
今週の何曜日だったか忘れたが、決算審査が早く終わり議員会館に戻ったらBS放送で「刑事コロンボ」をやっていました。刑事コロンボの再放送は大して珍しいものではありませんが、上の写真をご覧いただきたい。コロンボが容疑者の関係者を訪ねた先がスーパーマーケット。そしてその背景に積まれている商品はタバコのカートンです。
この作品が製作されたのは70年代中頃ですから、今から40年前になります。
今の時代からは想像もつかない比較事実です。思い起こせば80年代以前の映画には飛行機の機内でも喫煙のシーンもありました。
世の変遷は恐ろしく急展開することは多くありますが、このシーンは象徴的なものと感じ携帯のカメラに記録した次第です。タバコマーケットを例にして、その希薄衰退化を振り返ると公共のあり方しかり、健康志向しかり、世の価値観は劇的に変わっていくことを実感しました。
これから先の40年は先進国と言われた国が人口減少を迎え、自国経済の維持のために価値観を変えていくことも余儀なくされていくことも十分に考えられます。食糧生産を維持するために水資源が豊富な国への移民政策もあるかもしれない。ゆえに私たちは常々、先先を読んで熟慮し、行動していかねばならないことを考えさせられました。