2015年10月31日
たかだか40年、されど40年。
今週の何曜日だったか忘れたが、決算審査が早く終わり議員会館に戻ったらBS放送で「刑事コロンボ」をやっていました。刑事コロンボの再放送は大して珍しいものではありませんが、上の写真をご覧いただきたい。コロンボが容疑者の関係者を訪ねた先がスーパーマーケット。そしてその背景に積まれている商品はタバコのカートンです。
この作品が製作されたのは70年代中頃ですから、今から40年前になります。
今の時代からは想像もつかない比較事実です。思い起こせば80年代以前の映画には飛行機の機内でも喫煙のシーンもありました。
世の変遷は恐ろしく急展開することは多くありますが、このシーンは象徴的なものと感じ携帯のカメラに記録した次第です。タバコマーケットを例にして、その希薄衰退化を振り返ると公共のあり方しかり、健康志向しかり、世の価値観は劇的に変わっていくことを実感しました。
これから先の40年は先進国と言われた国が人口減少を迎え、自国経済の維持のために価値観を変えていくことも余儀なくされていくことも十分に考えられます。食糧生産を維持するために水資源が豊富な国への移民政策もあるかもしれない。ゆえに私たちは常々、先先を読んで熟慮し、行動していかねばならないことを考えさせられました。
2015年10月30日
決算特別委員会は続く・・・
ここ3年決算不認定が続いている決算審査。
26年度決算には、あと一日を残してこれといった県政の失態は見られない。
しかし、我々は昨年と一昨年不認定の要因となった「大雪りばぁねっと。」と「DIOジャパン」問題は議会として追跡する義務がある。
先に行われた商工労働観光部の審査では、この問題を取り上げたのは寂しいかな私一人。決算総括でもわが会派の佐々木努議員がDIO社問題について取り上げているのみ。
どちらも会計検査院が調査に入っており、その調査結果を待たなければ次のステージには入れない。「大雪問題」には議会の第三者による調査委員会を立ち上げる要請についても棚上げ。「DIO社」も厚労省と会計検査院の調査結果待ち。事業を行った自治体の補助金返還については自治体に迷惑をかけないように県は最大限の努力をする。
当局は従来の答弁を繰り返すだけに終わった。
会見の調査が終了し、公表されたら次のアクションを起こすまでに議会に報告することの担保は取ったが、県の責任のウヤムヤ感はぬぐえない。それ以上に当該事業を県の指導とも言えるやり方で引き受けた自治体の不満は晴れないだろう。県でお墨付きのをつけた企業が1年こっきりで破綻し、あまつさえ不要な後始末までさせられているのだから。しかしよくもまぁ県が企業を自治体に紹介しただけなんてよく言えるものだ。
県側は今年の4月から対議会の人事シフトを敷いて対策は怠らず、このまま時間の経過でフェイドアウトを狙う気だろうが、私はこれからも機会を通じて取りあげていく。それだけ2度の議会の決議は重い。
議会中にIGR(岩手銀河鉄道)の複数の社員の連名で県から天下りしている役員を糾弾する投書があった。真偽のほどは定かでないが、投書の中に書いてあるその役員が「俺は知事と副知事ともツーカーだ」と放言しているのが真実なら、県庁の人事評定が県民に疑われても仕方がないだろう。火のないところに煙は立たないというが、果たして。株主総会まであと8カ月。
26年度決算には、あと一日を残してこれといった県政の失態は見られない。
しかし、我々は昨年と一昨年不認定の要因となった「大雪りばぁねっと。」と「DIOジャパン」問題は議会として追跡する義務がある。
先に行われた商工労働観光部の審査では、この問題を取り上げたのは寂しいかな私一人。決算総括でもわが会派の佐々木努議員がDIO社問題について取り上げているのみ。
どちらも会計検査院が調査に入っており、その調査結果を待たなければ次のステージには入れない。「大雪問題」には議会の第三者による調査委員会を立ち上げる要請についても棚上げ。「DIO社」も厚労省と会計検査院の調査結果待ち。事業を行った自治体の補助金返還については自治体に迷惑をかけないように県は最大限の努力をする。
当局は従来の答弁を繰り返すだけに終わった。
会見の調査が終了し、公表されたら次のアクションを起こすまでに議会に報告することの担保は取ったが、県の責任のウヤムヤ感はぬぐえない。それ以上に当該事業を県の指導とも言えるやり方で引き受けた自治体の不満は晴れないだろう。県でお墨付きのをつけた企業が1年こっきりで破綻し、あまつさえ不要な後始末までさせられているのだから。しかしよくもまぁ県が企業を自治体に紹介しただけなんてよく言えるものだ。
県側は今年の4月から対議会の人事シフトを敷いて対策は怠らず、このまま時間の経過でフェイドアウトを狙う気だろうが、私はこれからも機会を通じて取りあげていく。それだけ2度の議会の決議は重い。
議会中にIGR(岩手銀河鉄道)の複数の社員の連名で県から天下りしている役員を糾弾する投書があった。真偽のほどは定かでないが、投書の中に書いてあるその役員が「俺は知事と副知事ともツーカーだ」と放言しているのが真実なら、県庁の人事評定が県民に疑われても仕方がないだろう。火のないところに煙は立たないというが、果たして。株主総会まであと8カ月。
2015年10月27日
宮城県議選挙が終わって考えること
隣県の宮城県議会選挙が終わった。
前回より投票率はさらに低下し40%代。選挙区によっては30%を切るところもあった。
岩手と宮城は県境の議員連盟が互いにあり、年に2回は交流し、県境課題を解決するために集まるので顔見知りの議員仲間の結果は気になるところ。県境議連の役員は再選を果たされてまずはめでたし。
やはり宮城県も安保法制やTPPの国政問題に大きな影響があったようだ。また、宮城独自の放射性廃棄物の最終処分場の問題が大きな争点となった選挙区もあった。
共産党の躍進は安倍政権反対勢力の完全な受け皿となっていることが躍進の大きな要因だが、先の岩手県議選と同様に高齢者や生活困窮者の支持が増している感は強い。アベノミクスが地方経済にほとんど浸透していない状況が見て取れる。
岩手も宮城も統一地方選挙と時期が外れると、どうしても有権者の政治的な関心は国政問題に流れて肝心の県政課題が薄れてしまう印象がある。さらに国会議員が地方選挙まで大勢なだれ込み、さながら自らの地盤固めの様相であり、最近は政党幹部まで大量に投入される。これでは地方自治の原点である自己責任、自己完結に基づいた自治の政策論争がかき消されてしまう傾向にあることは誠に残念な状況と言わざるを得ない。
統一地方選挙とは名ばかりで、すでに知事選挙の半数以上は統一選挙に含まれていない。
被災地から統一した選挙日程をと被災地の地方議会の市町村議長会が提言したこともあったが、政府は検討はしたものの結局は手を打てなかった。
最近は地方分権の声は聞こえなくなり、国政政党の陣地争いが地方選挙にまであからさまに利用されている。選挙の時期で是正されるのであれば再考すべきだと思う。
前回より投票率はさらに低下し40%代。選挙区によっては30%を切るところもあった。
岩手と宮城は県境の議員連盟が互いにあり、年に2回は交流し、県境課題を解決するために集まるので顔見知りの議員仲間の結果は気になるところ。県境議連の役員は再選を果たされてまずはめでたし。
やはり宮城県も安保法制やTPPの国政問題に大きな影響があったようだ。また、宮城独自の放射性廃棄物の最終処分場の問題が大きな争点となった選挙区もあった。
共産党の躍進は安倍政権反対勢力の完全な受け皿となっていることが躍進の大きな要因だが、先の岩手県議選と同様に高齢者や生活困窮者の支持が増している感は強い。アベノミクスが地方経済にほとんど浸透していない状況が見て取れる。
岩手も宮城も統一地方選挙と時期が外れると、どうしても有権者の政治的な関心は国政問題に流れて肝心の県政課題が薄れてしまう印象がある。さらに国会議員が地方選挙まで大勢なだれ込み、さながら自らの地盤固めの様相であり、最近は政党幹部まで大量に投入される。これでは地方自治の原点である自己責任、自己完結に基づいた自治の政策論争がかき消されてしまう傾向にあることは誠に残念な状況と言わざるを得ない。
統一地方選挙とは名ばかりで、すでに知事選挙の半数以上は統一選挙に含まれていない。
被災地から統一した選挙日程をと被災地の地方議会の市町村議長会が提言したこともあったが、政府は検討はしたものの結局は手を打てなかった。
最近は地方分権の声は聞こえなくなり、国政政党の陣地争いが地方選挙にまであからさまに利用されている。選挙の時期で是正されるのであれば再考すべきだと思う。
2015年10月26日
全日本ホルスタイン共進会 北海道大会
超党派で形成されている県議会の畜産議員クラブを代表して、標題の大会に岩手からの出品者の激励も併せて行ってまいりました。すでに私のFBには速報を入れております。
何もこの大会の時にと天を憎くなるほどの悪天候。雨・風・雪の三点セットの大会でありました。
5年ごとに開催されるホルスタインの共進会。全国大会となれば出品牛は素人目からは甲乙つけがたい仕上がりでした。
結果は地元北海道が上位を独占して、津軽海峡を渡った牛は体調管理でもハンデがあったようです。
大会の視察も会場内の熱気と緊張感を肌で感じ勉強になりましたが、普段はなかなか接することのできない岩手県北の酪農家の皆さんと交流できたのは何よりの収穫でした。私も生業を酪農と関係した仕事に携わっていますので、生産地の近くまではタンクローリーで寄ったことはありましたので懐かしい方との再会もありました。
岩手の出品者はベテランの中にも若い後継者も育っていて、とても心強く感じました。しかし、将来の見通しを聞くとやはり規模拡大にはTPPの大筋合意もあり、かなり慎重のようで先行きの不透明感は拭えません。
最近の岩手の生産量も酪農家の廃業が相次いでいる影響で現在は年間22万トンほどでしょうか。生産者が競って意欲的に規模拡大をし設備投資する時代はピークを越しました。これからは効率を重視し、経営効率を高めることにシフトしていくのでしょうが、このような共進会に出品する牛をつくっていくとなるとやはり効率を求めていくだけでは極めて困難です。
耕畜連携は土地利用型の農業の理想ともされ、農村の基礎ともなってきましたが、これからの農村ははたしてどのようになっていくのか。共進会の見事な牛を見ながら、農村地域の人口減少の進行は全国的な新たな生産地の集約化につながっていくのではないかと良からぬ想像が頭をよぎりました。
しかし、全国の多くの農業高校の高校生も会場につめかけ大会の行方を視察するだけでなく、高校からも出品を果たし、高校生がリードマンとなって会場を盛り上げている姿(特に女生徒が多かった)は日本の酪農の未来はまだまだ捨てたものではないとも感じました。次世代の生産者が自信をもって生業として酪農ができるよう関係者は(政治家も含め)奮闘しなければなりません。
私にとって実のある視察研修となりました。
何もこの大会の時にと天を憎くなるほどの悪天候。雨・風・雪の三点セットの大会でありました。
5年ごとに開催されるホルスタインの共進会。全国大会となれば出品牛は素人目からは甲乙つけがたい仕上がりでした。
結果は地元北海道が上位を独占して、津軽海峡を渡った牛は体調管理でもハンデがあったようです。
大会の視察も会場内の熱気と緊張感を肌で感じ勉強になりましたが、普段はなかなか接することのできない岩手県北の酪農家の皆さんと交流できたのは何よりの収穫でした。私も生業を酪農と関係した仕事に携わっていますので、生産地の近くまではタンクローリーで寄ったことはありましたので懐かしい方との再会もありました。
【出番を待つ岩手のチャンピオンたち】
岩手の出品者はベテランの中にも若い後継者も育っていて、とても心強く感じました。しかし、将来の見通しを聞くとやはり規模拡大にはTPPの大筋合意もあり、かなり慎重のようで先行きの不透明感は拭えません。
【右の経産牛は岩手のナンバーワンチャンピオン】
最近の岩手の生産量も酪農家の廃業が相次いでいる影響で現在は年間22万トンほどでしょうか。生産者が競って意欲的に規模拡大をし設備投資する時代はピークを越しました。これからは効率を重視し、経営効率を高めることにシフトしていくのでしょうが、このような共進会に出品する牛をつくっていくとなるとやはり効率を求めていくだけでは極めて困難です。
