2017年03月20日

総合的見地に立って、どう判断する?

東京都の豊洲問題、予想通り百条委員会を経てもクリアにはなりませんでした。
浜渦元副知事が証言者として示唆したように、百条委員会まで設置したのですから都議会はこれからどうするかを議会として判断しなければならないでしょう。

もっと判断を迫られるのは都知事さん。総合的見地に立って判断するとのことですが、日にちを重ねるごとに市場関係者への補償費は膨らんでいきます。今の様子だと豊洲移転は難しそうですが、はたまた税金をかけて新市場をつくるのか。そろそろ結論を出さないと豊洲問題を政治的に利用しているとの意見に対して説明がつかなくなります。

直接的に国民には打撃がなく都民が支払う税金とはいえ、巨額の税金がこうしている間にも流れていくさまを見ていると税金の使い方には本当に注意深く精査することが求められるのは明白です。

思い起こせば前回も書きましたが豊洲問題と似通っている本県の新盛岡競馬場が建設費が倍増になった件は、競馬議会でも県議会でもほぼフリーパス状態で通ったことは猛省し、教訓とすべき案件です。

はてさて都知事さんはいかなる打開策を示せるのか。
posted by 飯沢ただし at 23:17| 岩手 ☀| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする