

どちらの施設も素粒子の一つであるニュートリノの実験観測を行っています。
先端基礎科学の巨大実験装置ですが、いたるところに研究者の工夫の跡が見受けられました。研究者は観測のみならず定額で周辺環境を整備する工作者の側面も重要のようです。近くのDIYショップは常にどんな商品が入荷しているかチェックしているとか。
もちろん私たちの視察目的はILCへの理解を深めるための基礎的理解を深めることにあるのですが、短時間の説明ではなかなか文系の頭にはニュートリノの衝突程度しか頭に灯りがともらないのが難点でありまして。

いずれにしても電子や陽子の実験装置と同様に、ニュートリノを知るにはさらに精度を上げるにはもっと大きな施設が必要不可欠となっており、次なる展開はハイパーカミオカンデの計画も進行中だそうです。いやいやお金がいくらあっても足りません。

県立大学の鈴木篤人先生もカムランドには深く関わっておられて、純粋化装置は鈴木先生の専門分野とのお話も聞きました。

ILCの実現に向けて研鑽を重ねております。