県内で最古の歴史を誇る大会が46回目を迎え、昨日が最終日。
金沢小学校が貫録の連覇を果たしました。
私も主催者並びに運営者である「水晶会」のメンバーの一人として毎年参加をしていますが、閉会式の入賞チームへのメダル授与は県議の立場で行わさせて頂いています。
少子化の影響で年々参加チームが少なくはなっていますが、4位以内に入ると選手ひとりひとりにメダルが授与され、汗にまみれた選手の首にかけると「ありがとうございます!」という元気な返事が返ってきます。子供たちにとってとても感激の様子が伝わってきます。小学校時代のいい思い出の品になることでしょう。
当初は旧東磐井郡だけで行っていた大会で、最盛期は30チーム以上が参加をしていたそうですが、近年参加チームは少なくなったといえども選手の技術は相当のレベルまで上がってきています。その背景にはこの大会を経験した選手が中学、高校とソフトボール競技を続け、さらに指導者になって地元に戻ってきて活躍していることは見逃せません。このことは最高の人材の循環になっていると思います。
5年後の東京オリンピックの開催が決定した場合、この大会に出場経験のある有望な選手候補もいるとのことで、ますます地域スポーツとしての誇りが高まります。
何より子どもたちのキラキラした目を大事にして人材教育に結びつけるのが最大の目標ですから、まだまだこの大会が担う役割の重要さは大きいものがあると確信しています。