2014年06月21日

DIOジャパンの怪

最近、毎日のように「DIOジャパン」というコールセンター業を主に行っている会社が新聞の社会面を騒がしています。

この会社は全国にコールセンターを設置して、地方の雇用確保の救世主と一時もてはやされました。
同社は国の緊急雇用創出事業を活用して事業を展開しましたが、開設して間もなくの閉鎖や従業員解雇、給与不払い遅延が表面化して社会問題化しているのです。

岩手県内でも盛岡市、花巻市、奥州市、一関市、釜石市、二戸市、洋野町の7市町村でコールセンターを開設していました。

緊急雇用創出事業のお金の流れを例を挙げて示すと
洋野町の場合、開設から1年間、事業を町から受託し、約2億1千万円の委託料が支払われています。

1年間の期限付き事業であることがミソなのです。

このDIOジャパンは開設から1年を経過すると、判で押したように事業を縮小するか、もしくは他社に事業譲渡しています。

私は先の2月定例議会でこの問題を取り上げ、商工文教委員会で商工労働観光部に説明を求めました。
その時の答弁は「事業としては一年間の事業年度が完結しているので問題ない。」
かなりピントずれでしたので私は、「雇用の創出がそもそもの目的の事業であり、継続性が担保出来なければ、雇用の確保の意味をなさない。会社経費を乱用するなど経営の乱脈ぶりも元社員から告発されており、県は徹底した調査をすべきである。」

その頃はまだ社会問題として表明化していませんでしたが、案の定の結果が全国で報道されています。

この会社は岩手県知事との対談で震災復興に大いに貢献しているとの達増知事のお墨付きを得て、華々しく宣伝を積極的にしかけています。このままでは本県のイメージダウンは免れないでしょうし、会社の内容も調査せずにホイホイと対談する知事のセンスも大いに疑問符がつくというものです。

6月議会でもこの問題は掘り下げていきたいと思います。
posted by 飯沢ただし at 23:52| 岩手 ☁| Comment(2) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする