安保法制問題にかこつけて知事選挙を国政の与野党対決にすり替えて単純化させようとする現職達増知事の発言が目に余る。知事選挙は岩手県をけん引する県政のリーダーを選ぶ選挙。間違えてはいけません。
「いわて県民クラブ」では週三回街宣活動において達増知事の力量不足について具体的に指摘はしてるものの、有権者に浸透させるのは容易ではありません。マスコミ記者の方々も知事の発言や行動に首はひねるが、なかなか達増県政の真実を伝える報道に至っていないのも現実としてあると感じているところです。
このブログは書き手が自らの楽しさを追求するのをモットーとしているので気乗りはしませんが、せっかくの知事選挙が焦点がぼやけてしまっては知事選挙の本来の意義を失ってしまいかねないので達増知事在任期間8年間の検証を私なりに、なるべく客観的に(ほとんど期待できないが)不定期シリーズとして記すことにします。
第一回、自殺率ワーストワンの不名誉な岩手県
自殺にまで至るということには背景や動機などが千差万別、分類できないほどの要因があり、また、それらが重なり合って起こるものと認識しているが、私が葬儀等に出席して把握しているケースで顕著なのは病苦、経済苦、孤独苦が最近多いように感じる。
したがって自殺率は本県の経済状況や医療保健衛生状況、地域力と密接な関係のある扶助力などが複合的に絡み合ったの県の総合力を示す有力なメルクマークともいえるのだが。
先の6月定例議会で同僚の佐々木努議員が達増に知事に自殺率ワーストワンとなった要因や対策を質問したが、達増知事は事務方の用意した答弁書を淡々と読み上げるだけで自身の問題意識についてはほとんど言及がなかった。
そういえば2月定例議会で多くの議員から批判が集中した施政方針演術では、自分の成果と思われることの羅列に終始し、負の問題については言及がほとんどされなかった。
自殺率全国ナンバーワンは決して自慢できるものでもなく、逆にこれを機会に徹底した総合対策を講じるチャンスでもあるのだが、知事はそれもやらない、やろうともしない。都合の悪いことは耳にしたくないのかもしれないし、問題意識として希薄なのかもしれません。
まぁいずれこれが現実の姿です。皆々様よくご理解下さいませ。