2017年04月22日

対岸の火事ではないぞよ

秋田県人口100万人割れ ピークの昭和31年から26%減

 秋田県は21日、4月1日時点の県内人口が99万9636人となり、100万人を割り込んだと発表した。県や総務省によると、90万人台となるのは戦前の昭和5年以来87年ぶりで、ピークだった31年の約135万人から26%減少した。東北6県で100万人を割るのは初めて。

 秋田県は高校生の進学や大学生の就職などで県外に流出する「社会減」が多いのが特徴で、約8割を占める。近年は年間約1万3千人のペースで人口が減少している。人口減少率は平成25年から4年連続で全国トップ。国立社会保障・人口問題研究所は、52(2040)年に70万人まで減ると推計している。

 県は今年4月、人口減少対策に特化した「あきた未来創造部」を発足させ、県内での就職支援などを強化しているほか、人口減少を前提とした地域社会の維持も模索している。

 佐竹敬久知事はこの日、社会減を「5年間で半分くらいにしたい」と語った
【産経新聞 電子版より】


秋田県が東北で初めて人口100万人を切った。
岩手も手をこまねいていると大変なことになる。

人口減対策に特効薬はない。
地道に結婚支援策、女性の働く環境整備策、保健医療の充実策、産業振興策などの総合的政策実行が不可欠である。

人口の社会減の歯止めはかかったなんて短期的な指標を持ち出して喜んでいる場合ではない。
posted by 飯沢ただし at 01:37| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする