【小学生が放った風船が、未来へつなげとばかりに勢いよく空へ放たれる】
震災の影響で遅れましたが、待望の「大原バイパスの全面開通」です。
県の特段の配慮で、県道江刺室根線の延長という手法を取ってようやく実現の運びになりました。
当時の増田知事が分権を国より先駆けて試行した「事務事業の一括委譲」で行われた事業でこの大原バイパスは取り組まれました。残念ながらこの一括委譲方式は県において定着しませんでしたが、現場では大好評でした。現場主義の増田県政の面目躍如たる成果だと私は思っています。
達増知事に変わり、このような現場主義に基づいた取り組みを見たことも聞いたこともありません。
あるとすれば観念主義に沿った希薄な掛け声だけです。なんと空しい現実がここにあります。県民のほとんどがこの現実を知りません。
ILCの実現も目前に迫り、いよいよこの路線も重要性を増すことから、新笹の田トンネル建設への期待が大きくかかるます。私は予算特別委員会の質疑でこれから毎回、新笹の田トンネルについて発言することを言明しました。実現するまで一般質問、決算委員会、予算委員会で徹底して行います。