2010年10月31日

上海万博閉幕す



上海万博が閉幕しました。入場数は大阪万博をはるかに越えるものだったそうです。

経済の発展を国際社会に認められようと国の威信をかけたイベントでしたが、私の周辺で見に行ったという人は聞いたことがありません。なぜなんでしょう? 


わが国も東京オリンピックから大阪万博の間、高度成長を果たし、米国の一国経済支配が終焉を告げるドルショックを経て経済大国とさえ称される国になりました。

経済や技術発展に伴い、公害問題など環境破壊が進みました。一方では地方からの労働力の流出により、農村社会の衰退も起こりました。まだその流れは基本的に変わっていません。


中国では日本で50年かかったことを20年足らずで追いつこうとしています。貧富の格差や環境問題、情報格差などがいっぺんに起きており、これからどのようにそれらの歪を補ってしようとするのか、上海万博が終わった今日からその課題に向き合わなくてはなりません。


良いにつけ悪いにつけ、これからもずっと付き合っていかねばならない中国。戦略的互恵関係を強調するだけでは一向に問題解決にならないと思います。
posted by 飯沢ただし at 22:45| 岩手 ☁| Comment(0) | My Opinion 【意見を申す】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月29日

2011年統一地方選挙の展望

早稲田大学マニフェスト研究所の主催による「2011年 統一地方選挙の展望」と称して研修会が東京都の日本橋の早稲田大学大学院ファイナンス研究科内であり、参加してきました。


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インターネットを活用した選挙活動も導入される流れにあることから、マニフェスト大賞の協賛企業の方々からクラウドやマーケティングのツールについての紹介がありました。

が、はっきり申し上げてイマイチの内容でありました。

どうも議員の習性としてこの種のプレゼン型説明には食いつきにくいですふらふら


しかし、マニ研所長の北川正恭氏の講演で、政府が進めている地域主権戦略会議で「地域主権改革大綱」なるものがまとめられ、その内容が行政サービスの差異を認める内容まで踏み込んでいたことまで記載されていることを聞き、早速調べてみることにしました。


いつもながら北川所長の弁舌の歯切れのよさと説得力には舌を巻きます。
posted by 飯沢ただし at 23:07| 岩手 ☀| Comment(0) | The Events  【各種催物】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月28日

シェールガスの開発進む

今朝の朝日新聞で、岩盤層に閉じ込められている天然ガス「シェールガス」の生産技術が米国で確立され、飛躍的に生産が伸びていることが紹介された。

シェールガスは深い岩盤のすき間に薄く広く存在し、成分は天然ガスとほぼ同じ。世界に広く分布しているが、掘り出すのが困難とされていた。

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この採掘技術が世界的に浸透すれば、シェールガスは従来型の天然ガスの埋蔵量の半分はあるとされているので、エネルギー勢力図を揺るがす可能性も指摘している。


我が国も輸入先が多様化されれば安価にエネルギーを調達できる可能性が広がることになる。

最近、原油高騰の影響もあって、バイオディーゼルの開発など植物からエネルギーを作り出すことを盛んに進められているが、私は食べ物は本来食べ物として役目を負わせるのが本来の筋だと常々思っている。このような採掘技術が確立したことは朗報だ。


シェールガスの採掘が進めば、従来の天然ガス調達のコストも下がる可能性があり、今後、液化天然ガス(LNG)の輸送システムなど環境整備構築に本腰を入れる必要があると考える。
posted by 飯沢ただし at 14:00| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月27日

またも朝令暮改

民主党が企業・団体からの献金を再開するとの報道があった。

個人献金が増える見込みがないからだという。党内事情で小沢前幹事長色を排除する目的もあるとも言われている。

しかし、民主党は2009年の衆議院マニフェストで「政治資金規制法を改正して、その3年後から企業・団体の献金およびパーティー券購入を禁止する」と明記していた。


こうも簡単に、マニフェスト破りがまかり通ることは政治不信を増長させるだけだ。

一体全体何のためのマニフェストだったのか?
正に羊頭狗肉。選挙目当ての空約束と言われても仕方があるまい。


地方では財源厳しい環境の中、有権者に政策をマニフェストでどのように訴えられるかと頭を悩ませているのに、天下の政府公党が安易に約束破りをすることは決して許されない。
posted by 飯沢ただし at 08:57| 岩手 ☔| Comment(0) | My Opinion 【意見を申す】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月25日

むやみな対立とは何か?

22日で閉会した9月定例会。

21年度の一般会計決算は県議会の過半数を占める「民主ゆうあいクラブ」が全員賛成して、3年ぶりの認定となりました。


私達「地域政党いわて」は

@いわてNPOセンターに関わる県のNPO支援や指導のあり方に問題あり。
A高額な知事等の公用車の選定に問題あり。
B「森のトレー事案」に関して県の説明責任に問題あり。

以上3点を象徴として、達増知事のトップマネージメントと庁内のガバナンスに疑義を呈し、不認定と結論づけました。

「地域政党いわて」だけでなく自由民主クラブや社民党、公明党、共産党、無所属の議員も全員が不認定との判断でありました。


我々は堂々と本会議場で不認定の討論をしましたが、賛成の立場をとる討論はありませんでした。


結果だけをみれば対立構図が成立したわけですが、際立ったこの結果だけを見て、議会がむやみな対立ばかりして議論の本質を失っているという評価には納得しかねます。


問題点を浮き彫りして、議論を展開したのはどこの会派だったのか、結果だけで判断せずに議論の本質を見てから評価して欲しいものです。


すべての問題を政治化して捉えれることがいかに、二元代表制を進展させていく過程で不毛なことかよくよく県民に知らせる立場の方々には熟考を求めたい。
posted by 飯沢ただし at 23:25| 岩手 ☀| Comment(0) | My Opinion 【意見を申す】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月21日

森の幽霊は征伐できたか?

メーカーに対する瑕疵責任を訴訟で勝ち取ることが「森のトレー事案」の県の姿勢でした。

しかし、先の裁判で原告は敗訴。

敗訴を受けて原告(トレー組合、岩手県と久慈市が補助参加)は即時に控訴を断念しました。

控訴断念の理由は控訴しても勝てる見込みがないことを議会に説明しましたが、私たちは納得いきません。


なぜなら前述したように県民負担を軽減するために訴訟を起こしたことは、当初からの基本スキームであり、勝てる見込みがないからでは県民に対する説明責任を果たしているとは思いません。

それに国への補助金返還額15億円は、県はトレー組合から出来るだけ回収するという手続き論に終始し、事実上県民負担になることの明言を避けています。


ただし、この問題は県の不手際だけでなく、そもそも国の巨額の補助金メニューの存在や林野庁の補助金支給側としての責任など、私は国の責任は一端どころか大いにありと思っています。


私の決算特別委員会での県への指摘は後日詳細に書きますが、最終的に県は15億円余が県民負担となることを再発防止策を提示するだけでなく、所管部の農林水産部だけでなく県庁全体で県民に示す必要があると考えます。


posted by 飯沢ただし at 18:10| 岩手 ☀| Comment(0) | My Opinion 【意見を申す】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月20日

4年前の今月今夜

昨日は県議会の記録誌『4年の歩み』で議員にも歴史ありという話題で会派室で盛り上がりましたが、ちょうど4年前に自分は何をしていたかというと

やはり決算特別委員会で質問をしておりました。


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今もクリップボードを両手で持つスタイルでして・・・
手前の高橋博之議員のヘアスタイルは 若いですな。

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来春再出馬が取りざたされているサスケ議員もおります。

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先日鬼籍に入られた佐藤正春議員も。


4年は長いようで短いし、短いようで長い。


今日は今議会のヤマ場の「森のトレー事案」の農林水産委員会の決算審査。
しっかり議論してまいります。
posted by 飯沢ただし at 00:36| 岩手 ☀| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月19日

君臨せずも統治せよ!

The Queen of England reigns but not rule.

