世界のラグビーファンの称賛が今も止まないジャパンvs南アフリカ戦。
あの一戦から相当な時間が経過し、ジャパンチームが帰国してもあの感激の興奮は冷めない。
おそらくこれから自分の残りの人生の中でもこれを越えるジャイアントキリングの闘いはもう来ないかもしれない。
体格の差をスピードとリロード(倒れてもすぐに立ち上がり次のプレーに参加する)で相手を凌駕した。
ジャパンの魂を持ったプレーヤーが徹底して80分間を戦い、最後の最後まであきらめずに攻め続けた。
YouTubeでは各地で観戦していたジャパンの戦いぶりに興奮し、賛辞を贈るシーンが今でも再生回数が伸び続けている。
この勝利を得るためにとんでもないハードなトレーニングを積んだと聞く。
五郎丸が最後のアメリカ戦後に流した涙は、もう同じメンバーでは戦うことが出来ない寂しさだったのではなかろうか。それだけチームが一丸となって闘った証拠だと思う。
ベスト4に残っている南アチームはあの日本との一戦がよい教訓となって勝ち進むことが出来ていると何度もインタビューで答えている。これこそラグビーのノーサイド精神の神髄である。
さて、4年後の大会は日本で行われ、岩手県釜石市の新スタジアムでゲームが行われる予定になっている。被災地でご苦労を重ねている方々にも何としてでも希望を与える経過を辿り、世界の人たちにこれほど岩手は見事に津波から立ち上がった姿を見せたいものだ。
この南ア戦をはじめジャパンの戦いぶりは私たちに勇気を与えてくれた。
本当に感動をありがとう!