2017年04月23日

毛越寺貫主に藤里明久氏(晋山式挙行さる)

本日、毛越寺の藤里大僧正の晋山式が挙行されました。

DSC_1420x.jpg


藤里 新貫主は祝賀会の就任あいさつの中で世阿弥の言葉を引用され

「老後の初心忘るべからず」

老齢期には老齢期にあった芸風を身につけることが「老後の初心」である。老後になっても、初めて遭遇し、対応しなければならない試練がある。歳をとったからといって、「もういい」ということではなく、其の都度、初めて習うことを乗り越えなければならない。

また、
「老鶴萬里心(ろうかくばんりのこころ)」

鶴は老いてもはるか万里のさきまで飛んでいこうとする心を抱いているものだ。年を重ねて立場が変わってもすべきことはすべきという心を忘れない。

二つの言葉を引いて貫主としての責任の重さを感じながらも、挑戦していく決意を示されました。

そして千年の歴史のある毛越寺の歴史を踏まえ次の千年がどうあるべきかを考えるとも申されました。高校の先輩である藤里新貫主のことばに心から感動致しました。

私も微力ながら郷土の未来に思い寄せるだけでなく行動してまいりたいと思います。
posted by 飯沢ただし at 23:22| 岩手 ☀| Comment(0) | The Events  【各種催物】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

メキシコとの思ひで

トランプ大統領の政策の目玉
・メキシコ国境に大きな壁をつくる
・自動車メーカーのメキシコ新規進出は認めない

メキシコが標的になってアメリカ移民の人たちは、安心して住める様子でない模様です。メキシコの人件費は米国国内と比して8分の1とか。結局トランプ旋風の瞬の嵐が去ればどちらも元に戻るのでしょう。国境壁はほとんど漫画みたいな発想で、徳川五代将軍綱吉の生類憐みの令の如く、あっという間に泡となる可能性大。

Jaliscox.jpg

【本船 Jalisco】

私のメキシコとの関わりは今は無きラインメキシカーナ。三井倉庫時代に準専属フォーマンとして仕事をさせてもらいました。クルーはすべてメキシコ人。英語は片言で通じたし、仕事もあまりトラブルのない船でした。日本からの輸出は機械製品や自動車部品が多かったでしょうか。荷物は大方コンテナでしたの横浜停泊に数は1日でクルーとの交流はほとんどありませんでした。

忘れられない思い出として本船横浜岸壁着岸と同時に税関の職員が大挙100名くらい乗船して、麻薬の取り締まりがあったことがありました。結局トイレの天井裏から発見されたとのこと。こういう事案は事前に情報が入るみたいです。

日本とメキシコの関係は良好でトヨタをはじめ多くの企業がメキシコに進出しています。私はメキシコはティファナ(サンデイエゴの隣)しか行った経験がありませんが、港のサリナクルーズなど訪れたい町です。
posted by 飯沢ただし at 00:45| 岩手 ☀| Comment(0) | Good Old Vessels【懐かしの船】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする