ここに報道されていなかった裏方の準備作業をされていた職員の方々に敬意を表します。
中間発表の際の票の出し方(23時の中間で1400票と発表された陣営は、かなりの緊張感が走ったようです。)には問題が残っていますが、これは次回の課題として整理してもらいましょう。
一関ケーブルテレビとFMアスモのコラボ開票実況も好評でした。ローカルに根付いたマスコミの面目躍如ですね。
さて、イチロー選手の2013年シーズンが終了しました。
今年のヤンキースは故障者続出で一年を通じてまともに働いた選手が少なく、実力を発揮できずにプレーオフへの進出もかないませんでした。
その中でイチローは怪我もなく年間通じてプレーしたのですが、150試合に出場して安打数は136本。打率も2割6分2厘と過去最低の数字でした。今年の10月には40歳となり、加齢との戦いが正に現実となった一年でもあります。通算安打数は2742本で、殿堂入りラインと言われるMLB通算3000本まであとわずかですが、あと2年で達成できるかどうか。ヤンキースとの契約もあと1年残っていますが、今年のように成績に波があると年齢のこともあり、なかなか続けて先発で起用されないケースも増えそうです。

私たちの野球のヒーロー長島が引退したのは38歳。王が40歳。
その当時と比べて格段に科学的な肉体管理が可能になり、イチロー自身もストイックな節制を続けていることから体力的な衰えは防げるもしれませんが、動体視力の衰えや試合出場機会の減少との戦いが精神的にこれからどのように影響していくかと心配な面もあります。
また、ヤンキースのチーム自体も転換期を迎えており、ひょっとしたら来シーズンは大きな編成方針の変更もあるかもしれません。
来年は40歳となるイチロー。ファンとしては懸念材料を払拭して、2014シーズンには素晴らしい活躍をすることを期待しています。