今日から県議会は一般質問。
初日のトップバッターは釜石選挙区選出の3期目の小野 共議員。
小野議員は震災から4年9カ月にならんとする今の現況を、被災地からの切実な声と自らの分析をもって知事に見解を質した。
その主な内容は
1.震災後のもっとも重要な課題は住居の確保であったが、土地の収用に平時の法律に順じて当て込もうとした結果、徒に調整に時間を取られ故に未だに終の棲家に辿りつけていなかった現状があるのではないか。これをどのように分析するのか。津波災害に応じた緊急的な立法措置をもっと早く求めるべきではなかったのか。
2.未来への産業基盤を成す「三陸創造プロジェクト」は結局、従来の産業育成策の焼き直しであって、新鮮味に欠け被災地の若者に希望を与えるような施策になっていない。現状と課題を示せ。
【→ この指摘は私の問題意識とまったく共通するもの】
それに対する知事答弁は、県のありったけの成果のみを述べて、課題認識も示さずに終わり。
いつもの達増知事のこととは言え、これでは展望も開けないし、県政全体の課題解決にはなりません。
2月議会で久保孝喜議員が知事の知事演術に対して成果のオンパレードで課題認識も示されない、批評の対象にもならない演術と指摘したが、姿勢はその時と全く変わらない。
誰かが指摘しなければならないので、せめてこのブログを読んで頂いている方には、こうした現状があることを知っていて欲しいです。
来週の火曜日にはわが会派のハクセル美穂子議員が初登壇。
しっかりと自分の政策論点を示して頑張ることを期待。