2016年08月22日

リオ五輪終幕

開幕前に懸念されたリオ五輪も大きな混乱もなく無事に終幕となりました。
地元関係者はさぞかし安堵されておられるでしょう。

自分自身はあまり期待してなかった日本勢の活躍でしたが、終わってみれば過去最多のメダル獲得数でした。隣国の中国と韓国は予想より低迷なようで国内で騒々しくなっているようです。
日本はロンドン五輪に続いて女性選手の活躍が目立ちました。金メダルを賭けての決勝ではなかったけれど卓球女子の銅メダル獲得への戦いは実に感動的でした。ビデオで何回見ても涙がこぼれてきます。

rio.pingpongx.jpg


なんといっても福原さんの涙。自身の体調は両足のテーピング姿が示す通り万全でないことは明らかで、その中で年長でチームリダーとしての役目をよくぞ果たしたと拍手を送りたいです。佳純選手もここぞという落とせないゲームを圧倒して勝利しエースとしての存在を示しました。若い伊藤選手を励まして実力を出させた日本チームの力はまさに世界一。ものづくりと同じで、道具を使った技術力を駆使するスポーツのチーム戦とならば日本の力が発揮されます。対してシンガポールのダブルスチームは失敗しても声もかけない、選手間には何とも言えぬ冷たい空気が流れていて日本チームとは実に対照的でした。福原さんの涙でちょっと湿りがちなチームを心配してか佳純選手が気丈に元気に振る舞っていたのに、最後にインタビューのマイクを差し出されたとたんに大粒の涙がこぼれた瞬間、視聴者の親父の涙腺ダムは決壊。実に日本女性は美しいと思わせた瞬間でした。

バドミントンの女子ダブルスのあきらめない戦いも見事でした。前衛の松友さんが土壇場で強気強気で押すプレーはさすが勝負師と唸りました。

まだまだ観戦記を書きたいところですが、またの機会に。
さて、4年後は二度目の東京大会です。震災からの復興がそのときまでに自信をもって世界の皆さんにありがとうと心から言えるこれからの4年間にするのが被災地の使命だと私は思っています。
posted by 飯沢ただし at 22:58| 岩手 ☔| Comment(0) | My Favorites 【お気に入り】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする