韓国検察、大統領府を捜査=捜索拒否で対立―「陰の実力者」疑惑
時事通信 10/29(土) 18:11配信
【ソウル時事】朴槿恵韓国大統領の親友で「陰の実力者」と呼ばれる崔順実氏(60)による機密文書入手、国政介入などの疑惑を調べている検察の特別捜査本部は29日、捜査官を大統領府に派遣し、関連資料の提出を受けた。
韓国社会を揺るがす疑惑で、大統領府への捜査が開始された。退陣を求める集会も拡大、朴政権は最大の危機にひんしている。
韓国メディアによれば、大統領府は国家機密保持などを理由に検察の捜索を拒否した。検察当局者は「提出されたのは意味がない資料だ。(捜索拒否は)納得できない」と不満を表明した。検察と大統領府の対立が浮き彫りになり、政権への国民の反発が一層強まる恐れも出てきた。検察は30日午前、改めて捜索令状の執行を試みる方針。
民間人女性の崔氏をめぐっては、大統領の演説草稿などを入手し、大統領にアドバイスしていた疑いがあり、大統領記録物管理法違反に当たるかどうかが焦点となっている。また、大統領府や財界の後押しで設立した財団の資金を私的に流用していた疑惑も浮上している。
大統領が引退をすると不遇な人生を送る事例が多いこの国の特徴。
大韓航空、韓進海運、サムソン電子などの大企業も不調で経済も低迷。
慰安婦問題の影響などで日本からの入り観光客も不調。
政治も行く先不透明となると南北統一の道は遠ざかるばかり。
もう少しともに頑張りましょうよ。未来のアジアの平和のために。
2016年10月30日
2016年10月29日
名優 平幹次郎さんご逝去
私の俳優年鑑ではベスト3に入る俳優、平幹次郎さんがお亡くなりになりました。享年82歳。
巷では前妻の佐久間良子さんが葬儀に出るか出ないとかが話題になっていますが、この方の演技力をもっと評価してほしい気がします。
何といってもNHK大河ドラマの山本周五郎原作「樅の木は残った」の原田甲斐役のラストシーンは凄まじい迫力でした。当時は子供心に恐怖心を覚えました。地元の芦東山記念館の歴史講座を受講したのを機会にこの作品の総集編を見ましたが、重厚なストーリー展開に加えて原田甲斐役の幹次郎氏の存在は際立っていました。目で演技する役者はそうはいません。目が血走るほどの迫力に圧倒されました。
時代が人をつくるといいますが、俳優もその通り。私も年を重ねてきたせいもありますが平幹次郎氏や仲代達也氏のような俳優が本当に少なくなったことを残念に思います。NHKの大河ドラマも然り。テレビ局は視聴率も大事でしょうが後世に参考になるような作品をつくってもらいたいものです。
流されないで生きるのは難しい今の世相ですが、私はあえて目指していきたいと思っております。
平幹次郎氏のご冥福をお祈りいたします。
巷では前妻の佐久間良子さんが葬儀に出るか出ないとかが話題になっていますが、この方の演技力をもっと評価してほしい気がします。
何といってもNHK大河ドラマの山本周五郎原作「樅の木は残った」の原田甲斐役のラストシーンは凄まじい迫力でした。当時は子供心に恐怖心を覚えました。地元の芦東山記念館の歴史講座を受講したのを機会にこの作品の総集編を見ましたが、重厚なストーリー展開に加えて原田甲斐役の幹次郎氏の存在は際立っていました。目で演技する役者はそうはいません。目が血走るほどの迫力に圧倒されました。
時代が人をつくるといいますが、俳優もその通り。私も年を重ねてきたせいもありますが平幹次郎氏や仲代達也氏のような俳優が本当に少なくなったことを残念に思います。NHKの大河ドラマも然り。テレビ局は視聴率も大事でしょうが後世に参考になるような作品をつくってもらいたいものです。
流されないで生きるのは難しい今の世相ですが、私はあえて目指していきたいと思っております。
平幹次郎氏のご冥福をお祈りいたします。
2016年10月27日
AKB48で締めくくる岩手大会
日にちは前後しますが、国体の後に開催された「全国障がい者スポーツいわて大会」も無事閉会しました。
一関会場で観戦したバスケットボールと車椅子バスケットボールは予想以上の迫力でした。特に車椅子バスケはテレビと違う角度でボールを持たないプレーヤーをチェックすると選手間のポジション取りが激しさに圧倒され、シュートの正確さにも驚きました。
車椅子を前進と後進、右回転と左回転の手と腕捌きの速さの技術とリバウンド時の手の長い選手が有利であることが実力差となるようです。個人の技術の上でのチームとしての戦略的なポジション取り。なかなか奥の深い競技であることを認識しました。
水泳は観戦に行けませんでしたが、地元大東町摺沢の立谷選手は金メダルを2つ獲得し、大いに岩手チームの躍進に貢献されました。
競技は三日間ですので国体と違い選手はほとんど閉会式に参加するので、国体よりも大勢の選手でフィールドが埋め尽くされました。そしてフィナーレはAKB48によるファイナルコンサート!
今回は数曲披露され、選手の皆さんも観客もノリノリで、とても風が強くて寒い日でしたが、競技場の中は盛り上がりました。感動したのは曲が進むごとに他県の選手と選手が輪になって曲に合わせて元気に踊る姿があちこちで見られたこと。感動をそのまま体で表現できるには流石選ばれてきた選手たち、素晴らしいです。
聞けばAKB48は震災発災後から各地で慰問活動をしていて、今回も被災地で初めての国体ということを聞いて何かお手伝いできないかと岩手県側に打診してきたそうです。いい話です。
「あこがれの歌手を目の前にしてよく、直前で見ている人たちは握手を求めに行かないもんだなぁ」とつぶやいたら「そんなことは今ではやりませんよ。」と他の議員に嘲笑されてしまいました。そういえば大リーグでもファンがグランドになだれ込むのは70年代までですから。古い感覚を露呈してしまいました😞。
国体といわて大会も無事に終了し、担当された職員の方々もホッと胸をなでおろしていると思います。
まずは二回大会とも大成功!おめでとうございます。そしてありがとうございました。
一関会場で観戦したバスケットボールと車椅子バスケットボールは予想以上の迫力でした。特に車椅子バスケはテレビと違う角度でボールを持たないプレーヤーをチェックすると選手間のポジション取りが激しさに圧倒され、シュートの正確さにも驚きました。
車椅子を前進と後進、右回転と左回転の手と腕捌きの速さの技術とリバウンド時の手の長い選手が有利であることが実力差となるようです。個人の技術の上でのチームとしての戦略的なポジション取り。なかなか奥の深い競技であることを認識しました。
水泳は観戦に行けませんでしたが、地元大東町摺沢の立谷選手は金メダルを2つ獲得し、大いに岩手チームの躍進に貢献されました。
競技は三日間ですので国体と違い選手はほとんど閉会式に参加するので、国体よりも大勢の選手でフィールドが埋め尽くされました。そしてフィナーレはAKB48によるファイナルコンサート!
今回は数曲披露され、選手の皆さんも観客もノリノリで、とても風が強くて寒い日でしたが、競技場の中は盛り上がりました。感動したのは曲が進むごとに他県の選手と選手が輪になって曲に合わせて元気に踊る姿があちこちで見られたこと。感動をそのまま体で表現できるには流石選ばれてきた選手たち、素晴らしいです。
聞けばAKB48は震災発災後から各地で慰問活動をしていて、今回も被災地で初めての国体ということを聞いて何かお手伝いできないかと岩手県側に打診してきたそうです。いい話です。
「あこがれの歌手を目の前にしてよく、直前で見ている人たちは握手を求めに行かないもんだなぁ」とつぶやいたら「そんなことは今ではやりませんよ。」と他の議員に嘲笑されてしまいました。そういえば大リーグでもファンがグランドになだれ込むのは70年代までですから。古い感覚を露呈してしまいました😞。
国体といわて大会も無事に終了し、担当された職員の方々もホッと胸をなでおろしていると思います。
まずは二回大会とも大成功!おめでとうございます。そしてありがとうございました。
2016年10月26日
台風10号被害に関して県へ要望書を提出
明日から9月定例県議会(もうすぐ11月だというのに)が始まります。岩手国体と全国障がい者スポーツ岩手大会の開催のため日程が通常より延期になったのでした。
議会開会に先駆けて本日私が代表を務めている県議会会派「いわて県民クラブ」で8月30日に発生した台風10号被害を受けて去る10月7日に岩泉町で被害調査を行った結果をまとめて10項目を「要望書」として県へ提出しました。
わが会派の優秀な政審会長である佐々木努議員が取りまとめました。
以下要望内容です。
8月30日に本県を通過した台風第10号により、県内各地で河川の氾濫等による甚大な被害が発生しました。
特にも県北沿岸地域では、多くの尊い人命が失われるとともに、多くの住宅等が損壊するなどの被害を受けました。
また、道路、河川等の公共土木施設や水道などのライフライン、農地、農林水産施設にも被害が及び、東日本大震災の復興途上の我が県に更なる打撃を与えています。
そのようななか、県においては、災害発生後、速やかに現地対策本部を設置し、県直轄での応急的な復旧作業や職員の派遣など、被災自治体の支援に当たられておりますことに対し感謝申し上げます。
しかしながら、被害が広範に渡り、未だに被害の全容が明らかになっていない中、被災自治体においては人的、財政的な負担が増加することが見込まれます。
つきましては、被災者の方々が一日も早く安心できる生活を取り戻すことができるよう、被災者等の生活再建支援、被災地の早期復旧等について次の事項について要望します。
1⃣ 災害応急対策や汚泥・流木処理、災害廃棄物処理、応急仮設住宅の整備など、幅広い財政需要に対応できる弾力的で自由度の高い総合的な支援制度も含め、復旧に要する経費に対し、特段の財政支援を行うこと。
2⃣ 被災自治体では、災害復旧のためのマンパワー不足が生じていることから、復旧事業を迅速に進めるための土木関係技術職員など、専門的知識を有する人材の確保について特段の支援を行うこと。
また、被災によって心的ダメージを負った被災者の心のケアを行うため、カウンセラー等の人材の確保についても特段の支援を行うこと。
3⃣ 久慈市や宮古市において、中心商店街が浸水被害を受け、多くの事業所、商店等が営業を再開できない状況にある。
このため、低利の融資、利子補給と合わせ、事業の早期再開のための補助制度の創設等、特段の支援を行うこと。
4⃣ 岩泉町では、光ファイバー等の情報通信基盤及び共聴組合の保有する地上デジタル放送共聴施設が大きな被害を受けた。
情報通信は、住民生活に欠かせない重要なライフラインであり、復旧のための財政的支援等、特段の支援を行うこと。
5⃣ 被災地域では、農地、水路等、農業施設の流出や土砂流入、畜産施設の損壊や飼養家畜の流出、定置網やサケ・マスふ化場等の漁業施設の損壊、林道の路肩や法面の崩壊等、県北沿岸地域の人々の暮らしを支えてきた一次産業が大きな被害を受けた。
よって、被災施設の早期復旧により、被災した生産者が早期に生産活動を再開できるよう、特段の支援を行うこと。
6⃣ 今回の台風第10号災害は、長年に渡り河川に堆積した土砂や立木が被害を増大させたという指摘がある。
よって、災害復旧事業において対応できない河道の堆積土砂撤去など、防災・安全交付金等による財政支援の拡充を国に求めるとともに、県独自でもこれまで以上に河川改修に取り組み、今後も起こりうる豪雨災害への対策を進めること。
7⃣ 被災した医療機関や社会福祉施設、学校施設等の早期復旧に対し、特段の支援を行うとともに、災害復旧事業について、補助率の更なる引上げや、補助対象の拡大、施設の撤去等に対する被災地の実情に応じた弾力的な運用について国に求めること。
8⃣ 今回の台風により、我が県有数の観光施設が被災し、岩手の観光産業全体にも大きな打撃を与えている。
このため、被災した観光施設や宿泊施設の迅速な復旧と、観光・物産の早期回復に向けた市町村の取組に対し、特段の支援を行うこと。
9⃣ 被災自治体が行う災害ボランティアの受け入れに対し、受け入れ態勢や環境の整備について特段の支援を行うこと。
1⃣0⃣ 東日本大震災津波からの復旧・復興が道半ばであるなか、追い打ちをかけるように発生した台風10号災害は、被災地域のみならず県民生活や県内経済に大きな打撃を与えている。
被災地岩手の復旧・復興のためには、一日も早く被災者の生活再建、被災地の復旧を図らなければならず、国、県による息の長い支援が不可欠である。
よって、被災地域の復旧・復興事業が円滑に行われるよう、事業に必要な予算の年度内措置は勿論、来年度以降の復旧・復興予算を確保するとともに、国に対しこれまで以上に強力に財政支援を求めること。
先の議案説明会においては県の方も精一杯の補正予算措置をしたと見受けられます。9人が登壇する一般質問でも多くの議員が質問項目に入れています。
県民からの請願等も早くも問い合わせがきていますので、9月議会は会派全体でしっかりと取り組んでまいります。
議会開会に先駆けて本日私が代表を務めている県議会会派「いわて県民クラブ」で8月30日に発生した台風10号被害を受けて去る10月7日に岩泉町で被害調査を行った結果をまとめて10項目を「要望書」として県へ提出しました。
わが会派の優秀な政審会長である佐々木努議員が取りまとめました。
以下要望内容です。
8月30日に本県を通過した台風第10号により、県内各地で河川の氾濫等による甚大な被害が発生しました。
特にも県北沿岸地域では、多くの尊い人命が失われるとともに、多くの住宅等が損壊するなどの被害を受けました。
また、道路、河川等の公共土木施設や水道などのライフライン、農地、農林水産施設にも被害が及び、東日本大震災の復興途上の我が県に更なる打撃を与えています。
そのようななか、県においては、災害発生後、速やかに現地対策本部を設置し、県直轄での応急的な復旧作業や職員の派遣など、被災自治体の支援に当たられておりますことに対し感謝申し上げます。
しかしながら、被害が広範に渡り、未だに被害の全容が明らかになっていない中、被災自治体においては人的、財政的な負担が増加することが見込まれます。
つきましては、被災者の方々が一日も早く安心できる生活を取り戻すことができるよう、被災者等の生活再建支援、被災地の早期復旧等について次の事項について要望します。
1⃣ 災害応急対策や汚泥・流木処理、災害廃棄物処理、応急仮設住宅の整備など、幅広い財政需要に対応できる弾力的で自由度の高い総合的な支援制度も含め、復旧に要する経費に対し、特段の財政支援を行うこと。
2⃣ 被災自治体では、災害復旧のためのマンパワー不足が生じていることから、復旧事業を迅速に進めるための土木関係技術職員など、専門的知識を有する人材の確保について特段の支援を行うこと。
また、被災によって心的ダメージを負った被災者の心のケアを行うため、カウンセラー等の人材の確保についても特段の支援を行うこと。
3⃣ 久慈市や宮古市において、中心商店街が浸水被害を受け、多くの事業所、商店等が営業を再開できない状況にある。
このため、低利の融資、利子補給と合わせ、事業の早期再開のための補助制度の創設等、特段の支援を行うこと。
4⃣ 岩泉町では、光ファイバー等の情報通信基盤及び共聴組合の保有する地上デジタル放送共聴施設が大きな被害を受けた。
情報通信は、住民生活に欠かせない重要なライフラインであり、復旧のための財政的支援等、特段の支援を行うこと。
5⃣ 被災地域では、農地、水路等、農業施設の流出や土砂流入、畜産施設の損壊や飼養家畜の流出、定置網やサケ・マスふ化場等の漁業施設の損壊、林道の路肩や法面の崩壊等、県北沿岸地域の人々の暮らしを支えてきた一次産業が大きな被害を受けた。
よって、被災施設の早期復旧により、被災した生産者が早期に生産活動を再開できるよう、特段の支援を行うこと。
6⃣ 今回の台風第10号災害は、長年に渡り河川に堆積した土砂や立木が被害を増大させたという指摘がある。
よって、災害復旧事業において対応できない河道の堆積土砂撤去など、防災・安全交付金等による財政支援の拡充を国に求めるとともに、県独自でもこれまで以上に河川改修に取り組み、今後も起こりうる豪雨災害への対策を進めること。
7⃣ 被災した医療機関や社会福祉施設、学校施設等の早期復旧に対し、特段の支援を行うとともに、災害復旧事業について、補助率の更なる引上げや、補助対象の拡大、施設の撤去等に対する被災地の実情に応じた弾力的な運用について国に求めること。
8⃣ 今回の台風により、我が県有数の観光施設が被災し、岩手の観光産業全体にも大きな打撃を与えている。
このため、被災した観光施設や宿泊施設の迅速な復旧と、観光・物産の早期回復に向けた市町村の取組に対し、特段の支援を行うこと。
9⃣ 被災自治体が行う災害ボランティアの受け入れに対し、受け入れ態勢や環境の整備について特段の支援を行うこと。
1⃣0⃣ 東日本大震災津波からの復旧・復興が道半ばであるなか、追い打ちをかけるように発生した台風10号災害は、被災地域のみならず県民生活や県内経済に大きな打撃を与えている。
被災地岩手の復旧・復興のためには、一日も早く被災者の生活再建、被災地の復旧を図らなければならず、国、県による息の長い支援が不可欠である。
よって、被災地域の復旧・復興事業が円滑に行われるよう、事業に必要な予算の年度内措置は勿論、来年度以降の復旧・復興予算を確保するとともに、国に対しこれまで以上に強力に財政支援を求めること。
先の議案説明会においては県の方も精一杯の補正予算措置をしたと見受けられます。9人が登壇する一般質問でも多くの議員が質問項目に入れています。
県民からの請願等も早くも問い合わせがきていますので、9月議会は会派全体でしっかりと取り組んでまいります。
2016年10月22日
宗主国の憂鬱
アメリカ大統領選挙は終盤戦。
テレビ討論会をすべてフォローしているわけでないが、あまりに酷い内容に終始して全三回終わってしまった。あんな中傷合戦を見せられてアメリカ国民も大変に困っているのではないか。
かつてハリウッドでも大統領選で議論沸騰し、タカ派のチャールトン・ヘストンとシャーリー・マクレーンが激突し議論沸騰した時代もあったが、今回は共和党候補のトランプ擁護派はほとんど見当たらない。ロバート・デニーロはよくぞこここまでというほどの酷い単語を並べてトランプを非難している。
