2016年08月29日

ブログ11年目へ

平成18年の8月28日にブログを始めてから丸10年となりました。
本日の投稿から11年目に入ります。

正直なところ我ながら良く継続してきたものと思います。(記事の内容は別として)
平成19年の夏ころから1か月最低10投稿を目指してきました。それも継続しています。
当初の目的は「飯沢ただし」の人となりを理解してもらうつもりでしたが、この頃はどうも私の別の目的で活用されている方の方が多いようで、若干戸惑いはありますがそれでも結構でございます。
最近FB等のSNSが発達してブログは時流に置いておかれそうな感がありますが、落ち着いて文章をかけるのもブログは私にとっては大いに価値を見出していますので、これからも自分が感じたことを政治だけでなく関心のあることをつづっていくつもりです。

またありがたいことにこの私のブログ記事に関するご批評も複数頂戴しているところでありますが、匿名の投稿に関してはフェアな議論が成立しませんので、このブログ上での匿名のご意見に対する返信はこれまで通り致しませんのでご了承をお願い致します。

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これからもどうぞよろしくお願い致します。
posted by 飯沢ただし at 21:08| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月24日

平泉町から県への政策要望

私の選挙区での県への自治体要望は今日の平泉町で最後になります。
(といっても一関選挙区は一関市と平泉町の二つなのですけど。)

平泉町からの要望項目は21個。そのうち新規は2つ。
要望会では青木町長から直接に4項目について詳細な説明がありました。

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◎平泉バイパス南口交差点から一関バイパス大槻交差点までの安心安全な交通確保を図る整備について
◎主要地方道平泉厳美線の歩行者、自転車道路の整備について
◎「束稲山麓地域の世界農業遺産」への取り組みに向けた支援について
◎企業誘致活動について

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今回はオブザーバーの県議に対して意見を求められる機会がなかったので平穏無事(?)な要望会で終わりました。

今回新たに感じたことは、規模の大きくなった合併市と町では財政規模も役所組織も大きく異なることからあくまで要望会の形態は要望側の自治体で設定するという前提があったとしても、広域振興局はもう少し「町」「村」への対応を丁寧にしなければならないのではないか。どうも町レベルでは県に対して遠慮がちな雰囲気がありありで(その後の意見交換会でどのような議論があったかは承知していませんが)、そこのところは企画部門の係りの方が汗をかく必要があると感じました。

前回の一関市の要望会時にも書きましたが、達増県政3年目以降はまったく同じ形式で行っており、要望会の検証も行っているのかどうか怪しいものです。この問題は知事に対して決算総括で時間をかけて行う考えでおります。
posted by 飯沢ただし at 23:46| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月23日

いまだ解決の道を探る

本日、県議会「東日本大震災津波復興特別委員会」の現地調査で地元の一関市が調査対象地となり、参加しました。

調査対象は
1)一関市の放射線影響対策の現状と課題について
2)災害公営住宅の整備について
の2点で、併せて

1)放射性廃棄物処理状況
「一関地区広域行政組合」大東清掃センター
2)一関市内被災者向け災害公営住宅
「沢内地区災害公営住宅」
の現地視察をしました。

大東清掃センターでは平成24年2月から1613トンの焼却(試験的混焼処理)を進め、平成25年8月に焼却が終了していますが、引き続き4925トンの焼却を計画し、施設周辺住民の理解を得て、平成26年5月28日から焼却を再開したところです。

4925トンの牧草全量を焼却するには5年を要することが見込まれ、その間に腐敗が進行しないように一部1907トンはペレット化しています。

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ラップサイレージされているものはサンプルが逐一検査されて、さらに燃焼が円滑に進むように手作業で裁断されています。

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震災から5年を経過しても側溝汚泥処理方針は国が示しておらないなど根本的な解決は棚上げとなっています。8000Bq/kg以下といえども市町村が処理するには多大な負担がかかっているのもこの度の現地視察で明らかです。福島県との兼ね合いもあるのは承知していますが、一刻も早い立法化を進める必要があります。
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2016年08月22日

