大東町地域の大先輩小山敬吾さんが、去る1月8日にご逝去され、私も本日の葬儀に参列してきました。
敬吾さんには大東町職員に奉職時には私の祖父も父もお付き合いがあり、私も含めて3代にわたりお世話になった方です。大東町職から岩手県町村議長会の事務局長を長い間務められ、その後帰郷して社会福祉協議会の会長など郷土の発展に寄与されました。また政治に対する情熱は人一倍強く、自ら町長選挙にも立候補された経歴もあります。前一関市長の浅井東兵衛氏は関中の同級生で盟友中の盟友であり、町長選挙の時には東兵衛氏が敬吾さんを支え、東兵衛が県議、市長選挙に立候補した折には敬吾さんが連日の大奮闘の応援でした。
私も数多くの場面で応援やご教示を頂きましたが、敬吾さんは物事の捉え方がとても独特かつユニークで、敬吾さんの人間性の豊かさが、演説には聴衆の耳を引く魅力がありました。
私が初陣の時に当時自民党と自由党が連立内閣を組むことを揶揄して、「O氏は自民党を飛び出して新しい政党を作った(自由党)までは良かったが、今度はかつていた相手(自民党)と森の木陰で逢引きをしてるではありませんか!」と政治の非合理性を分かりやすくお話したのをよく憶えています。
敬吾さんは趣味も多岐にわたり、歌、ダンス、囲碁等沢山の友人がいつも取り囲んでいたよう思います。
お世話になった郷土の先輩が逝去されるのはまことに寂しい限りですが、敬吾さんの思いを忘れず私もこれから日々精進してまいりたいと思います。
敬吾さん、安らかにお眠り下さい。合掌。