郷右近議員と私の2人は居残りです。

10月23日までの売り上げは前年同期比112.8%との報告でした。
但し、自場発売が92%の止まり、広域委託発売(124.7%)とインターネット発売(120%)助けられての増という中身です。確かに地方競馬はインターネット発売の恩恵により一息ついている状態ですが、厳しい見方をすれば他力本願な訳ですから安泰とは言えません。やはり馬が側にいて楽しい、競馬を楽しむファン層を拡大していかないといつか足元をすくわれてしまいます。
岩手県競馬組合は一部事務組合ですから役所の規則に準じた体制で運営されています。私はいつかはこの体制も限界が来るとずっと思っていて、その解決策はやはり人材育成をしっかり行っていく以外に今出来ることはないのではないかと思います。IR法を広げていくと必ず競馬事業もその範疇に入る、そうなれば国が競馬法改正を行なって自己責任に近い形で経営することを仕向けられるのも想定していかねばなりません。本県の競馬組合は構成団体から多額の借金を背負っていますから簡単にはいきませんが、このままいつまでもということには絶対になりません。次回の競馬議会ではその点に関して問題提起をしたいと思います。管理者の答弁にはハナから期待はしていませんから、他の人に少しでも影響を与えられるように。
岩手はとても魅力のある県です。馬と人とのつながりもその一つ。もう少し上手く発信し、良き展開を図りたいものです。