耕畜連携は土地利用型の農業の理想ともされ、農村の基礎ともなってきましたが、これからの農村ははたしてどのようになっていくのか。共進会の見事な牛を見ながら、農村地域の人口減少の進行は全国的な新たな生産地の集約化につながっていくのではないかと良からぬ想像が頭をよぎりました。
しかし、全国の多くの農業高校の高校生も会場につめかけ大会の行方を視察するだけでなく、高校からも出品を果たし、高校生がリードマンとなって会場を盛り上げている姿(特に女生徒が多かった)は日本の酪農の未来はまだまだ捨てたものではないとも感じました。次世代の生産者が自信をもって生業として酪農ができるよう関係者は(政治家も含め)奮闘しなければなりません。
私にとって実のある視察研修となりました。
2015年10月24日
過去の延長線上に成功の未来はない。
最近のビジネス戦略を語ると必ずと言っていいほどこの言葉に当たる。
経験したことない人口減少とそれに伴うマーケットのグロバール展開。
この二つを満足し、成功を治めるには既存の成功パターンは参考にならないということだろう。
そのためには失敗を恐れては何も起こらない。
新規事業には利益を求めない。経営者としてそれくらいの覚悟も必要となることを今日再認識させられた。
ひるがえって今の県政はいかがか。
事業の問題意識を問うても成果が上がっていることしか対外的に発信しない。
成功体験ばかりを追い求めてはいないが、リスクは一切取らない。
今は大震災からの復興という非常事態なのに、常に安全運転。
コミニケーション不足ではないかと問えば、自分を陥れる策略と切り捨てる。
上に立つものが耳をふさぎ、自分の価値観を押し通すだけになったら後退することはあっても前進はありません。
さてさて議員の立場としていかにしていくか、思案のしどころです。
経験したことない人口減少とそれに伴うマーケットのグロバール展開。
この二つを満足し、成功を治めるには既存の成功パターンは参考にならないということだろう。
そのためには失敗を恐れては何も起こらない。
新規事業には利益を求めない。経営者としてそれくらいの覚悟も必要となることを今日再認識させられた。
ひるがえって今の県政はいかがか。
事業の問題意識を問うても成果が上がっていることしか対外的に発信しない。
成功体験ばかりを追い求めてはいないが、リスクは一切取らない。
今は大震災からの復興という非常事態なのに、常に安全運転。
コミニケーション不足ではないかと問えば、自分を陥れる策略と切り捨てる。
上に立つものが耳をふさぎ、自分の価値観を押し通すだけになったら後退することはあっても前進はありません。
さてさて議員の立場としていかにしていくか、思案のしどころです。
2015年10月23日
壁は越さねば意味がない
世界のラグビーファンの称賛が今も止まないジャパンvs南アフリカ戦。
あの一戦から相当な時間が経過し、ジャパンチームが帰国してもあの感激の興奮は冷めない。
おそらくこれから自分の残りの人生の中でもこれを越えるジャイアントキリングの闘いはもう来ないかもしれない。
体格の差をスピードとリロード(倒れてもすぐに立ち上がり次のプレーに参加する)で相手を凌駕した。
ジャパンの魂を持ったプレーヤーが徹底して80分間を戦い、最後の最後まであきらめずに攻め続けた。
YouTubeでは各地で観戦していたジャパンの戦いぶりに興奮し、賛辞を贈るシーンが今でも再生回数が伸び続けている。
この勝利を得るためにとんでもないハードなトレーニングを積んだと聞く。
五郎丸が最後のアメリカ戦後に流した涙は、もう同じメンバーでは戦うことが出来ない寂しさだったのではなかろうか。それだけチームが一丸となって闘った証拠だと思う。
ベスト4に残っている南アチームはあの日本との一戦がよい教訓となって勝ち進むことが出来ていると何度もインタビューで答えている。これこそラグビーのノーサイド精神の神髄である。
さて、4年後の大会は日本で行われ、岩手県釜石市の新スタジアムでゲームが行われる予定になっている。被災地でご苦労を重ねている方々にも何としてでも希望を与える経過を辿り、世界の人たちにこれほど岩手は見事に津波から立ち上がった姿を見せたいものだ。
この南ア戦をはじめジャパンの戦いぶりは私たちに勇気を与えてくれた。
本当に感動をありがとう!
あの一戦から相当な時間が経過し、ジャパンチームが帰国してもあの感激の興奮は冷めない。
おそらくこれから自分の残りの人生の中でもこれを越えるジャイアントキリングの闘いはもう来ないかもしれない。
体格の差をスピードとリロード(倒れてもすぐに立ち上がり次のプレーに参加する)で相手を凌駕した。
ジャパンの魂を持ったプレーヤーが徹底して80分間を戦い、最後の最後まであきらめずに攻め続けた。
YouTubeでは各地で観戦していたジャパンの戦いぶりに興奮し、賛辞を贈るシーンが今でも再生回数が伸び続けている。
この勝利を得るためにとんでもないハードなトレーニングを積んだと聞く。
五郎丸が最後のアメリカ戦後に流した涙は、もう同じメンバーでは戦うことが出来ない寂しさだったのではなかろうか。それだけチームが一丸となって闘った証拠だと思う。
ベスト4に残っている南アチームはあの日本との一戦がよい教訓となって勝ち進むことが出来ていると何度もインタビューで答えている。これこそラグビーのノーサイド精神の神髄である。
さて、4年後の大会は日本で行われ、岩手県釜石市の新スタジアムでゲームが行われる予定になっている。被災地でご苦労を重ねている方々にも何としてでも希望を与える経過を辿り、世界の人たちにこれほど岩手は見事に津波から立ち上がった姿を見せたいものだ。
この南ア戦をはじめジャパンの戦いぶりは私たちに勇気を与えてくれた。
本当に感動をありがとう!
2015年10月16日
第7の知事
昨日の一般質問最終日、我が会派の幹事長、工藤勝博議員の一般質問における再質問で
「知事は3期目県政への意気込みを4文字で示して頂きたい!」との質問
勝博議員の質問の意図は、前後の質問の流れから歴代知事が個性を持って県勢を牽引したのに比べて達増県政の目指すところが見えないので、自らの目標を短い言葉で示して、自らのリーダーシップを表現してみよ!
との意と私は解釈した。かなり無理強いした質問で、いつもの例から答弁は期待するようなものはないと思っていたら、
「私は民選7番目の知事。言うなれば『第七の知事』」との答弁。
七人の侍、荒野の七人、7という数は集団化してこそ意味があるのではないかということが頭をよぎった瞬間
「レインボーマンの7番目の化身は最強。故に自分は最強云々」
との補足説明。これには本会議場内に失笑があちこちに漏れ、
与党席からも「聞かなかったことにしておく」とのつぶやき発言も。
「インドの山奥で修行して来い!」との私の不規則発言には誰も反応なし😞。
確かに昭和30年代後半〜40年代前半生まれでなければ分からないでしょう。近場の席にはいませんでした。
本会議場で迷いなくレインボーマンが出てくるあたり、二元代表制下における議会との論戦に対する知事の姿勢が見えてくるということですね。
「知事は3期目県政への意気込みを4文字で示して頂きたい!」との質問
勝博議員の質問の意図は、前後の質問の流れから歴代知事が個性を持って県勢を牽引したのに比べて達増県政の目指すところが見えないので、自らの目標を短い言葉で示して、自らのリーダーシップを表現してみよ!
との意と私は解釈した。かなり無理強いした質問で、いつもの例から答弁は期待するようなものはないと思っていたら、
「私は民選7番目の知事。言うなれば『第七の知事』」との答弁。
七人の侍、荒野の七人、7という数は集団化してこそ意味があるのではないかということが頭をよぎった瞬間
「レインボーマンの7番目の化身は最強。故に自分は最強云々」
との補足説明。これには本会議場内に失笑があちこちに漏れ、
与党席からも「聞かなかったことにしておく」とのつぶやき発言も。
「インドの山奥で修行して来い!」との私の不規則発言には誰も反応なし😞。
確かに昭和30年代後半〜40年代前半生まれでなければ分からないでしょう。近場の席にはいませんでした。
本会議場で迷いなくレインボーマンが出てくるあたり、二元代表制下における議会との論戦に対する知事の姿勢が見えてくるということですね。
2015年10月10日
弁論大会に終わらせない
私の議員以外の職歴は船内荷役監督、自動車運転手のちに運送事業経営者。
職歴から影響された私の人生観(もちろん父親や祖父から影響を受けたものもある)は与えられた目標にいかに達成するか、そして人という資源を最大限に引き出すことにある。
船には予め出航時間がセットされ次の港へ、荷役する日数は貨物量に応じて日程が決まる。陸上貨物はさらに時間指定であり、仕事が成功するのは当たり前。
どちらも失敗は許されない。目の前にある仕事を確実にこなす、それが仕事に向かう姿だと信じています。
出来なかったことは反省し次に活かす教訓にしなければ同じ間違いを犯し、ついには信頼を失なってしまうことになります。
昨日の私の価値観に基づいた質問は県政の足らざるところを指摘し、行政機構のトップである知事の経営方針を質す。計画を実行するための具体的な手立てを示せ!私の今回の質問の論点はそこにありました。
答弁作成はいつもより事務方が配慮し、技術的内容は練られていたと思います。
しかし、トップの情熱。やる気、本気度。それが大きな組織を動かす力に変わっていく。
弁論技術の向上で県政は動きません。
やはり、またしても肝心の部分が行間から感じられない。
要は、自分の意思が答弁書に入っていないということ。
多くのテレビ中継視聴者から質問後「知事は何を言っているかわからない」との感想が多数。
これが現実です。
これからの4年間、県政に関わる議会人としてできることは何なのか。
決してあきらめず現実を見つめ、自分なりに熟慮し、行動を起こしていきます。
2015年10月08日
代表質問に登壇します!
明日9日本会議が開かれ、交渉会派を代表しての代表質問が行われます。
代表質問は一括方式で答弁者は知事のみ。
私は「いわて県民クラブ」を代表して3番目に登壇予定です。午後3時5分頃の予定。
テレビ岩手で1時間遅れの録画放送がされます。私の出番は午後4時頃になるでしょうか。
テレビ中継される代表質問は今回で5回目(全部で6回目)。
(平成17年2月議会 政和会を代表して)
(平成19年6月議会 政和・社民クラブを代表して)
(平成25年2月議会 地域政党いわてを代表して)
(平成26年2月議会 いわて県民クラブを代表して)
テレビ中継がなかった代表質問は
平成23年の2月議会に 地域政党いわてを代表して行っています。
質問項目は
1.TPP協定の大筋合意について
2.財政問題について
(1)財政運営について
(2)復興財源について
3.知事の希望マニフェストと被災地復興について
(1)知事の希望マニフェストについて
(2)被災地復興について
4.ILCの今後の展開と県の役割について
5.地域医療問題について
6.2019ラグビーワールドカップ釜石開催について
以上になります。問題意識に基づいた提案を中心に行います。
ぜひご覧くださいませ。
2015年10月01日
評価の風化
昨日は暗澹たる一日だった。
十数年間、自分としては関係者の熱意や要望に応えて努力し、それなりの活動もしてきたつもりだったが、組織の中枢たる責任者らには何も感じていなかったということか。
最近これほどの空しさを覚えたことはない。
喉元過ぎれば何とやらか・・・
実に空しい。
十数年間、自分としては関係者の熱意や要望に応えて努力し、それなりの活動もしてきたつもりだったが、組織の中枢たる責任者らには何も感じていなかったということか。
最近これほどの空しさを覚えたことはない。
喉元過ぎれば何とやらか・・・
実に空しい。