「英国女王は君臨するが統治はしない。」という言葉があります。

統治するのは政治の役目、女王は国の象徴として君臨する。国の統治の在り様と分担を言い得た言葉だと思います。


今、県議会では21年度の行政執行を審査する決算特別委員会が行われています。昨年、一昨年と不正経理問題が発覚し、県議会は全会一致で一般会計を二年連続不認定としました。県にとっては二年連続はかなり不名誉な結果です。

さて、今年の決算審査はというと

1)NPOの不祥事問題の後始末(いわてNPOセンター)

2)不相応な知事らの公用車の選定(知事車@1400万円のハイフリット車)

など二年連続不認定の汚名挽回を期す意気込みが感じられない責任回避、凡ミス、綻びが噴出。



この原因は、根本的な問題解決策の号令を出さないのか、出せないのかよくわかりませんが、組織を統括する責任者が負うの責任だと思います。

組織末端に新鮮な血を通わせるには、心臓がしっかりしなくてはなりません。腕や脚がバランスよく動き歩を進めるには正常な信号を送らなければなりません。今の状況はまさに勝手バラバラに動いている状態です。


ひょっとしてバラバラになっているのもわからないのかもしれません。


腕や脚は動こうとしているのに統制がとれていない・・・こんな状態が続いているから自分の組織を守ろうとして変な治療を勝手に行おうとする部位も出てきています。



ガバナンスと言葉ではかっこいいですが、民間会社と異なり行政体はまた異なる文化を持つ組織。
常に引き締め、そして励ます。責任のある人の言葉と実行力しかありません。

二年連続不認定は逆に絶好の機会でしたが、黄金の魚は網から逃げてしまいました。


緩んだ網を締めるのは容易でないし、私たちはなぜ容易に逃がしたのか問う責任があります。
posted by 飯沢ただし at 23:59| 岩手 ☀| Comment(0) | My Opinion 【意見を申す】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月17日

トップマネージメントが問われるのだ!

平成21年度の決算を審査する決算特別委員会が設置され、私が会派を代表して知事に対する総括質疑を行いました。

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時間は17分と限りがあり、4分は及川幹事長に残しましたので実際は13分。

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達増知事との特別委員会での質疑のやり取りは、過去に予算特別委員会で1回、新しい長期計画での委員会で2回、今回で4回目になります。


今回、留意したのは岩手県の抱える重要課題に対して知事のトップマネージメントがどの程度効いているか、すなわち知事の意向が政策に反映しているかに絞り込みました。時間の制約があるので今回は財政規律の認識農政問題地域医療の確保について


質問の項目は事前に執行部へ提出しておかねばならないルールになっているのですが、今回は項目出しは最小限に留め、一問一答のやり取りの中で質問をひねり出す作戦でしたが、実際は時間が足らずで・・・。


戸別補償政策への大転換で混乱する本県農業をどのように展開するのか。

価格補償制度など農業政策先進地といわれるフランスなど家族農業を切り捨て大規模農業に転換させている現象は、民主党が習っている政策でもあり、中山間地農業をどのように維持していこうとするのか。

知事は130回を越える記者会見で本県農業政策を自ら語ったのは数回程度、知事は農業に熱意があるのか。


地域医療は危機的状態で今日まで何ら根本的な解決策を知事が言及してこなかったし、県庁に機構改革すらマイナー的、どうするつもりか。


主な質問内容は以上のとおりですが、質問の聞き取りから事務方は入念で答弁もしっかりガードされてしまいました。


最後に質問した県立病院の今後のあり方と地域医療確保について、残念ながら知事からは自らの言葉で具体的な方向性を示すような答弁はありませんでした。


トップマネージメントの強化やらリーダーシップについて知事が自ら力を入れていると言っている割には重要課題すらこの程度の内容では、危機認識はあれど危機突破の処方なしという批判は免れないでしょう。
posted by 飯沢ただし at 23:56| 岩手 ☔| Comment(0) | My Opinion 【意見を申す】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月02日

ついに後継が公に

久々のこのコーナー。

ついに正男君は後継者にはなれませんでした。

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キム・ジョンウン氏が(金 正恩と正式に発表される)権力を継承する人に公式に決まったようです。

正男氏は外国でインタビューを受け、なぜ正恩氏が後継者になれたかという問いに親父に一番似ているからではないかと流暢な英語で答えておりました。ご本人はどのような心境でございましょうか。
まあ責任もなく外国で御暮らしになった方が気楽であることは確かです。お金が続けばの話ですが。

他国のこととはいえ、わが国との関わりでは拉致問題も棚上げになっており、来るべき権力移譲の際にしっかりと問題解決を図るタイミングを逃さないようにしなければなりません。
posted by 飯沢ただし at 23:16| 岩手 ☁| Comment(1) | Ulala !Masao 【追跡!正男君】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする