2016年09月29日

鶏糞を利用したバイオガス発電プラント

昨日、地元紙に掲載され紹介されています、(株)十文字チキンカンパニー(本社 二戸市)が手掛けた標題のプラントを視察する機会を得ました。昨日が竣工式で11月から本格的稼働して売電活動を行うとのことでした。

DSC_0913x.jpg


豚の糞尿を活用し発酵させるバイオガスプラントは旧藤沢町で実証実験された例がありますが、鶏糞を燃やして火力による発電所は全国で3番目で規模的にはNO.1だそうです。

発電規模は 6,250kw(発電端出力)
送電規模は 4,800kw(送電端出力)
使用燃料は 鶏糞400トン/日

鶏糞は木質系のバイオマス(2,000kcal/kg)に比べると若干燃焼エネルギーは落ちます(1,700kcal/kg)単体で燃焼する媒体としては十分だそうです。鶏は消化器官が短いので鶏糞にもエネルギーが残存するのだそうです。

DSC_0908x.jpg


FIT法の成立により、発電プラント建設に着手したそうですが、鶏糞処理には肥料としての下流処理が経費節減のためには最有効策ですが季節的な需要の波動性があるために難儀してしていたものが一気に解決することとなりました。

確かに初期投資は多額ですが試算では補修費を除いて10年未満でペイできるとのことですから、FIt法の恩恵は図りしれないものがあります。それにしても十文字社の決断と機敏な対応には会社の底知れぬパワーを感じます。常に将来を見据え社会に貢献するという姿勢はすばらしいです。

ブライラー産業は本県の一次産業を支えるリーディング産業です。これからも先進的な取り組みに注目です。
posted by 飯沢ただし at 07:53| 岩手 ☁| Comment(0) | My Inspection 【視察日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする