2014年09月30日

イチローの2014シーズンが終わる

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今年はシーズン前に予想していた通り、外野手がダブついたチーム事情がイチローの出場に大きく影響を受けた。大枚をはたいた新戦力をなぜ使わないのかという批判をかわす対象となってしまった。40歳という年齢も控えに甘んじた要因になったかもしれない。

143試合に出場したが、まともにフルにグランドに出たのは100試合に満たなかったのではないか。代走や守備固めに使われるケースもあった。

だが、そんな苦しい環境の中でも、打率はチームナンバーワン。これがイチローたる所以である。
与えられた仕事はしっかりこなす。一年間怪我なく過ごせたのも本人の精進の賜物。

ヤンキースとの契約は今年で切れる。盟友ジーターも引退し、チームの再編が加速を余儀なくされる中で来年も同じユニフォームを着る可能性はほとんどないでろう。

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【ピンストライプ姿も今年で見納めか】


メジャー3000本安打まであと164本。記録のために野球をするのではないと本人は強調するが、来年以降もプレーする気力は満々のようである。今年の経験はいい方に活きるとまで言い切っている。

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それにしてもジーターの最後の試合で惜別の三塁打を放った。それも普通に走っていっればランニングホームランにな可能性が高かった当たりだったのに次打席でジーターがホームに返してくれると思ってサードベースに踏みとどまった。結果、ジーターの生涯最後の安打と打点でホームイン。

なんという最後の演出なんだろうと舌を巻きました。

どの球団になっても、イチローには来期も健康でいいプレーをされることを心から期待します。
posted by 飯沢ただし at 00:49| 岩手 ☀| Comment(0) | My Favorites 【お気に入り】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする