2013年08月31日

国内候補地決定後、初のILC勉強会が開催されます!

国際経済政策調査会(PSG)主催によるILC講演会が開催されます。

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【昨年、開催されたILC講演会 講師は山下 了 先生】


日 時: 9月1日(日) 13時30分〜15時まで
場 所: 室蓬(しっぽう)ホール(一関市大東町摺沢 JR大船渡線摺沢駅隣接)

講 師: 高エネルギー加速器研究機構(KEK)名誉教授
     吉岡 正和 先生 
演 題: 東北ILCの実現


コーディネーターは飯澤 匡が務めます。

大東町におけるILC勉強会は今回で3回目。
吉岡先生は3年前に開催された第一回に続いて2回目になります。

主催者である国際経済政策調査会とは椎名素夫先生が政界入りする前から創設した団体で、ILCに関する研究会を1999年立ち上げ、勉強会を70回以上にわたり主管しています。詳細については下のリンクを参照下さい。

胆江日日新聞ILCニュースの記事

国内候補地地が北上高地と決定した後に初めて開催される講演会であり、これからの展望について情報を共有できる機会としたいと思います。国内候補地が決まるまで吉岡先生がこれまで講演会で封印してきたこと等、講演の内容には期待できるものがあるかも?

告知が直前になりましたが、ご来場をお待ち申し上げます。
posted by 飯沢ただし at 20:49| 岩手 ☔| Comment(0) | ILC 【東北から世界に発信!】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月27日

80年代にアメリカ合衆国で大型加速器計画が存在した

今後、日本政府がILCを正式決定するかどうかが課題です。
建設費と運営費をどのように賄うのかが直接的な課題となっており、今後行われる予定である政府間協議が重要な局面になります。

さて、決して話の腰を折る目的ではありませんが、過去に大型プロジェクトが頓挫した事実をILC実現のために教訓として認識しておくためにSSC(Superconducting Super Collider)について知っておく必要がありますので紹介します。

世界最大の加速器は、スイス・ジュネーブ郊外にフランスとの国境をまたいで設置されているCERN(欧州原子核研究機構)の大型ハドロン衝突型加速器(LHC)です。全周 27km を誇り、今も多くの研究が行われ、昨年の7月にはヒッグス粒子が発見されています。

しかし、アメリカのテキサス州にはそれを上回る大型加速器の建設計画があり、実際にこの建設計画は着工にまで至っていました。
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1980年代中頃、アメリカは世界最大の粒子加速器の建設を目論んでいました。
その名も「超伝導超大型加速器(SSC)」です。

リング周長約86.6kmという空前の規模であり、当初44億ドルが資金として投入されることが決まり、1991年にはテキサス州にて建設が始まりました。

しかし、1993年には建設計画の試算が120億ドルを超える事態になったのです。この時アメリカ政府は同時に国際宇宙ステーション(ISS)の予算の工面に苦悩しており、SSCとISSのどちらかを諦めざるを得ませんでした。クリントン政権下時代に結局議会によってISSの方に軍配が上がり、SSCの建設は頓挫する結果になったのです。

計画が中止された時点で、既に22.5kmもの長さのトンネルが掘られており、20億ドルの予算を失っていました。

どうにかしてこの施設を売却できないかと様々な試みがありましたが、結局どれもうまく行かず、施設と長大な地下トンネルは今も放棄されたまま残っています。


世界最大の大型加速器は廃止された

私が昨年秋にCERNを訪問した際に、ご案内を頂いた近藤名誉教授は、このSSC計画に関わっておられたそうで、当時日本からの資金援助計画も存在したそうです。

ただ、ILCとSSCの比較において決定的に異なるのは、アメリカは一国単独でSSC計画を進めようとしたのに対してILCは国際機関で進められる形態であることです。

すでに、今年の2月に世界のリニアコライダー活動を率いる新組織LCCが正式発足をしており、ILCともう一つの加速器CLICをひとつにまとめ、独自に研究開発を進めていた研究グループが協力体制を組んでいます。LCCのディレクターは先の国内候補地選定発表の際にコメントを寄せたリン・エバンス氏です。

CERNがLHC等の加速器を使用して50年以上にわたり研究を継続可能にした大きな要因は、CERNの加盟国が応分負担を約束したことにあり、ILCに正式決定に関しても国際機構が、極東に位置する加速器の運用に応分負担を確実に担保できるかどうかが焦点となりそうです。

中途で頓挫したSSCと同様なことはがILCで起こる可能性は極めて考えられませんが、ILC計画についての進行管理は住民との共通理解の下に確実に行われる必要があります。
posted by 飯沢ただし at 23:46| 岩手 ☀| Comment(0) | ILC 【東北から世界に発信!】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月23日

ILC国内候補地は『北上サイト』に決定!



国際プロジェクトであるILCを日本に呼び込むためには、早期の国内候補地選定が必要であったが、本日、研究者で組織される「立地評価会議」は、
ILC国内候補地として、北上サイトを最適とする評価を公表した。
それも「立地評価会議」のメンバー8人の委員の満場一致での決定である。

ILC戦略会議が本日プレス用にリリースした評価結果を読むと
北上サイトは、国際的に要請されている50kmの直線ルートを確保する上で、許認可、施工および運用上のリスク、工期・コストなど技術的観点からの確実性において、大きく優位であると結論された。とある。

当初から活断層との距離やアクセストンネルの長さ、排水処理によるコスト比較が脊振サイトとは大きく優位性があるとされていたが、そのまま評価に現れたようだ。
私がこれまで把握していない点として地表面のダム湖の下あるいは近傍および都市部の下を通過するという点は脊振サイトにとって大きな困難を伴う課題として挙げられた。

「技術評価」と「社会環境基盤評価」の2つが大きな評価要点であるが、
研究者の住居環境を評価する「社会環境基盤評価」は予め候補サイトから2カ所づつ仮キャンパス(AとB)が提案されていて、その評価をした模様である。
必須条件を満たすという条件のもとでの評価点では

技術評価(個別)では北上サイトが68点、脊振サイトが46点
社会環境基盤評価(個別)では北上Aが60点、北上Bが51点、脊振Aが63点、脊振Bが55点

となっており北上サイト側から懸念されていた社会環境基盤評価でも大きな差はつかなかったことが伺える。

国内候補地が北上サイトに決定し、これでようやく第一ゲートを通過したと言える。
実のところ、これから越えなけばならないハードルはいくつもあり、安心していられないのだが、本日限りはILC東北の決定に向けて第一関門を通過したことに対して、これまで携わってこられたすべての方々への労苦をねぎらいたい。

岩手からスタートしたILCへの取り組み、宮城県との共同、そして東北全体への共有意識を図るまでにも多くの時間と努力を費やしてきた。
何より、椎名素夫 元参議院議員がこのプロジェクトを評価し先鞭をつけられた慧眼と情熱に敬意を捧げたい。また、椎名先生が亡くなられた後も、今日まで先生の遺志を継いだ夢をつなぐ人たちによってようやくここまで辿りついたことは本当に感慨深い。

日本がこのプロジェクトを決定するまで私も微力ながら頑張っていきたい。
posted by 飯沢ただし at 22:28| 岩手 ☁| Comment(0) | ILC 【東北から世界に発信!】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月22日

花巻東ナインありがとう!

今回の花巻東のチームが試合毎に成長する姿は、ほんとうに清々しさと高校野球の神髄を見た。惜しくも敗れたが、ベスト4は誇れる結果。胸を張って岩手に帰ってきてほしい。

一塁ベースを駆け抜けてライトの守備位置まで行きつくくらいの全力疾走、この姿勢が隙あらば次の塁を狙う基礎になっている。これを全選手が徹底して行っていることは、いかに実戦を意識した演習を日ごろ行っている証拠だ。

こういう意味づけのある鍛錬を重ねるチームにはいつか好機がくる。
間違いなく真紅か紫紺かいずれかの優勝旗を岩手に持ってくる日は必ずくると私は信じる。


ところで、千葉選手の打法について大会本部から説明らしきものが(以下新聞記事引用)あり、賛否両論が未だに展開されている。

 大会本部によると、19日にあった準々決勝終了後、赤井淳二・大会審判副委員長が花巻東の佐々木監督と流石部長に対して「高校野球特別規則(17)バントの定義」を説明した。「バントとは、バットをスイングしないで、内野をゆるく転がるように意識的にミートした打球である。自分の好む投球を待つために、打者が意識的にファウルにするような、いわゆる“カット打法”は、そのときの打者の動作(バットをスイングしたか否か)により、審判員がバントと判断する場合もある」と明記されている。準々決勝での千葉選手の打法に紛らわしく見えるものがあったため、伝えたという。

この説明は高野連の立場とすれば、事前の善処ということなるのだろうが、2回戦と3回戦が問題なしで準々決勝だけが問題ありとしたことの判断は、まったく統一性に欠けており説得力がない。
混乱の原因者は、まぎれもなく高野連である。その責任は免れることはできないと思う。

高野連の定款第3条(目的)には
この法人は、日本学生野球憲章に基づき、高等学校野球の健全な発達に寄与することを目的とする とあり、今回の不透明な経過判断は定款に定めている目的を逸脱している。

ただ、現場対応として、今回の原因を明確にするために、あくまで結果論に基づくものであるが、準決勝であえて千葉選手にカット打法封印させずにゲームの中で主審の判断を仰ぐ選択肢はなかったか。
(蛇足ながら当日の主審は堅田主審。昭和54年 箕島ー星稜戦の星稜のエース)
もしバントと見なされアウトとなれば主審はグランドでの説明責任を伴うし、プレーヤーも納得して次の打席に臨める可能性が高まるはすだ。

しかし、素人の私が考えている以上に千葉選手の努力を知る佐々木監督には葛藤があったにちがいない。

不平等感は否めないと皆が思いつつも、現実は変えられないのが現状。
この現状を打破していくには圧倒的な実力をもって、対応するしか今のところ道はないと思う。
準決勝後に花巻東の選手が「明かに実力不足」とのコメントを語っているのが救いである。

高野連の不手際に対して外野があまりに一方的に加熱、先鋭化すると一生懸命に地道に鍛錬している選手や家族、関係者に迷惑がかかるので、その点は十分留意せねばならないが、高野連は純真無垢に白球を追い続けているプレーヤーの心を汲み取ることが基本であることを肝に銘ずべきである。
posted by 飯沢ただし at 23:55| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月19日

がんばれ花巻東

いつもは日曜だとアクセス数が落ちるのに、なぜかいつもより上がっています。
お盆休みというのに、このブログを見ている方には心から感謝申し上げます。

さて、7時間後には花巻東がベスト4をかけて徳島の鳴門と対戦しています。
3回戦の済美との戦いは岩手高校野球史に刻まれる名勝負でしたね。
辛抱強くかつ的確に選手を起用する佐々木監督の采配は見事でした。
監督の勝負どころでの的確な指示と選手も指示を遂行するだけでなく、
選手自身が現場で対応したプレーができる余裕、そういう雰囲気を感じさせます。

それは単に監督と選手の信頼といってしまえば簡単ですが、たゆまない練習とこれまでの歴戦を通じて習得したものが信頼と戦略に見事に絡み合って成熟しています。

雄星や大谷といった傑出した選手がいなくてもここまで実力を発揮できるチームに仕上げてくる花巻東は本当に素晴らしいと思います。

今度も野球王国の四国勢との対戦。
大船渡高校が春の選抜で明徳を破ったのがあるくらいで岩手県代表はこれまでは苦戦が続いています。

ちょうど40年前に盛岡三高が初出場で3回戦まで駒を進め、惜しくも延長14回で高知商業に敗れました。
延長戦に入り盛岡三高の決勝打と思われた打球が2塁ランナーに当たってしまう不運は今でも記憶に残っています。

花巻東には済美・鳴門と四国勢を2校撃破して、新たな歴史をつくってほしいものです。
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2013年08月17日

ILC国内候補地発表は23日に!

ILC研究者、候補地23日発表 国に誘致実現働き掛けへ
 超大型加速器「国際リニアコライダー(ILC)」の国内候補地を1カ所に絞る作業を進めている研究者グループ、ILC立地評価会議は16日、候補地の評価結果を23日に東大で発表することを明らかにした。候補地を一本化した上で、日本政府に誘致に乗り出すよう働き掛け、調査研究に向けた予算要望などに取り組みたい考え。
 候補地は岩手県南部の北上山地と、佐賀、福岡両県の脊振山地の2カ所。
 文部科学省が6月、日本学術会議にILC誘致の是非などを審議依頼したことから、立地評価会議は結果公表のタイミングを見極めていた。
 立地評価会議の共同議長を務める山本均東北大教授は「日本学術会議の答申の方針が固まったので、候補地を発表して次のステップに進むのが最善と判断した」と説明した。 公表に先立ち、20日には評価の経緯や方法、基準などに関する説明会を東大で開く。 立地評価会議は、国内誘致を進める研究者組織ILC戦略会議がことし1月に設立。物理学などの研究者8人が2候補地の地盤の固さや地質の形状や社会インフラなどを比較、調査してきた。
 研究者側の候補地一本化によって、今後は誘致の是非を検討している国の対応が焦点となる。国は9月に予定される日本学術会議の答申も参考に、誘致の是非や建設地などを判断する見通しだ。


2013年08月17日土曜日 河北新報電子版より



いよいよ動き出した。

日本学術会議の答申方針より先んじて発表すると、あらぬ憶測を呼ぶので「立地評価会議」は慎重を期していたわけだ。

発表後は政府が国際プロジェクトとして受け入れるかどうかの決断のみ。
次の臨時国会になるのか、もう少し先になるのか。
2年も間を置くと中国やロシアが猛烈なアピールをしてくるのは必定。

放置プレーは許されないぞ。
posted by 飯沢ただし at 23:53| 岩手 ☁| Comment(0) | ILC 【東北から世界に発信!】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月16日

今年のお盆は慌ただしく

13日の地元の摺沢あんどん祭りから始まり、川崎の花火で締めというのがお盆の定番。
しかし、写真は13日の分しかありませんふらふら
なぜなら暑うて暑うて他の夏祭りの様子は写真を撮る余裕が全くありませんでした。

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【法灯式の様子、摺沢の梅月山高建寺で厳粛に小坊主さんの提灯に灯を入れます】


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【勢揃いした小坊主さんたち、これから町を歩き一戸一戸に灯を灯します】


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【13日のお祭り広場は駅前にて、佐ノ山親方(元大関千代大海)もジャンケン大会に飛び入り参加、おやおやどんっ(衝撃)背景は某県議が指摘した4年に一度出てくるサーカス小屋ではありませんかあせあせ(飛び散る汗)市長も喜んでます】

毎年のことながら初盆供養の席やお宅を訪問するのですが、最近の世の中は忙しくなったせいかお盆は家族でゆっくり過ごすというのが優先になってきたように感じます。先祖を敬う信仰心が薄れてきたという意味ではなくて時間の過ごし方の優先度の問題です。

お盆の意義や終戦記念日の意味など伝えていかなければならない重要な日を1年に一度は必ず通り過ぎるのですから、子供たちにはしっかり考えてもらう時間が必要ですね。

posted by 飯沢ただし at 23:09| 岩手 ☁| Comment(0) | The Events  【各種催物】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月12日

第19回「岩手・宮城県境議員懇談会」

去る8月9日、標題の会が千厩町で開催されました。

自分は当日の朝に盛岡の議員会館を出発した頃から、秋田県では「かつて経験したことない大雨警報」が発令され、通過した矢巾、紫波、花巻まで車軸を通す雨の連続でした。

出席の予定だった知事や県の部長クラスの方々は災害対策本部が設置されたため急遽欠席となりましたが、これは致し方ありません。
しかし、両県の議長も参加を頂きながら今回の県境懇談会は、前回の議論を経て、初めて視察を日程に入れて、議論を交わし、懇親を深め、まさに半日がかりの濃厚な会になりました。

視察箇所は@ILCの観測地点(衝突予定地点) A大東清掃センター B千厩町内の仮設住宅

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【ムムッ 宮城の幹部は瞑想のうちに真理を悟るの境地か】


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開催地の会長が会議の座長をすることになっていることから、私が会の進行を仰せつかりました。
時間が限られていることもあり、両県執行部の方々にはかなりの制約を強制させて不自由をさせてしまいました。

東日本大震災後の対応、特に県境に跨る社会資本の整備(道路・鉄路)、放射線被害への対応、ILCへの意識共有等、この懇談会が果たす役割は岩手県と宮城県にとって意味のあることが沢山あります。

会議の最後に今後の活動方針が決議をされ、一層の活動の推進を確認しました。
今後とも会の積極的な活動にまい進してまいります。
posted by 飯沢ただし at 23:59| 岩手 ☀| Comment(0) | The Events  【各種催物】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月07日

学術会議検討委員会が答申方針を明らかに

日本学術会議とは?

日本学術会議は、科学が文化国家の基礎であるという確信の下、行政、産業及び国民生活に科学を反映、浸透させることを目的として、昭和24年1月、内閣総理大臣の所轄の下、政府から独立して職務を行う「特別な機関」として設立される。職務は以下の2つ

● 科学に関する重要事項を審議し、その実現を図ること。
● 科学に関する研究の連絡を図り、その能率を向上させること。

日本学術会議は、我が国の人文・社会科学、生命科学、理学、工学の全分野の約84万人の科学者を内外に代表する機関であり、210人の会員と約2000名の連携会員によって職務が担われている。


ILCの国内誘致に関して答申を求められている日本学術会議の検討委員会が開催され、委員長から「誘致は数年かけて判断するのが適当」とする答申方針を明らかにしたと報道された。

検討委員会の論点整理の中で
▽ 各国との経費配分や研究者らの人員確保の見通しが不十分
▽ CERNのLHCを含めた高度化を見極める必要がある
などの不確定要素が挙がったとされている。

今後、検討委員会は12日に取りまとめを行う予定になっており、8月中に答申案をまとめ、9月末には文部科学省に答申する予定。


明らかにされた方針の内容には、私自身は極めて不満であるが、これが科学界の現実として受け止めるしかない。
ただ、この学術会議の検討結果がすべてではないことを整理しておかねばならない。

政府は学術会議の答申案は参考としつつも、日本でILCを是非受け入れて欲しいとの国際専門機関のラブコールもあることから、国際動向を踏まえた判断するとしていると言明しているのも事実。

また、内閣府が所管する総理大臣が座長を務める「総合科学学術会議」という機関もあり、ILC国内誘致の本丸課題となっている総体の科学予算の措置等については、こちらの方でも議論される可能性もある。

いずれにしても結論は、現内閣がイノベーション立国としてILCがどういう位置づけにするかの決断が早期に求められるということだ。


そして、気になる国内候補地の一本化の作業であるが、私が把握している情報によれば、今後は学術会議との動きとは、独立して8月末には研究者による立地検討委員会の結果を公表するとされている。
その心はすでに既報のとおりのILC建設のスケジュール、すなわち2018年の工事着工、2028年の運用開始を目指すことにある。サイトが決定しないと具体的な建設コストの試算や政府予算への反映が困難になるのが理由。

いずれ、冷静に冷静に今後の研究者のサイト決定と政府の判断を注目していきましょう。
posted by 飯沢ただし at 16:28| 岩手 ☀| Comment(0) | ILC 【東北から世界に発信!】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月03日

悲願の「平泉ナンバー」が導入決定!



長い間取り組んできた「平泉」ナンバーが平成26年度から導入されることが国土交通省から発表されました。

歴史を辿ると、岩手県南に陸運支局の誘致運動から始まり、私がまだ県議になりたての頃、今から12年前には合併前の県南地区の自治体がこぞって参加し推進母体となりました。総会となるとそれはそれは豪華盛大な会でした。
時が流れて、陸運支局の実現が困難と判断した時に、おりしもご当地ナンバー制度がはじったことを契機に方針をマイナー変換、そして「平泉」ナンバーでいきましょうとなったと記憶しています。

市町村合併を経て、今度は商工会議所が中心となって署名活動等の運動を積極的に展開し、行政と一体となって関係省庁に猛アピールして、ようやく成就したものです。

県議会でも「岩手県南・宮城県北県境議員連盟」で積極的に取り組んだ時期もあり、私自身もこのたびの決定は感無量であります。

「平泉」ナンバーには多くの関係者がこれまで関わってこられてきました。
すべての関係者のご労苦に感謝と敬意を申し上げたいと思います。

今回の実現は単なる自動車ナンバープレートだけでなく、両磐地区と胆江地区の広域的な将来の地域戦略に大きく関わってきます。ましてやILC実現となれば、国際科学研究都市「平泉」となる可能性も十分に考えられるのです。

今回はその基礎が出来ましたので、次なる展開は我々の世代にかかっていると思ってこれから私は活動してまいります
posted by 飯沢ただし at 23:47| 岩手 ☀| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする