2013年09月30日

イチローの2013シーズンが終わる

昨日の市議会選挙の開票作業と中間発表は、4年前と比べると各段の改良でした。
ここに報道されていなかった裏方の準備作業をされていた職員の方々に敬意を表します。
中間発表の際の票の出し方(23時の中間で1400票と発表された陣営は、かなりの緊張感が走ったようです。)には問題が残っていますが、これは次回の課題として整理してもらいましょう。

一関ケーブルテレビとFMアスモのコラボ開票実況も好評でした。ローカルに根付いたマスコミの面目躍如ですね。

さて、イチロー選手の2013年シーズンが終了しました。
今年のヤンキースは故障者続出で一年を通じてまともに働いた選手が少なく、実力を発揮できずにプレーオフへの進出もかないませんでした。
その中でイチローは怪我もなく年間通じてプレーしたのですが、150試合に出場して安打数は136本。打率も2割6分2厘と過去最低の数字でした。今年の10月には40歳となり、加齢との戦いが正に現実となった一年でもあります。通算安打数は2742本で、殿堂入りラインと言われるMLB通算3000本まであとわずかですが、あと2年で達成できるかどうか。ヤンキースとの契約もあと1年残っていますが、今年のように成績に波があると年齢のこともあり、なかなか続けて先発で起用されないケースも増えそうです。

イチロー2013x.jpg


私たちの野球のヒーロー長島が引退したのは38歳。王が40歳。
その当時と比べて格段に科学的な肉体管理が可能になり、イチロー自身もストイックな節制を続けていることから体力的な衰えは防げるもしれませんが、動体視力の衰えや試合出場機会の減少との戦いが精神的にこれからどのように影響していくかと心配な面もあります。

また、ヤンキースのチーム自体も転換期を迎えており、ひょっとしたら来シーズンは大きな編成方針の変更もあるかもしれません。

来年は40歳となるイチロー。ファンとしては懸念材料を払拭して、2014シーズンには素晴らしい活躍をすることを期待しています。
posted by 飯沢ただし at 23:43| 岩手 ☁| Comment(0) | My Favorites 【お気に入り】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月29日

同じ繰り返しは検討してないに等しい

今日は一関市議会議員選挙投票日。
候補者の方々は本日の審判の結果を緊張の思いで待っていることでしょう。

実は4年前にこんな記事を書きました。

先に行われた一関市会議員選挙の開票確定の時間がなんと翌日の午前1時36分。
当日の9時10分から作業を始めてどうしてそんなに時間がかかったのか。全国的に開票作業の迅速化がトレンドになっている今日、時代の潮流に逆行している結果が私の住んでいる自治体で起きようとは・・・
最悪なことに当落の誤報まで引き起こすまでに至ってしまった。残票が9000票もあったのに案分票しか残っていませんと報道陣に誤った情報を伝えたと仄聞している。
タイムスケジュールを示して欲しいと事前の報道陣の要求に対し、「職員の圧力になるから。」との返答があったと聞いているが、事実とすれば、市民に対して仕事をしているのか職員に対して仕事をしているのか、はたしてどちらを向いて仕事しているのか甚だ遺憾である。
先般の衆議院選挙でも不手際が発生し、慎重になったのかもしれないが、報道陣や立会人の話を後日聞いてみても、これは明らかに段取りが悪い。この際、大きな反省にたって徹底的な分析をして、市民の前になぜ遅れたのか、また次回の選挙開票作業にあたる際の具体的な善後策を明らかにしてほしい。
これがいわゆる、一関市庁の現状と冷やかな声も市民から聞こえる。それを払拭するためにもしっかりとした積極的な情報公開をしていただきたい。


しかし、今回も新聞報道によれば開票作業の開始は4年前と同じ9時10分とし、確定時間は午前1時45分になる見込みとのこと。有権者から改善の声が上がったようだが、当たり前の反応でしょう。

市選管は前回の反省を踏まえて改善を図ったとし、作業が円滑に進めば30分から1時間は短縮できる可能性があるとコメントしてるようですが、

私に言わせれば、市選管は終了目標の時間を設定して作業手順を決めていないに等しいと思います。正確さ重視するのは重要ですが、有権者が求めているのは可能性ではなく、タイムスケジュールに沿った進行管理がなされているかどうかという計画性と実行力です。ましてや前回並みの終了時間を発表するとは、どの程度の本気度で改善を行ったのかと首を傾げたくなります。

はたして、今回の確定時間がどうなるか、市行政の本気度を見るのには格好の例となるでしょう。
posted by 飯沢ただし at 18:01| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月26日

明日から9月定例議会

今年の9月は4年の任期の折り返し。
残すところ4期目の任期も2年を切りました。
慣例で常任委員会の改変等があり、県議会の多くの組織がシャッフルされます。
今日の議会運営委員会で正副議長とも辞任の意向との発言があり、
辞任が本会議で認められると、正副議長選挙が行われます。

いわて県民クラブが結成され、第二会派となったことで本会議場の議席変更が
あり、私は初めて議長席から向かって左側の議席になる予定に。

新議席画像.jpg


14年間見慣れた風景から一変した様子になり、
しばし慣れるまで時間がかかるかもしれません。

常任委員会も初めて商工文教委員会になる予定で、中小企業支援、被災地の企業支援、
ILCに関連した英語教育の充実等これまで取り組んできた諸課題を精査して委員会に
臨みたいと思います。

posted by 飯沢ただし at 16:28| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月23日

2020年のTOKYOオリンピック

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旬の時期を逃してしまいましたが、2020年のオリンピックゲーム東京開催決定について述べたいと思います。

昭和43年のメキシコオリンピック以来、私はオリンピック大会を常に楽しんできました。戦後のオリンピック開催地はソラで言えるほどオリンピックが大好きです。

先のIOC大会で東京がアジアで初めて2回目の開催が決定されたされたことは、大きな意味があると思います。先ずは2016年で誘致に失敗したことを見事に克服した点について関係者に敬意を表したいと思います。

直前に迫っているソチ冬季大会やリオの夏季大会の準備が至っていないことで委員が大会開催の安定を求めたことも勝因の大きな要因に挙げられていました。「安定」の絶対的評価を得るために安倍首相も奔走しました。そして、懸念材料であった福島原発事故の汚染水問題は「under control」とまで言い切りました。この発言については後日に別の観点から触れますが、相対的評価で安定という観点で選ばれたことは日本国民も素直に受け入れても良さそうです。

さて、今日の本題は2回目の東京オリンピックを我が国はどのような位置づけにするのか、この点は今後多額の財政支出をする上でも目的を明確にしなければならないと思っています。

1964年は高度成長期の初動段階で、国民は東京にインフラ整備を集中することは何ら疑問を感じることはなく、むしろ誇りに思っていたと推察します。市川昆監督の記録映画を見ても当時の東京が近代の街づくりを懸命にしている姿が伺えます。

而して7年後の開催は既存の施設も活用しながらも東京湾内の埋立地に集中新設するコンパクトな運営にするのが特徴とか。それにしてもお金はかかる。資本の分配と意義、地方との格差、とりわけ東日本大震災からの復興、1964年とは明らかに状況は違います。

確かに設備投資マインドは急激に上がって、お金の循環もされるでしょうが、ここで問題になるのは地方との調和の問題。ましてや東日本大震災からの復興にブレーキがかかるようなことは決して許されません。賃金格差から労働力が東京に吸い寄せられる現象は十分に考えられることから、震災復興へのスキーム見直しも考慮しなければならないでしょう。

単なる社会資本整備だけでなく、自然と人間との共生や障がい者にも優しい環境整備、思いつくだけでもこれらのテーマは必須事項であり、このことは東日本大震災からの復興へのテーマと重なり合う部分は多いはずです。

どのような復興を果たされているのか、世界中の人々がオリンピック開催を通じて、その過程までも大いに注目されるだけに、政府や引いては国民もスポーツの祭典だけにとどまらないわが国の将来の姿を真剣に考え、行動する必要があります。
posted by 飯沢ただし at 23:53| 岩手 ☁| Comment(0) | My Favorites 【お気に入り】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月21日

いわて県民クラブが目指すもの

今回の新会派結成にあたっては、「地域政党いわて」が所属議員の理不尽な離党により県議会で3名となったことによる発言権の低下等のデメリットが物理的にも心理的にも大きな要因となったことは事実です。

ただ、これまでご支持を頂いた「地域政党いわて」が持っていた大事なものをご破算にすることはできないという代表としての責任を放棄するわけにはいかない。その点の悩みは深いものがありました。
しかし、この局面では現実(数の不足)をとらえ、発展的思考で行動していくことがより可能性が広がっていくのではないか。同じ汗をかくのなら、やせ我慢の脂汗をかくよりは気持ちのいい汗をかいた方がいい。

小田島代表には協議の中で「地域政党いわて」の理念と政策に関して何ら反対するものはないとの発言もいただきました。その上で無所属となった7人の方々には結成の理念と政策目標について、特段の理解を頂き、結果、結成の運びとなったものです。

ひらめき「いわて県民クラブ」結成理念

○ 国政政党の縛りを受けない「自己完結」「自己責任」に立脚した県民党的会派を目指す。
○ 首長と議会が民意の反映を政策で競い合う二元代表制の機能強化を達成するための活動を行う。
○ 清新で民主的な岩手の政治風土の確立に寄与する活動を行う。

ひらめき政策目標(基本政策)

1. 東日本大震災・津波からの創造的な復興の着実な推進をはかる。
2. 農山漁村の衰退につながるTPPは断固として阻止する。
3. 福島第一原発事故による放射能被害対策に積極的に取り組む。
4. ILC(国際リニアコライダー)の誘致実現に向けた取り組みを進める。
5. 再生可能エネルギーの導入および省エネの推進をはかる。
6. 地域事情に即した政策提言により、地域医療の確保をはかる。
7. 子どもの基礎学力と、国際理解の向上、健全育成の推進等、教育の充実強化をはかる。
8. 少子化・高齢化に対応した保健・福祉政策の充実をはかる。

また、記者会見で「地域政党いわて」は新会派において、従来進めてきた政策及び活動の発展的展開をめざし、次期総会まで然るべき方向を見出すこととする。と発表しました。

当面、新会派での活動に全力投球をしていく方針です。

3年前に旗揚げした時と同様に、岩手県が、岩手県議会がより良くなるように精一杯努力してまいります。
posted by 飯沢ただし at 23:57| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月18日

いわて県民クラブを結成

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去る9月16日(月)に県議会新会派「いわて県民クラブ」を発足しました。

9月6日から民主党を離党した6人と地域政党いわてが新会派結成に向けて協議を重ねて11日間。
この間、私自身も協議過程の中で、様々な思いが交錯し、自問自答を繰り返しました。
その経過を経て、導き出した結果が新会派結成であります。
メンバーは10人。私が平成11年に所属した「政和会」以来の二桁のメンバー構成です。

我々の決断の可否は、これからの新会派の活動内容にかかってくることは重々承知。
ものごとを発展的にとらえて未来志向で活動していくことに集中して、残りの任期2年間全力投球していきます。

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私は、この度、新会派「いわて県民クラブ」の幹事長に就任しました。
今までとは環境が変わり、第二勢力での会派運営となりますので、責任は重大です。

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県民クラブの名称は、平成3年に私の父も無所属議員ら7名で結成されたことがあり、同じく幹事長職を務めた会派名。私個人的には感慨深いものがあります。

これまでご支援を頂いた「地域政党いわて」との関連については後日コメント致します。
posted by 飯沢ただし at 23:51| 岩手 ☀| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月07日

お詫び行脚

今でも記憶に鮮明な3年前の県議選盛岡補欠選挙。
遠く離れた私の選挙区でも室内ポスターを張ってもらい、多くの支持者に盛岡の知人に声をかけてもらった。

ご理解とご支援が水泡と帰してしまった今、その結果に真摯に詫びるしか自分の責任を果たす術はない。
なんとむなしいがこれが現実と自覚するしかない。

お世話を頂いた方々に対して、これから可能な限りお会いして、お話をしたいと考えています。


選挙に僥倖などはあり得ない。流した汗と、振り絞った知恵の結果だけが出る。
山の果てを望んでも援軍来たらず。自分でやるしかない。

田中角栄語録より

この言葉の重さを実感しています。
posted by 飯沢ただし at 23:55| 岩手 ☔| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月05日

報告 吉田敬子議員の処分について

昨日4日 地域政党いわてとして報道機関に以下の件について公表いたしました。

○ 9月2日 吉田敬子議員から突然「離党届」が提出されました。  

○ 9月3日 議員総会を急遽開催し、本人の意思及び離党理由を質した。

○ 本人からは、「私が未熟で、これ以上ご迷惑をお掛けできない」とだけの説明でありました。 

○ 残念ながら政治的信条、政策、党運営という件についての言及は一切ありませんでした。

○ 引き続き離党届に関しての取り扱いを協議いたしたところ

やむ無く「除籍処分」とすることが適当であると決定しました。

○ 除籍の理由は

吉田議員は党公認候補第一号として平成22年の補欠選挙に於いて、党の全面支援を受け初当選し、平成23年9月の改選に於いても公認候補として支援を受けて当選しながら、正当な離党理由の説明もないまま、一方的に「離党届」を提出したことは明らかな「反党行為」と断じざるを得ないことが除籍理由であります。

     ※公認の際に提出された誓約書にも反しているため。

○ 地域政党いわての所感は

県議会に於いては、改選後4人となり、暫くの間非交渉団体となり、一年あまりの折衝の末、ようやく多くの議員の理解を頂き「交渉団体会派」となり活動してまいりましたが、吉田議員の会派離脱に伴い所属議員が3人となり、非交渉団体会派に転落し、又しても活動に制約を受けることなり、遺憾の極みであります。

○ 有権者のみなさまにに対して

平成22年の補欠選挙に於いて、全くの政治未経験者である吉田敬子氏を「今後の可能性に託していただきたい」として責任を以て公認し、地域政党いわてとして将に全面支援を行い27,267票という多くの支持を頂き議席を得ることが出来ました。

しかしながら、各方面から指摘されているように日常活動における諸問題や公務への基本姿勢という、初歩的な問題について公認政党の義務としての改善指導なども行ってきたことも事実であります。

そして、今回何らの合理的説明も無く一方的に離党し、有権者の意志と強い期待を裏切ったことについて、公認した地域政党いわて、として心からお詫びを申し上げたい。

○ 今後については

明日5日は臨時会が招集されていることから、各方面への多大なる影響を考慮して、「会派異動手続き」については臨時会終了後に議会事務局に提出致したい。

党としての判断とコメントは以上のとおりであります。
私個人としても、地域政党いわてが結党して最初の選挙において全精力を傾注して戦った選挙に勝ち取った候補者であったこと、その選挙においては多くの方々にご協力をいただいたことを考えると皆さまの期待に応えられなかったことに大変申し訳ない気持ちでいっぱいです。

このような結果となったことに有権者の皆さまに対し心からお詫び申し上げます。
posted by 飯沢ただし at 13:58| 岩手 ☔| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月04日

必見!!国会ILC議連にて 保利耕輔 先生の発言

8月23日の候補地発表後に研究者代表と国会のILC議連のメンバーとで質疑が交わされましたが、
元 文部科学大臣で佐賀県選出の保利耕輔先生の発言を紹介します。

信用できるマスコミの方にお願いして入手した内容(抜粋)です。

ぜひともぜひとも一読下さい。

今日、ILCのサイトの選定について決定的なお話をいただいた。これは随分ご苦労があったと思いますので高く評価したい。
ILCを日本に導入するためにわれわれは努力しないといけない。
それは学術会議でも日本に導入するという方向で物事を少し考えてほしい。世界のためでもあるし、
今後の世界中の科学技術の進展に貢献する意味が非常に大きい。


ぜひ日本に導入するということを主眼にしてほしい。何か問題があるからやめるという方向は議連としても許せないだろうと思う。せっかくここまできた。
お金は確かにかかるが工夫をすれば出てくると思う。その点はわれわれも努力していきたい。

北上山地にサイトを決めたということなので、そちらの協力態勢をどうつくるかだ。北上山地に決まったが用地買収でとまどってどうにもならないなどの事態がおこらないようにしないといけない。むしろ学者の皆さんというよりもわれわれ応援団がしっかり考えておかなければならない。地元の協力態勢をしっかり構築していくことを東北地方が一体となって頑張ってほしいし、われわれも応援をしっかりやる。

ILCは国際的な会議を経て日本誘致決まるので国際的な動きが今後どうなるのかについては情報が必要だ。日本がどういう役割を果たしていくのか、国際的にどう話していくのかをしっかり整理していってほしい。

それは外務省の仕事だ。まだやるかやらないかわからないので動けませんではなく、やはりあれだけの大きなプロジェクトなのでこれを今から勉強しておいてください。これからの協力態勢、日本にILCという大プロジェクトもってくることに議連としても集中してやりたい。学者の人たちが決めたことを了とし、高く評価したい。



保利先生のこの発言が会の締めの発言となったそうです。

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どうですか。皆さん。こういう政治家が日本の未来を創っていくのだと思いませんか。
参考までに保利先生は佐賀県選出の代議士です。
学者の結論をリスペクトし、大義を踏まえた建設的かつ説得力ある意見です。

私は心から感銘を受けました。
posted by 飯沢ただし at 00:17| 岩手 ☁| Comment(0) | ILC 【東北から世界に発信!】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月03日

ILC講演会in一関市大東町 Vol.3

1日に候補地決定後の初のILC講演会が大東町で開催されました。 
大東町の室蓬ホールで開催されるのは今回で3回目になります。

用意した演題は「東北ILCへ」でしたが、吉岡先生は若者たちへのメッセージというサブタイトルを特別につけた内容でした。
 
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今回のKEK・吉岡名誉教授のお話の肝は
「候補地に選定されたことに安心してじっとしていても何も起こらない。ネットワークづくりなど攻めの姿勢で取り組むことが必要。」

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選定された北上高地が、地質、交通、気候、生活、文化の面にいかに優れているかを熱く語られました。
いかにILCによる波及効果が絶大であるか、自ら取り組んでおられる課題を事例にされて、後に続く若人への期待を強く述べられました。


公演前に吉岡先生と懇談の中で以下のやりとりがありました。
「大規模公共工事に依存した社会に回帰するという理由で反対する方もいるようだ。」という話題になり、「人口のピークが急激に下がり始めた今、自然を破壊するという理由で反対論陣を張る方に問いたい。仮に何も起こさなければ自然は確かに維持はされるが、人がいなくなった地域社会がどうなるのかは明らか。子どもたちに希望ある未来を残すためにILCというチャンスがあるのだから、それを軸として攻めの地域づくりをするべきだ。」

「知らないうちに話が進んでいる。」「環境破壊が心配だ。」

私もよく耳にする話ですが、心配ならばしっかりと情報を収集して勉強して欲しいと私も思うし、そのためにこのような講演会や勉強会を実施しているのですから、ぜひ勉強会に参加して根拠ある反対論陣を張って欲しいと思います。
posted by 飯沢ただし at 14:55| 岩手 ☁| Comment(2) | ILC 【東北から世界に発信!】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする