土曜日は門崎小学校。日曜日は達古袋小学校。

【門崎小 校舎の裏から長い間見見守ってきた楠正成】

【門崎小 児童全員によるお別れのことば】

【門崎小 「ゆりのき物語ヒストリア」を演じた先生たち】

【達古袋小 閉校式直前に静かに行われた記念碑除幕】

【達古袋小 閉校で有名になった119mの直線廊下】


【達古袋小 閉校式後に披露された歴史と思い出を綴る児童による寸劇】

【達古袋小 校舎玄関前に鎮座する味のある二宮尊徳像】
都合6校の閉校式に参加して感じたことはどの学校も地域との結びつきが緊密なこと、特に門崎小と達古袋小では小学校を中心にして地区の文化と活性が保持されていたことを再認識させてもらいました。閉校式のために短い時間でも心を込めて披露してくれた別れのことば、歌、寸劇はどこも素晴らしく子供たちの力が無限であることと未来への希望を十分に感じ取ることができました。
明治5年に学校発布されて以来140年もの間、地域の中心となって存在した小学校。これまで幾多の変遷があっても決してなくなることはなかった小学校がなくなってしまうという事実は、ある意味、近世の大きな曲がり角に我々は立っているのではないかと今日強く感じました。
今朝の報道番組で戦争の形態についてこんな話がありました。戦争は時代とともに変化をしてきた。制海権を握ることで世界を制した英国。制空権を握って世界を制した米国。そして現代はサイバーテロに代表されるように目に見えないフェーズでの戦争の時代に入ってきたとの解説者のコメントが時代の曲がり角とダブります。
情報化の進展で現代は時の流れも速く、追いつくのが精いっぱいの現状で思慮深い人材をいかに育成できるのか。はたして量から質への単純な展開で事足りるのか、グローバル化と国家の中の個人。いよいよ人間の本質が問われる時代になったのは間違いないようです。