共和党の存在はアメリカの象徴、すなわち自由と自己責任に基づいた思想で合衆国をリードしてきたが、あのアメリカはどこへ行ってしまったのか?トランプ氏を最終指名するに至らしめる結果に至った原因はどこにあるのだろうか。共和党自体が現代社会と乖離しはじめたのだろうか。
白人のみならず多くの中産階級の失職に追い込まれ格差社会のマイナスターゲットになっている、そうした階層の不満の受け皿がトランプ氏への求心力につながっていると分析されている。これがトランプ現象と呼ばれているのだそうだ。
こうした熟慮を要しない二者択一がまかり通る選挙は本当に恐ろしい。
しかし、クリントン候補も人気がないときているから事態は複雑だ。日本に滞在している米国籍の知人に聞くとトランプは論外、だがヒラリーも書きたくないというケースが多い。
世界を牽引してきたアメリカ合衆国が民主主義政治のお手本としてこれまで位置づけられてきたが、今回の泥仕合の様相は選挙後も尾を引きそうである。すなわちそれは我が国にも大きな影響を与えることとなる。人工知能の急速な発展で経済社会も大きく転機を迎えている中、格差社会の広がりで米国のみならず日本も政治の方向性も曲がり角に来ているのではないかと思わせる今期の米国大統領選挙である。
テレビ討論会をすべてフォローしているわけでないが、あまりに酷い内容に終始して全三回終わってしまった。あんな中傷合戦を見せられてアメリカ国民も大変に困っているのではないか。
かつてハリウッドでも大統領選で議論沸騰し、タカ派のチャールトン・ヘストンとシャーリー・マクレーンが激突し議論沸騰した時代もあったが、今回は共和党候補のトランプ擁護派はほとんど見当たらない。ロバート・デニーロはよくぞこここまでというほどの酷い単語を並べてトランプを非難している。
共和党の存在はアメリカの象徴、すなわち自由と自己責任に基づいた思想で合衆国をリードしてきたが、あのアメリカはどこへ行ってしまったのか?トランプ氏を最終指名するに至らしめる結果に至った原因はどこにあるのだろうか。共和党自体が現代社会と乖離しはじめたのだろうか。
白人のみならず多くの中産階級の失職に追い込まれ格差社会のマイナスターゲットになっている、そうした階層の不満の受け皿がトランプ氏への求心力につながっていると分析されている。これがトランプ現象と呼ばれているのだそうだ。
こうした熟慮を要しない二者択一がまかり通る選挙は本当に恐ろしい。
しかし、クリントン候補も人気がないときているから事態は複雑だ。日本に滞在している米国籍の知人に聞くとトランプは論外、だがヒラリーも書きたくないというケースが多い。
世界を牽引してきたアメリカ合衆国が民主主義政治のお手本としてこれまで位置づけられてきたが、今回の泥仕合の様相は選挙後も尾を引きそうである。すなわちそれは我が国にも大きな影響を与えることとなる。人工知能の急速な発展で経済社会も大きく転機を迎えている中、格差社会の広がりで米国のみならず日本も政治の方向性も曲がり角に来ているのではないかと思わせる今期の米国大統領選挙である。
2016年10月20日
ウソはいけません。
蓮舫氏、違法状態「25年超」か
夕刊フジ 10月20日(木)16時56分配信
民進党の蓮舫代表の「二重国籍」問題が、さらに深刻化した。金田勝年法相が18日の記者会見で、一般論と断ったうえで「法律の定める期限後に日本国籍の選択宣言を行った場合、それまでの間、国籍法上の国籍選択義務14条に違反していた」と明言したのだ。蓮舫氏の違法状態が25年以上続いていた可能性が高まった。他の野党からの批判も相次いでおり、まさに“内憂外患”だ。
金田氏の発言は、蓮舫氏が16日、「法務省から(国籍法)違反に当たらないとの考え方を文書で頂いた」と語ったことを受けて、披露された。
国籍法では、20歳未満の人が二重国籍になった場合、22歳までに国籍選択をしなければならない。関係者によると、蓮舫氏は今月7日付で国籍選択を宣言したため、25年以上も国籍法に違反したままだったと受け止められる。
民進党の大串博志政調会長は18日、「蓮舫氏は17歳のときに台湾籍を抜けたとの理解だったから、選択まで論理的に行かなかった」とかばったが、問題の本質は、野党第1党の党首が国民の前で「ウソ」を付き続けてきたことだ。
蓮舫氏は「二重国籍」問題について記者団に質問されると、“持ち味”の歯切れの良さを失い、目を泳がせながら説明を二転三転させた。やはり、良心の呵責を感じていたからではないか。
安倍晋三首相にも13日の参院予算委員会で「自身の責任で国民に証明する努力をしなければならない」と促された。
舌鋒鋭く与党を糾弾しても、質問するご本人が国民に対する信義、信頼がなければ、意味を成しません。党首の二重国籍問題を払拭しないと民進党全体への影響も出てきます。
そういえば民主党時代の事業仕訳で災害復旧費についてもメスを入れようとしましたね。その方が被災地にて現政府に「予算が足りない。憤りを感じる。」とコメントしました。何をか況やです。
夕刊フジ 10月20日(木)16時56分配信
民進党の蓮舫代表の「二重国籍」問題が、さらに深刻化した。金田勝年法相が18日の記者会見で、一般論と断ったうえで「法律の定める期限後に日本国籍の選択宣言を行った場合、それまでの間、国籍法上の国籍選択義務14条に違反していた」と明言したのだ。蓮舫氏の違法状態が25年以上続いていた可能性が高まった。他の野党からの批判も相次いでおり、まさに“内憂外患”だ。
金田氏の発言は、蓮舫氏が16日、「法務省から(国籍法)違反に当たらないとの考え方を文書で頂いた」と語ったことを受けて、披露された。
国籍法では、20歳未満の人が二重国籍になった場合、22歳までに国籍選択をしなければならない。関係者によると、蓮舫氏は今月7日付で国籍選択を宣言したため、25年以上も国籍法に違反したままだったと受け止められる。
民進党の大串博志政調会長は18日、「蓮舫氏は17歳のときに台湾籍を抜けたとの理解だったから、選択まで論理的に行かなかった」とかばったが、問題の本質は、野党第1党の党首が国民の前で「ウソ」を付き続けてきたことだ。
蓮舫氏は「二重国籍」問題について記者団に質問されると、“持ち味”の歯切れの良さを失い、目を泳がせながら説明を二転三転させた。やはり、良心の呵責を感じていたからではないか。
安倍晋三首相にも13日の参院予算委員会で「自身の責任で国民に証明する努力をしなければならない」と促された。
舌鋒鋭く与党を糾弾しても、質問するご本人が国民に対する信義、信頼がなければ、意味を成しません。党首の二重国籍問題を払拭しないと民進党全体への影響も出てきます。
そういえば民主党時代の事業仕訳で災害復旧費についてもメスを入れようとしましたね。その方が被災地にて現政府に「予算が足りない。憤りを感じる。」とコメントしました。何をか況やです。
2016年10月15日
東京五輪ボート競技会場は何処へ
ボート関係者の端くれとして気になる2020年五輪の会場の決定。
もう4年を切っての迷走ぶりは腹立たしさを覚えるようになってきました。
そもそもボート関係者の話もろくに聞かないでボートの歴史や現状も鑑みないで海縁に新コースを作るという案は誰が考えたのか?そして小池知事誕生によってコストが問題視されて降って湧いたように今度は宮城県の長沼漕艇場が代替地として浮上。村井知事はここぞとばかりに猛アピール。確かに東北人としては実現したい話ですが、まだまだ決定には紆余曲折を経て行く気配です。
昭和15年に東京五輪を誘致しようとする頃から現在の埼玉県戸田市にコース建設の動きがあり、1964年の東京五輪では戸田オリンピックコースとして整備され、大学や実業団の艇庫が戸田コースを囲むように建設されています。戸田コースから荒川を経由して隅田川へ繋がりの線を引くことができ、ボート界のレガシーストーリーも維持できています。そういう背景から戸田で活動拠点にしているボート、カヌーの監督さんらが以前から戸田コースにほど近い埼玉県の戸田市の彩湖を推薦していた経過がありました。
国際Aコース認定の長沼はレースをするには申し分ありませんが、東京からの距離的に難を抱えている問題の間隙をぬって彩湖案が急浮上しそうです。ひょっとして彩湖誘導のための長沼がダミーに使われた感も拭い切れません。
いずれにしても関係者の話をよく聞いて決定して欲しいです。海の森の原案は私も評価できません。
もう4年を切っての迷走ぶりは腹立たしさを覚えるようになってきました。
そもそもボート関係者の話もろくに聞かないでボートの歴史や現状も鑑みないで海縁に新コースを作るという案は誰が考えたのか?そして小池知事誕生によってコストが問題視されて降って湧いたように今度は宮城県の長沼漕艇場が代替地として浮上。村井知事はここぞとばかりに猛アピール。確かに東北人としては実現したい話ですが、まだまだ決定には紆余曲折を経て行く気配です。
【宮城県登米市の長沼漕艇場、一関市からも一時間内で行ける】
昭和15年に東京五輪を誘致しようとする頃から現在の埼玉県戸田市にコース建設の動きがあり、1964年の東京五輪では戸田オリンピックコースとして整備され、大学や実業団の艇庫が戸田コースを囲むように建設されています。戸田コースから荒川を経由して隅田川へ繋がりの線を引くことができ、ボート界のレガシーストーリーも維持できています。そういう背景から戸田で活動拠点にしているボート、カヌーの監督さんらが以前から戸田コースにほど近い埼玉県の戸田市の彩湖を推薦していた経過がありました。
国際Aコース認定の長沼はレースをするには申し分ありませんが、東京からの距離的に難を抱えている問題の間隙をぬって彩湖案が急浮上しそうです。ひょっとして彩湖誘導のための長沼がダミーに使われた感も拭い切れません。
いずれにしても関係者の話をよく聞いて決定して欲しいです。海の森の原案は私も評価できません。
2016年10月14日
自信と課題と相まって
昨日から岩手競馬組合議会の視察のため上京しました。
競馬組合議会は岩手県競馬組合を構成する構成団体(岩手県、奥州市、盛岡市)の議会から選出された議員により構成された議会で、岩手県競馬組合から提出された予算や決算の議案を審査し議決する機関です。
県議会から6名、奥州市議会、盛岡市市議会から2名づつで計10名です。
競馬議員はもっぱら競馬議会に出席することが務めですが、競馬議会での視察は初めて行われました。
今回の視察先はJRA(日本中央競馬会)、JRAが運営する馬事公苑(2020年東京五輪の馬術会場)、 地全協(地方競馬全国協会)、特別区競馬組合(大井競馬場)の4ヶ所。
岩手県競馬組合は存廃議の危機から脱し、東日本大震災からの窮地を切り抜けた経過がありますが、現在存続の道を歩めているのもJRAや地全協の支援があっての賜物です。ネット販売が好調を維持して売得金も右肩上がりのここ3年になりますが、中・長期的な見通しを見据えた経営改善の方策を探るための視察行程でした。
各々の視察先で共通して感じたことは、岩手競馬には潜在力と魅力があるということを第三者は評価をしていること。それ故に現在の競馬組合の情熱や対応には物足りなさを感じていること。示唆に富んだご指摘も数々頂きました。総じて率直な意見交換が出来たと思います。
売り上げ額はネット販売の好調により堅調ですが、堅調が故に新たな課題も発生しつつあります。今回の視察を生かして各方面の課題を掬い上げながら岩手競馬の将来に向けた姿を自らしっかり競馬議会においてもこれまで以上に提案して参ります。
競馬組合議会は岩手県競馬組合を構成する構成団体(岩手県、奥州市、盛岡市)の議会から選出された議員により構成された議会で、岩手県競馬組合から提出された予算や決算の議案を審査し議決する機関です。
県議会から6名、奥州市議会、盛岡市市議会から2名づつで計10名です。
競馬議員はもっぱら競馬議会に出席することが務めですが、競馬議会での視察は初めて行われました。
今回の視察先はJRA(日本中央競馬会)、JRAが運営する馬事公苑(2020年東京五輪の馬術会場)、 地全協(地方競馬全国協会)、特別区競馬組合(大井競馬場)の4ヶ所。
岩手県競馬組合は存廃議の危機から脱し、東日本大震災からの窮地を切り抜けた経過がありますが、現在存続の道を歩めているのもJRAや地全協の支援があっての賜物です。ネット販売が好調を維持して売得金も右肩上がりのここ3年になりますが、中・長期的な見通しを見据えた経営改善の方策を探るための視察行程でした。
各々の視察先で共通して感じたことは、岩手競馬には潜在力と魅力があるということを第三者は評価をしていること。それ故に現在の競馬組合の情熱や対応には物足りなさを感じていること。示唆に富んだご指摘も数々頂きました。総じて率直な意見交換が出来たと思います。
【夕陽に染まる大井競馬場】
売り上げ額はネット販売の好調により堅調ですが、堅調が故に新たな課題も発生しつつあります。今回の視察を生かして各方面の課題を掬い上げながら岩手競馬の将来に向けた姿を自らしっかり競馬議会においてもこれまで以上に提案して参ります。
2016年10月13日
岩手国体が閉会
去る11日に閉会式があり、参加して参りました。
11日間はあっという間に過ぎ去って行った感がありますが、終わってみると妙に清々しさを感じます。
県勢の活躍には目を見張るものがありました。当初から目標は8位以内という天皇杯を是が非でも取るという開催県の定番を振り切った形での選手強化でした。過去に高知県開催でも当時の橋本知事が同様の方針を打ち出したことがあり、開催県が天皇杯を逃したのは高知開催以来となりました。
選手強化にはお金がかかります。東日本大震災の影響もあり、潤沢な予算で臨む国体ではなかったことは仕方のない事由がありました。しかし、限られた強化費の中で本県は天皇杯2位、皇后杯2位は立派な成績です。特に課題とされていた少年種目で女子の団体が剣道で優勝するなど成果を上げたことは指導者をはじめ選手の頑張りの賜物です。
一方、開閉会式での温かい応援も岩手らしさを十分に表現出来たと思います。
国体を直に触れた小学校の児童達には記憶に残る国体になったと思います。
もちろん、課題はありますが、制約された条件の中で大会を成功に導いたのは岩手県民の素晴らしさに他なりません。関係者のすべての皆様に感謝、感謝です。県民も復興に向けて大きな自信を得たと確信します。
閉会式後に会派の仲間二人と記念写真。真ん中の人はかなりレトロ感あふれてますね😵
次の岩手国体は約50年後? 現職の議員で次開催も参加出来るのは何人いるでしょうか?
11日間はあっという間に過ぎ去って行った感がありますが、終わってみると妙に清々しさを感じます。
県勢の活躍には目を見張るものがありました。当初から目標は8位以内という天皇杯を是が非でも取るという開催県の定番を振り切った形での選手強化でした。過去に高知県開催でも当時の橋本知事が同様の方針を打ち出したことがあり、開催県が天皇杯を逃したのは高知開催以来となりました。
選手強化にはお金がかかります。東日本大震災の影響もあり、潤沢な予算で臨む国体ではなかったことは仕方のない事由がありました。しかし、限られた強化費の中で本県は天皇杯2位、皇后杯2位は立派な成績です。特に課題とされていた少年種目で女子の団体が剣道で優勝するなど成果を上げたことは指導者をはじめ選手の頑張りの賜物です。
一方、開閉会式での温かい応援も岩手らしさを十分に表現出来たと思います。
国体を直に触れた小学校の児童達には記憶に残る国体になったと思います。
もちろん、課題はありますが、制約された条件の中で大会を成功に導いたのは岩手県民の素晴らしさに他なりません。関係者のすべての皆様に感謝、感謝です。県民も復興に向けて大きな自信を得たと確信します。
閉会式後に会派の仲間二人と記念写真。真ん中の人はかなりレトロ感あふれてますね😵
次の岩手国体は約50年後? 現職の議員で次開催も参加出来るのは何人いるでしょうか?
2016年10月04日
46年ぶりの岩手国体が開会!
二順目岩手国体はじまりました。
10月1日に行われた開会式に参加してきました。天気は快晴!
開会前のイベントも迫力ありました。岩手らしさも満載。
自分は議会派遣でかつて富山国体、岡山国体の開会式にも出席させて頂きましたが、贔屓目を差し引いても岩手の温かさが沁みてくる内容でした。確かに東日本大震災からの復興という被災地開催ということもありますが。
会場も秋を告げる風景が見られました。渡辺幸貫議員のキャップに赤とんぼ。
私は同期当選の樋下議員と示し合わせて15年前の岩手代表のウェアで参加。同僚議員からは「一体何を着てきたんですか!?」と責められました。もう二度と着る機会はないでしょうから、これも記念に。
連日岩手チームの活躍が伝えられています。台風の影響なくこのまま順調に大会が進んでくれることを祈ります。そして多くの岩手ファンが増えることも期待します。
10月1日に行われた開会式に参加してきました。天気は快晴!
開会前のイベントも迫力ありました。岩手らしさも満載。
自分は議会派遣でかつて富山国体、岡山国体の開会式にも出席させて頂きましたが、贔屓目を差し引いても岩手の温かさが沁みてくる内容でした。確かに東日本大震災からの復興という被災地開催ということもありますが。
会場も秋を告げる風景が見られました。渡辺幸貫議員のキャップに赤とんぼ。
私は同期当選の樋下議員と示し合わせて15年前の岩手代表のウェアで参加。同僚議員からは「一体何を着てきたんですか!?」と責められました。もう二度と着る機会はないでしょうから、これも記念に。
連日岩手チームの活躍が伝えられています。台風の影響なくこのまま順調に大会が進んでくれることを祈ります。そして多くの岩手ファンが増えることも期待します。