リオ五輪終幕

開幕前に懸念されたリオ五輪も大きな混乱もなく無事に終幕となりました。
地元関係者はさぞかし安堵されておられるでしょう。

自分自身はあまり期待してなかった日本勢の活躍でしたが、終わってみれば過去最多のメダル獲得数でした。隣国の中国と韓国は予想より低迷なようで国内で騒々しくなっているようです。
日本はロンドン五輪に続いて女性選手の活躍が目立ちました。金メダルを賭けての決勝ではなかったけれど卓球女子の銅メダル獲得への戦いは実に感動的でした。ビデオで何回見ても涙がこぼれてきます。

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なんといっても福原さんの涙。自身の体調は両足のテーピング姿が示す通り万全でないことは明らかで、その中で年長でチームリダーとしての役目をよくぞ果たしたと拍手を送りたいです。佳純選手もここぞという落とせないゲームを圧倒して勝利しエースとしての存在を示しました。若い伊藤選手を励まして実力を出させた日本チームの力はまさに世界一。ものづくりと同じで、道具を使った技術力を駆使するスポーツのチーム戦とならば日本の力が発揮されます。対してシンガポールのダブルスチームは失敗しても声もかけない、選手間には何とも言えぬ冷たい空気が流れていて日本チームとは実に対照的でした。福原さんの涙でちょっと湿りがちなチームを心配してか佳純選手が気丈に元気に振る舞っていたのに、最後にインタビューのマイクを差し出されたとたんに大粒の涙がこぼれた瞬間、視聴者の親父の涙腺ダムは決壊。実に日本女性は美しいと思わせた瞬間でした。

バドミントンの女子ダブルスのあきらめない戦いも見事でした。前衛の松友さんが土壇場で強気強気で押すプレーはさすが勝負師と唸りました。

まだまだ観戦記を書きたいところですが、またの機会に。
さて、4年後は二度目の東京大会です。震災からの復興がそのときまでに自信をもって世界の皆さんにありがとうと心から言えるこれからの4年間にするのが被災地の使命だと私は思っています。
posted by 飯沢ただし at 22:58| 岩手 ☔| Comment(0) | My Favorites 【お気に入り】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月21日

頑張れ!後輩たち

昨晩から宮城県の登米市におります。
大学時代にやっていたボート競技の全日本新人戦が登米市迫町にある長沼漕艇場で行われていて、母校の後輩たちの応援です。

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全日本級の大きな大会は埼玉県の戸田オリンピックコースで行われるのが常ですが、復興支援の関係で宮城県で開催されることになったとか。なかなか戸田までは足が遠のいてしまっている私ですがお隣の県で、それも後輩たちがエントリーしてるとなるとお世話にも気合いが入ります。我々の時代は部の運営面でも大変なことが沢山ありましたが、OB会の組織やコーチングスタッフも整備されて、選手は漕ぐことに集中できる環境が整備されているようです。

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久々に若い後輩たちの熱心な姿を見て、私自身の気持ちのリフレッシュになっています。

今日は決勝戦。男女シングルスカル1艇づつ、付きフォアが1艇のレースがあります。
全力を出し切って欲しいと思います。
posted by 飯沢ただし at 07:42| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月15日

素朴な疑問

リオ・オリンピックも佳境に入り、連日のメダル獲得に沸く毎日が続きます。メダル獲得となるとテロップでいち早く報道されます。
そのテロップが真夜中にながれて、またメダルのニュースかと思いきや、なんとその中身はSMAPが年内で解散するという内容。一音楽グループの解散が臨時ニュースになるとは、世の中も変わったものです。ニュースの速報性と社会に対する波及を鑑みて果たして臨時ニュースのテロップにするだけのニュースソースであったのか私は疑問に感じます。

天下のNHKがこんなことでよろしいのでしょうか?

