2016年12月23日

第21回岩手・宮城県境議員懇談会

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昭和59年に第一回の県境議員懇談会が開催されてから今回で21回目の懇談会が去る22日に盛岡市内のホテルで開催されました。年数では32年前に始まったことになります。この継続の力は凄いことだと思います。

私は「岩手県南・宮城県北議員連盟」の会長職を仰せつかっておりますことから今回の懇談会は座長役を務めました。

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岩手県からは来賓として達増知事、田村議長、宮城県からは若生副知事、中島議長にも参加を頂きました。両議長とも各々の県の議連メンバーでもあり両議連としても強力な布陣になっています。執行部の参加も知事部局長級で岩手県が9名、宮城県も9名で、両県の大幹部が一つの会議に集まることもあまり例のないことです。これは両県の先輩議員の活動実績の賜物です。普通なら岩手で言えば地方振興局、宮城で言えば地方事務所の職員対応で済まされるでしょう。過去には両県知事とも参加した時もありました。

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意見交換は
1.東日本大震災津波からの復旧・復興への取り組みについて
@ハード事業の進捗状況について
ア 三陸沿岸道の事業進捗状況について
イ 鉄路復旧について
A放射線対策について
ア 農地汚染、農林水産物被害について
イ 観光風評被害について

2.産業振興の観点から見た「国際リニアコライダー」について
3.ラグビーワールドカップ2019日本大会の釜石開催の成功に向けた取り組みについて

の3点について活発な意見交換がなされました。
鉄路の復旧(復活)の研究やILC実現への政府への要望活動などの建設的な提案もありました。

会長職の私としてはこれらの内容を確実に反映されるようにさらに宮城県との連携を密にして活動の幅を広げていきたいと考えています。参加を頂いた各位に心から感謝を申し上げます。
posted by 飯沢ただし at 23:44| 岩手 ☔| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする