私は以前からKEK(高エネルギー加速器研究機構)からILC通信というマガジンを送って頂いています。
今号は2016年度特別編集版で昨年度の取り組み内容であるとか、新ILCアソシエイト・ディレクターの道園真一郎氏の「なぜILCが必要なのですか?」というインタビュー記事が載っています。
そのマガジンと一緒に同封されていたのが下記の「ILC理解増進のための寄付金のお願い」文書が目を引きました。
今までこういう主体的な動きはKEKとしてはなかったので驚いています。
KEK内にILC推進準備室が設置されて、より多くの国民に理解を深めるための活動資金を募るという趣旨であることは間違いないと思うのですが、こうした広く一般から寄付を募るということはILC実現に対してもうひと押しのアクションなのか、実現の手ごたえを感じているのでアクションをおこしたのか、ILCの実現に大きな関心のある岩手県民としては後者の方を勝手に想像して色めき立っているわけですが、果たして真意はどこに?