一関会場で観戦したバスケットボールと車椅子バスケットボールは予想以上の迫力でした。特に車椅子バスケはテレビと違う角度でボールを持たないプレーヤーをチェックすると選手間のポジション取りが激しさに圧倒され、シュートの正確さにも驚きました。

車椅子を前進と後進、右回転と左回転の手と腕捌きの速さの技術とリバウンド時の手の長い選手が有利であることが実力差となるようです。個人の技術の上でのチームとしての戦略的なポジション取り。なかなか奥の深い競技であることを認識しました。
水泳は観戦に行けませんでしたが、地元大東町摺沢の立谷選手は金メダルを2つ獲得し、大いに岩手チームの躍進に貢献されました。
競技は三日間ですので国体と違い選手はほとんど閉会式に参加するので、国体よりも大勢の選手でフィールドが埋め尽くされました。そしてフィナーレはAKB48によるファイナルコンサート!

今回は数曲披露され、選手の皆さんも観客もノリノリで、とても風が強くて寒い日でしたが、競技場の中は盛り上がりました。感動したのは曲が進むごとに他県の選手と選手が輪になって曲に合わせて元気に踊る姿があちこちで見られたこと。感動をそのまま体で表現できるには流石選ばれてきた選手たち、素晴らしいです。
聞けばAKB48は震災発災後から各地で慰問活動をしていて、今回も被災地で初めての国体ということを聞いて何かお手伝いできないかと岩手県側に打診してきたそうです。いい話です。
「あこがれの歌手を目の前にしてよく、直前で見ている人たちは握手を求めに行かないもんだなぁ」とつぶやいたら「そんなことは今ではやりませんよ。」と他の議員に嘲笑されてしまいました。そういえば大リーグでもファンがグランドになだれ込むのは70年代までですから。古い感覚を露呈してしまいました😞。
国体といわて大会も無事に終了し、担当された職員の方々もホッと胸をなでおろしていると思います。
まずは二回大会とも大成功!おめでとうございます。そしてありがとうございました。