10日を過ぎて地区別の新年会が未開催なのは藤沢地区を残すのみ。あとは2月にかけて各団体の新年会が予定されています。こうした機会にご招待を頂くのは普段なかなか会えない方ともお話ができるので私にとってはありがたいことです。しかし、胃腸の管理に気を回さないとエライことになってしまいます。昨年は体調が弱ったところにインフルエンザに感染してしまい大変な目に遭ってしまいました。今年はいまのところ昨年の教訓を得てうまくいっています。
一関市は今年で合併10年を迎えますが、旧町村単位での新年会はいまだに継続していて、旧大東町では面積が広いこともあり昭和の合併前の自治体単位で行っています。このことは参加者をできるだけ確保するためや地域の特色を活かすというメリットがありますが、最近は高齢化の影響が顕著になり参加者も少なくなってきました。平日の昼間に参加できる人は限定されるわけで、参加人数を増やすという目的を重視するならば、開始時間の考慮も必要かと思います。最近特に感ずるのはこの種のパーティーでの女性の参加者が少ないこと。主催者側にはせめて女性の参加者が三分の一になるような工夫が欲しい。となれば会そのものの持ち方にも前年踏襲を乗り越えたものを改革して継続していかねばならないでしょう。地域社会の人口が減少していく中で街の活性を考えれば、女性の社会参画を促進させる方策を積極的に行うことが不可欠ですから、新年会に限らずこの種の問題は真剣に考え、実行していくことが求められます。
11日には一関市の成人式が挙行されました。
かつて他県で報道されたような荒れた成人式など一関市には無縁で、整然と式に臨んでおり立派でした。今回驚いたのは

該当者の内80%以上の成人が参加されたそうです。

アリーナの観覧席占有率見た目で85%位だと思います。
これも少子化社会の現状を映す鏡。世の変遷を感じる現象でした。
成人式を行政が主体となって行っているのは先進国では日本ぐらいなもの。昨今は式のあり方が儀礼化が進んでいるような気がしますが、成人を迎えた方々には、成人式の真の目的である「社会人たれ!」の趣旨にかなった社会との接点は常に意識して欲しいと思います。