私は本当に疑問です。香取慎吾君や草g君は私も好きですから、いつ解散しようとしまいが関心はありません。報道機関はもっとニュースソースの中身についてもっと吟味してほしい。そうでなければ社会はますます軽薄化が進む気がしてならないのです。
posted by 飯沢ただし at 23:07| 岩手 ☔| Comment(0) | My Opinion 【意見を申す】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月13日

お盆のイベント真っ盛り

お盆に入り、今日から本格的夏祭りシーズンに突入です。
はてさてこの三日間でどれだけ訪問できるでしょうか。

地元では摺沢水晶あんどん祭りです。一休小僧さんたちが各家を回り、あんどんに火を灯します。その前に高建寺でご先祖への供養をしてから法灯の儀式が行われます。

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今年の一休小僧さんは35人の参加で賑やかでした。
あんどん祭りは今回で30周年。よくぞここまで地元に定着したものと思います。

高建寺では午前中にも行事がありました。あんどん祭りの企画者であるホワイトリッキーこと白澤力男氏が戦争で散華された17人と復員後に亡くなった同級生の御霊を鎮魂する追悼式がありました。

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力男さんが自らハーモニカで谷村新司の「昴」を演奏し、「摺沢小学校の校歌」も参加者全員で歌いました。
力男さんは挨拶の中で、青春の良き時を過ごせないで戦死した級友の気持ちを思うと今でもいてもたってもいられない。三年前からこの追悼式を考えていた。同級生の御霊が安らかになることも含めて「あんどん祭り」を企画したことなどを述べられました。私がもし力男さんの年になったときにこれほどの実行力があるだろうか、力男さんは今年で満95歳なのです。大正10年生まれの凄い先輩です。


夕方の法灯式が終了後、急いで藤沢町の「縄文祭り」へ。

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今年はめずらしくお盆の時期と重なり、多くの人が集まっておりました。
燃えさかる炎の揺らめきは原始から通づる人間の本能を目覚めさせる幻想的な雰囲気があります。合併してからもこの祭りが内外に定着していることは本当に地域の方々の努力に頭が下がります。

今日の文章は同僚議員の佐々木努風でまとめてみました😃
posted by 飯沢ただし at 23:43| 岩手 ☀| Comment(1) | The Events  【各種催物】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月10日

東北地方の三陸地域交通体系の整備にむけて

昨日、議会派遣で八戸市で開催された「三陸沿岸国道並びに鉄道完遂促進協議会」に出席してきました。
この協議会は岩手・宮城・青森の三県議会で構成され、第一回の開催は昭和23年に開催されている歴史がある協議会です。一回から三回までは岩手県で開催されていることから本県沿岸地方の交通体系整備に問題意識が高かったことが推察されます。

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私も平成11年の当選来、過去何回かこの協議会には参加していますが、震災前の三陸沿岸道路(自動車専用道路)の進捗ぶりは亀のようにのろくて、震災後の快進撃とも言われる整備状況は目を見張るものがあります。平成30年度までにはほぼ全線開通見込みであることが報告されました。やる気とお金があれば何でもできるということでしょうか。

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一方、鉄路の復旧の方は岩手・宮城とも課題を抱えていることが確認されました。特にもJR大船渡線、JR気仙沼線とも当該自治体が苦渋の判断でBRTによる代替輸送を容認していますが、宮城県議の畠山和純議員から関係省庁ならびのJRへの要望の際には「くれぐれも鉄路復旧を諦めたわけではないことを申し添えて欲しい。」との意見があり、まさに本県と同様の問題意識であることを認識しました。鉄路の復旧は復興土地区画整理事業との兼ね合いもあり、早期の復旧は困難な状況ではありますが、3県の総意で完全復旧を目指していくことは極めて重要です。ILC実現とならば交通形態の再構築は必須になるわけですから、決してあきらめないで将来につなぐ努力が必要になります。

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各県とも沿岸地域は人口減の加速化が進んでいますが、産業の育成と新興のためには交通アクセスは不可欠ですから今後ともこの協議会の果たす役割は終わりません。
posted by 飯沢ただし at 10:32| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月06日

新笹ノ田トンネル建設実現へ、新しい期成同盟会が発足!

45団体で同盟会発足 難所解消へ連携 

交通の難所とされる国道343号・笹の田峠への新トンネル建設を目指す新組織、新笹ノ田トンネル整備促進期成同盟会が4日、内陸部と沿岸部の商工や観光、行政などの関係45機関・団体で発足した。関係者約80人が出席して一関市大東町の大原市民センターで設立総会を開き、規約と役員、2016年度事業計画を決定。難所解消に向けた早期事業化を求め、国、県への要望活動を強力に展開していくことを確認した。会長には一関商工会議所会頭の佐藤晄僖氏が選出された。

 同盟会は、これまで個々に活動してきた既存3団体が一体的な活動で早期事業化を目指そうと、新笹ノ田トンネルを実現させる会(会長・佐藤一関商議所会頭)と新笹ノ田トンネル整備を促進する会(会長・伊東孝陸前高田商工会長)、国道343号・広域幹線道路整備促進期成同盟会(会長・勝部修一関市長)が設立発議人となって発足した。一関と奥州、平泉、陸前高田、大船渡、住田の6市町と各市町議会、各市町内の商工、観光、農業、自治会協議会など合わせ45機関・団体(うち県南関係は25機関・団体)で構成している。(岩手日日電子版より抜粋)


当日の発会式には県議会の東日本大震災津波対策特別委員会に出席のため、やむ得えず欠席。今日まで深く関わってきましたので私の決意も込めたメッセージを送りました。

それにしてもこれだけの規模の建設期成同盟会は初めてです。それも新トンネル建設のシングルイッシューで、そして商工団体が挙っての参加と主導的な役割を担って頂いていることも。多くの住民の期待が込められているトンネルであることの証左です。

祝辞で元小原伸元大東町長が述べられているように、今のタイミングを逸すると不可能になるかもしれません。多くの方々の夢が乗せられているトンネル建設実現に向けて一層私もがんばります!
なにしろ県議会では私は建設決定になるまで一般質問、予算決算特別委員会で毎回取り上げて質問することは堂々と予告をしております。
posted by 飯沢ただし at 01:08| 岩手 ☀| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月05日

人工知能(AI)の爆発的発展性

膨大な医学論文を学習した人工知能(AI)が、60代の女性患者の白血病が治療などが難しい特殊なタイプだと10分で見抜き、適切な治療法の助言で回復に貢献していたことが4日、分かった。治療した東京大医科学研究所は「医療へのAI応用に大きな手応えを感じた」としている。
 同研究所が使ったのは、米国のクイズ番組で人間のチャンピオンを破った米IBMのAI「ワトソン」
同研究所はAIが患者の救命に役立ったケースは日本初ではないかとしている。
 治療に関わった東條有伸教授は「AIが医療分野への応用に非常に大きな可能性を持っていることが実感できた。将来は診断や治療の方針づくりに役立つだろう」と話す。
 膨大なデータの学習で的確な判断を行うAIは、多様な分野で応用が模索されているが、今後は医療への応用が本格化しそうだ。(産経新聞より抜粋)


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先月に高校の母校で経産省事務次官菅原氏がお話していた人工知能を活用した社会の入り口に入ってきた。IPS細胞を使った再生医療でも山中教授が人工知能を利活用することの意義が報道されていたばかりである。

まさに第4次産業革命時代に突入を思わせる出来事である。

高度な知識や技術が必要な職業までAIが機能することになれば、これからの職業選択や学校教育システムにも大きな影響が出てくる。単純な作業を補う労働者不足が解決できることはメリットとなろうが、課題も見えてくる。AIをどのように運用で管理していくのか。もっとそれ以前に解決に努力を注がねばならないのは人間同士が心を通わせることを回帰させる社会の再構築であろう。

便利で正確な時代が来そうだが、それを支えるのはあくまで人間であることを忘れていけない。そうなると古き佳き日本の家族愛や人間愛を表現した小津安二郎の映画鑑賞が必須になるかもしれない(私の勝手な大胆予想)。
posted by 飯沢ただし at 17:18| 岩手 ☀| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする