2017年10月25日

国会議員はLaw makerなんです!

市議選が終わったと思ったら、今度は国政選挙。
やっと連続した戦いの日々は終わりました。

結果は野党分裂の恩恵を得て、自民・公明の与党体制は継続され、安倍首相も続投確実です。希望の党はにわかに小池知事に頼んで結成されましたが、選挙中に失速し、思ったような成果を得られませんでした。踏み絵となった安保法制や憲法改正問題は、選挙寸前に拡大解釈を許容するような内容に書き換えられて候補者が独自の主張をはじめて党として統一性欠いた感があります。これからどういう方向に進むのか?元サヤで再び野党共闘が必要などと理屈を作って民進党へ回帰などとなったら一気に政治不信はさらに高まります。今は批評は控えてしばらくは様子を見ることにします。

私は県議18年で初めて衆議院選挙に主体的に関わりました。新3区の候補者になった藤原たかし氏は党派を抜きにして私が信頼できる人ということ、私の掲げる政策大目標であるILC実現に対して明確に主政策に掲げたこと、日本が直面する2020年以降にも責任世代として活躍できることの理由で藤原氏を応援することを後援会の役員会で了承してもらい全力で応援しました。結果は小選挙区では叶いませんでしたが、比例で救済されて3期目の当選を果たしました。これからも藤原代議士とは連絡を密にして県政や地域課題解決に励んでいきたいと考えています。

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【衆院選で応援する姿が珍しいのか2度も地元紙の一面に掲載されました】



一方、大震災以降、地域主権向けた国や地方の活動がパタリと止まり、自己責任の地方自治への意識も低下した空気を感じます。それは中央からの財政依存に頼らざるを得なくなったことで仕方のないことですが、政治も同様に右倣えでは地方議会の質も低下の要因になりかねません。私は地方議会の独立自治性をもっと高めていかなければならないと考えます。本県も新しい総合計画を策定中であり、議員も意識を高めていく努力が必要です。地方議会が国会の下請けでは存在意義を失います。私は藤原代議士との関係も互いの立場を理解し尊重し合って協力できるようにと考えています。


国会は立法機関であり、国会議員は国へ要望を繋ぐだけでは仕事をしたとは言えません。政見放送でそんな活動を実績として並べ立てた候補者がいましたが、問題意識の軽るさに驚きと落胆を禁じ得ませんでした。藤原代議士には低レベルな議員は見習わなくていいので、しっかり向上心をもって頑張ってほしいと思います。
posted by 飯沢ただし at 21:33| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする