決定しました。北朝鮮が昼夜問わず弾道ミサイルを発射する中、常時警戒できる態勢を整えるものです。また、護衛艦いずも型の空母化の構想も発表されました。我が国を守るためこのような装備強化は当然です。小野寺防衛大臣の手腕に大いに期待します。

話が取りとめのない方向に行ってしまいましたが、まずは心身ともに健康であることが一番なことを再認識した年でありました。五十肩に悩まされ、7月は熟睡することができない日が続きましたが、今は治療のおかげでだいぶ回復しました。11月には2回も風邪を引いてしまいました。こんなことのないように来年は免疫力をばっちりつけたいと思います。

来年もこのブログで情報発信を継続していきますので、変わらぬお付き合いをよろしくお願い致します。

今年1年のご愛顧に心から感謝申し上げます。
posted by 飯沢ただし at 22:55| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月30日

けいはんな学研都市を視察

去る12月19日(火)から22日(木)まで県議会出資法人等調査特別委員会で神戸市、京都市等関西方面へ視察してきました。

視察先は4ヶ所ありましたが、今回の一番の収穫は「けいはんな学研都市」

city_map_cityx.png


けいはんな学研都市は1987年の関西文化学術研究都市促進法の施行を経て、京都・大阪・奈良の3府県にまたがる京阪奈丘陵において、国家プロジェクトとして都市建設がはじまりました。現在では立地施設数が130を超え、産学官連携による多くの成果が生まれています。

DSC_0253x.jpg


30年を超える歴史がありますが、決して順風満帆ではなく企業の誘致が思うようにいかない時期もあったようです。現在は国会図書館関西館まで立地するほど充実しています。

丘陵地帯のゾーニングが明確に計画されていて、企業立地ゾーン、住居ゾーンの区分はもちろんですが商業ゾーンは巧みに配置されている様子が見てとれました。ゾーニングのコンセプトが環境と調和した都市機能の発揮ということで、つくば学研都市のような人工的な雰囲気は感じられません。80年代の構想にしては画期的です。

この視察はILC誘致実現に関係したゾーニングに大きな参考になります。ILCの場合はさらに広範囲に住居地域が点在すると思いますが、大事なのはやはり基本構想です。東経連が現在中心となってこの点の作業をしていると聞き及んでいますが、国家プロジェクト⇒科学技術特別特区の動きを見据えた大胆な構想は来年あたりには知らしめるべきでありましょう。

80年代では東北地方はまだまだ人材を中央へ送り込み、居残った人たちで一次産業中心に生計を立てなさいという状況でしたが、2020年代からはいよいよ主役の場へと駆け上がる時期が到来です。そのためにもこれからの正念場を乗り切らねば・・です。
posted by 飯沢ただし at 00:50| 岩手 ☁| Comment(0) | My Inspection 【視察日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月29日

達増知事に「いわて県民クラブ」が政策要望

昨年は12月議会中に行いましたが、日程の都合で26日(火)に平成30年度予算編成に合わせて「いわて県民クラブ」の政策要望を行いました。

P1050131x.jpg


項目は大項目が9つ

1)東日本大震災からの復興について
2)人口減少・少子化対策について
3)若者支援について
4)地域医療の確保について
5)教育の向上について
6)国際リニアコライダーの誘致実現について
7)農林業の振興について
8)県出資法人の経営健全化について
9)道路・河川の整備について


昨年の要望については広聴広報課から進捗具合を報告を受けているので、担当である几帳面な佐々木努政策審議会長はしっかりと精査をして今年の要望書にまとめています。

若者支援や出資法人の経営健全化について明確に県が行っている事業や運営について厳しい評価をした上で本質的な問題解決策を提案しているのがわが会派の特徴と言えます。

執行部の見ようによっては「このっ!」と思われる表現があるかもしれませんが、真実は曲げられません。現実を直視して貴重な税金を政策に反映させていく道を造るのも議会の大事な役目です。

P1050128y.jpg


小粒でもピリリと辛い、ジトッと苦みが沁み渡る政策をこれからも提言していきます。
posted by 飯沢ただし at 00:03| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月28日

第22回宮城・岩手県境議員懇談会

去る12月25日(月)に仙台市内において表題の懇談会が開催されました。
昨年は達増岩手県知事にも参加を頂戴し、今年は千葉副知事、冒頭のみでしたが村井宮城県知事も参加されました。両県議会議長にもいつも参加を頂いております。

P1050059x.jpg


22回もの会を重ねたこの懇談会。一年に一度は懇談会を開いて共通認識を深めています。最近は議員間の気心も知れてお互いの信頼関係が築かれたなかで宮城県の会から岩手・宮城ILC共同議連の提案があったのでした。共同議連が成立したのもこの議連の活動の蓄積があってこそと言えます。

以前増田・浅野両知事が参加した頃は県境に関わるシビアな問題が存在し議会側が主導して解決を図った事案もありました。漁業区の調整などはまさにそのいい例です。

P1050084x.jpg


今年の意見交換会の議題は
1⃣ 国際リニアコライダー誘致実現に向けた取り組み状況について

2⃣ 県境河川における災害対策及び両県の連携について

3⃣ 林業の活性化に向けた取り組み及び両県の連携について

3点の議題について質疑・意見交換がありました。
昨年ほど時間が多く取れなかった点は残念でしたが、両県部長以下の執行部が参加を頂いているので2⃣ の問題に関しては道筋が立ちそうです。

毎度感じることですが、宮城と岩手の資料の作り方にも特徴があって比較すると県民性の象徴のような感じがして興味深いです。また、宮城県の復興・企画担当部長と農林水産部長は女性の職員が抜擢されており、インパクトが大きいです。

来年は岩手県側がホスト役になるのですが、ILCへの動きも加速する見込みであることから時宜に応じた懇談会にしたいと現在思っております。

posted by 飯沢ただし at 23:27| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月23日

岩手・宮城ILC推進合同議連で政府要望活動

<ILC>岩手、宮城県議連が誘致を政府に要望

 岩手、宮城両県にまたがる北上山地が候補地となっている超大型加速器「国際リニアコライダー(ILC)」について、両県議会でつくる超党派の議員連盟は18日、政府などに対し東北誘致の実現を要望した。
 共同代表の佐々木順一岩手県議会議長、中島源陽宮城県議会議長ら議員約20人が参加。首相官邸で菅義偉官房長官と面会したほか、大島理森衆院議長、建設推進国会議員連盟の河村建夫会長に要望書を手渡した。
 産学官の協議会が東北でILCの受け入れ準備を進める現状を紹介。プロジェクト参加に向けた欧米各国との調整を進めながら、日本への誘致を早期に決めるよう求めた。
 河村氏以外の面会は非公開だった。出席者によると、菅氏は両県議会の連携を評価。大島議長は「日本が主導するには多くの国の協力を得られるかがポイントとなる」と話した。河村氏は来年1月に議連が欧州を訪問し、国会議員間の連携を強化する考えを示した。
 佐々木議長は「産学官と連携しILCの認知度を高める」と語った。中島議長は「前向きに受け止めてもらった。東北全体で機運を盛り上げたい」と述べた。
 ILC実現には欧州の素粒子物理戦略の次期5カ年計画(2020年開始)に日本への協力意向が示されることが必要。研究者らは計画策定の議論が始まる18年夏までに、政府が誘致について何らかの判断をする必要があるとみている。

【河北新報 電子版】


既報の通り18日(月)に両県議会合同議連で要望活動を行いました。

P1040989x.jpg

【首相官邸で菅官房長官へ 左側横顔が私】


P1040984x.jpg

【菅官房長官登場まで待機中 靴の手入れに余念のない工藤大輔議員】


P1050013x.jpg

【大島衆議院議長へ 詳細にILCの現状と課題についてコメントを頂戴しました】


P1050029x.jpg

【丹羽文科副大臣と 副大臣は腹蔵なく財政出動の必要性を熱く語っておりました】


P1050037x.jpg

【真剣に丹羽副大臣のコメントを聞く私】


このほかに国会のILC議連会長である川村代議士と副会長の塩谷代議士にも要請をしました。二つの県議会がシングルイッシューで合同議連を立ち上げたのは例がないと、どの要請先でも評価を頂きました。合同議連の効果は大きかったと実感しました。同議連では要請前に役員会を開き来年の8月末という目途に向けて、定例議会が閉会後にもさらに行動を強化することを確認しました。

来年度予算でもILC関連は予算要求満額の2億6千万円が措置され閣議決定(国会審議は通常国会にて審議される)されるなど予算面でも強化が進んでいます。決して油断することなく、できることは100%できるまでこれからも活動を続けます。
posted by 飯沢ただし at 23:59| 岩手 ☀| Comment(0) | ILC 【東北から世界に発信!】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月15日

気分だけでもクリスマス

昨日まで車内の音楽は松田聖子の「硝子のプリズム」シフトを敷いていましたが、今日からは気分だけでもクリスマスモードにということでこの2枚↓

DSC_0225x.jpg


以前にも同じような記事をアップしたかもしれませんが、過去のログ12月分を探してみましたがありませんでしたので。ナットキングコールは大学1年時にたまたま聞いたFMラジオのCMで流れたのを聞いてからすっかり声に惚れてしまいました。当時を思い出すと3か月くらい集中的に聞きましたね。あの深みのある優しさのある声は最高です。カーペンターズは中学2年からですからかなり古いファンです。このCDはちょっとテイストが違い、なおかつ音楽の完成度が高くてこの時期になると引っ張り出して聞いています。

師走になり街中も交通量が増えてきました。せわしなくなりますがこの2枚のCDを聞いて心を落ち着けて年末を過ごしたいと思います。
posted by 飯沢ただし at 16:01| 岩手 ☁| Comment(0) | My Favorites 【お気に入り】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月13日

詰めを誤ることなく

東北誘致へ岩手、宮城県議会が共同議連 18日政府に要請活動
【12/12(火) 11:24配信 河北新報】

 超大型加速器「国際リニアコライダー(ILC)」の東北誘致に向け、岩手、宮城両県議会は11日、超党派の共同議員連盟を設立した。協力関係の強化が狙いで、18日に菅義偉官房長官をはじめ、政府や関係省庁への要請活動を展開する。.

 両県議会は2013年3月、ILC誘致を目指す議連をそれぞれ設立。共同議連には両県議会の議連に所属する計97人が名を連ね、共同代表に岩手県議会の佐々木順一議長、宮城県議会の中島源陽議長が就いた。.

 共同議連による初の要請活動では、国内候補地となった岩手と宮城にまたがる北上山地の優位性を指摘し、地元で高まる受け入れの機運などを説明。政府に対し、国内誘致を早期に決めるよう働き掛ける。.

 ILCは宇宙誕生の状態を再現する巨大装置で、政府は18年中にも誘致の可否判断をするとみられる。建設を目指す国際将来加速器委員会(ICFA)は11月、加速器の全長を31キロから20キロに縮小し、懸案だった本体建設費を約8300億円から5000億円程度に抑える新計画をまとめた。


P1030224x.jpg


正確にはまだ共同代表は両議連の役員会が開催されていないので決まっていないが、報道の通りに共同代表は議長が就任になる予定。11月7日に気心知れた岩手県南・宮城県北議員連盟の役員同士で会合を持ち、宮城県側から提案された共同議連が両県議連の了承を得て立ち上がる見込みとなった。機が熟したILCの実現に向けて両県議会がタッグを組み要請活動や理解を深める活動をすることは意義深い。

岩手のILC推進議連で屋上屋を重ねた共同議連に疑問を呈する意見があったが、情報発信力強化も見込め、また政府の受け止め方は二つの議会が一つの塊となって行動するということになれば迫力が違う。とにかく地元紙以外の全国紙にILCが注目されなければ国民の理解も進まない。

要は議会として議員としてやれることは何でもやるということが重要なのだ。東北にとって千載一遇の機会を絶対に逃してはならない!

18日(月)政府要望には私も役員として参加の予定。

私はこれからももっともILC衝突地点に近い議員として活動をさらに熱く進めていきます。
posted by 飯沢ただし at 14:17| 岩手 ☁| Comment(0) | ILC 【東北から世界に発信!】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月12日

祝 羽生永世7冠達成!

ついに羽生善治棋士が将棋タイトル7つ全部の永世タイトルをすべてを達成した。
これまで竜王のタイトルをあと一つまでとれば永世竜王となる資格を得るに迫っていたが、もう少しのところで渡辺明竜王に二回跳ね返されてきた。竜王戦はトーナメント制だけに竜王戦の挑戦者になるだけでも並大抵のことではない。
7冠すべて永世タイトル獲得は前人未到の大記録である。そしてタイトル戦100勝にも大手をかけた。

habux2x.jpg

【昇り竜時代の10代の羽生善治氏。平成元年のNHK杯で大山、加藤一二三、谷川、中原と名人タイトル経験保持者を撃破し優勝した頃】

羽生善治という棋士は本当に粘り強く諦めることを知らない。7冠達成のコメントでも将棋について極めたという感じはしないというほど将棋に対する姿勢が実に真摯である。決して勝負に焦ることなく最善手を考えることを最優先する。欲に溺れる凡人とは違う。

故にときに大逆転のドラマが生まれるのも羽生の将棋でもある。
特に10年前のNHK杯の当時中川大輔七段との熱戦&大逆転劇は有名で、解説した加藤一二三氏をしてNHK杯史上最高の逆転劇と言わしめた。

habunakagawaxx.jpg



DSC_0070x.jpg


その中川大輔八段が今年の10月に私が相談役を務める一関ごきげん支部の大会にゲストとして参加を頂いた。青いTシャツは同級生でもある横田努会長。

羽生さんといえば寝癖がトレードマーク。私も寝癖王であるが、それ以外は共通点はない。

habux3x.jpg


勝負の世界に長い間いると時にはスランプに陥りマイナススパイラルから抜け出せないものだが、羽生7冠は常に探究心を持ち前進しているところが素晴らしい。最近精彩を欠いている森内九段も奮起してほしい。

habux.png


子どものころから非凡な才能を持ちづつけているが、これからまたどういう羽生マジックを魅せてくれるか、60代の羽生氏がどんな進化を遂げるか楽しみである。
posted by 飯沢ただし at 23:06| 岩手 ☁| Comment(0) | My Favorites 【お気に入り】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月11日

IGRが2期連続赤字決算の見通し

IGRいわて銀河鉄道(菊池正佳社長)は8日に取締役会を開き、今年度の決算見通しを承認した。との報道があった。

今年度は4458万円の赤字となるなる見込みであるとのこと。

当初計画に対してJRからの線路使用料収入が2億5千万円の減。減価償却費が5486万円の増
その結果、営業収入は計画より約2億7千万、営業費は1億8千万円の減額。

関連事業収入や商品売り上げは前年度に比べ1億2983万円の増となる見込みだが関連事業に伴う経費も膨らみ「鉄道事業を補完するレベルには至っていない」と説明したとされる。


菊池社長は就任当時「俺が社長のうちは黒字が見込めるから、関連事業をバンバンやれ!」との大方針を掲げ、事実そのとおり関連事業は採算度外視で拡大路線を突っ走ってきた。ところが昨季は減価償却費の算定の見込み違いで一転赤字。そして今期も赤字見込みで、このままでは費用圧縮しても黒字転換は困難な状況。

JRの線路使用料が減額になってくるのは最初から予測可能だったわけで、よくもまあ今更経営環境は厳しいがなどと発言できるものだと思う。

2期連続の赤字の責任は重い。何しろ赤字の質がよろしくない。

菊池社長は経営にどれだけプラスになるか分からない台湾鉄道との連携のために、幾度となく台湾への出張を繰り返し、社員からの信頼も失っている。経営能力というより経営姿勢に問題がある。


関連事業も鉄道事業を補完するレベルに至っていないとの菅原総務部長の発言は極めて重い。おそらくこれが事実であろうし、関連事業の部門別収支に関しても2期連続赤字なら情報公開すべきである。

3セクなら赤字でも許されると思っていたら大間違い。これからもIGRの経営についてはしっかり監視していく。「議会の追及に私は負けません。」などと放言しているような感覚では社長を務める資質にはほど遠い。
posted by 飯沢ただし at 23:20| 岩手 ☔| Comment(0) | My Opinion 【意見を申す】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月10日

予告どおりに質問

12月定例議会も最終本会議を残すのみとなりました。
一般質問の3日間は温い湯につかりすぎて風邪を引きそうな感じでしたので、常任委員会はいつもより気合を入れた行いました。しかし同日の夕刻には総務委員会の執行部との懇談会の予定が入っておりましたので、内容はしっかりと行いましたが語勢については人間関係にヒビが入らない程度に留めました。

DSC02312x.jpg


ブログでの予告通りILC、IGR、被災地の産業再生と産業振興について意見提言を交えながら質問しました。被災地復興は点における成果は確認できるが、将来の人口社会減を食い止める迫力をもった系統的な産業政策になっているのか?といったかなり大きな視点での問題提起をしました。藤田政策・地域部長からは被災地の消費力をいかに高めていくかがポイントと考えているとの答弁。この問題は被災地復興の胆と考えていますので次の新しい県の総合計画の策定状況にも注視をしながら継続して県当局に対して喚起をしていきたいと思っております。

DSC02351x.jpg


樋下委員の会派移動により委員席が変更になり反対側になったことで、ちょっとしたハプニングが発生。(呼名間違いは以前も経験しておりますので何とも思っておりません。当局の方はどうぞお気になさらないでお願いします。ピンクのシャツの方よりはずっとましです。)
posted by 飯沢ただし at 00:53| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする