24日(水)に私の所属する総務常任委員会の視察で花巻空港内に所在する「岩手県防災航空センター」を訪ねました。岩手県の所有している防災ヘリ「ひめかみ」の運用状況と体制についての視察です。
現「ひめかみ」は2代目、前機体は平成8年に導入されて18年も経過したため引退。新機の導入となったものです。(前機はアメリカのベル社製、新機はイタリアのアスグスタ製)馬力も大幅強化、燃料タンクも大型化され航行距離も伸びました。時速は最大260km/hで新幹線並みの速さです。
下の図ではちょっと分かりづらいですが、全県をほぼ30分以内で網羅できます。
災害応急対策活動や林野火災等の消火活動、山岳遭難時の救助活動を展開しています。隊員は県内の消防本部から10名の派遣を受けて隊を編成しています。もちろん日々の訓練は欠かせません。
先の釜石市内の林野火災でも大きな成果を発揮しました。写真はその時の消火用バケツ(1200L)です。
すでにFBで紹介済ですが、委員が実際に搭乗して飛行状態と安全度等を確認しました。
盛岡ICが眼下に、飛行ルートは岩手山を一周でしたが、あらためて岩手山の大きさを認識しました。
空港内には懐かしい宮澤商店さんの三菱フソウ社製のタンクローリーが。気づいて写真を撮ったのは私だけでしたが・・・
一関市の消防連合演習や水防訓練にも参加をされている岩手県防災航空隊、県民の安心・安全確保のために今後ともよろしくお願い致します。