2017年11月23日

県出資14法人が赤字

昨日の朝刊で岩手日報紙が2016年度の県出資法人の決算状況を取り上げた。
評価対象の法人は県の出資比率が「50%以上」や25%以上50%未満のうち県の運営費補助金や職員派遣を受ける法人などとされている。16年度の対象は41法人でピーク時よの77法人からほぼ半減したとのこと。

その中でも私がずっと追及をしているIGRいわて銀河鉄道(株)の減価償却費の計上ミスによる赤字はもっとも質の悪い赤字と指摘せざるを得ない。言い訳は何とでもできようが、昨年12月末の中間報告で黒字と言ったものが最終的に赤字となった責任は重い。あくまで結果責任である。なのに県は経営者を処分の対象にしないという大甘さ。6月定例会の一般質問でも取り上げたが県は一向に意に介せず。これが県のガバナンスと開き直った答弁であったからある意味大したものである。これらの責任は一蓮托生であると宣言したに等しい。12月議会でも引き続き採算度外視の経営姿勢について厳しく県の対応を糺していくつもりだ。

県出資法人についてはこの度、出資法人等調査特別委員会も設置されたので、委員会の調査においてもIGRに限らず赤字になっている原因を探り、県民利益に資する議員活動をしていく所存である。
posted by 飯沢ただし at 00:30| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする